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協定の目的
さとゆめは、「ふるさとの夢をかたちに」をコーポレートミッションに掲げ、これまで全国50か所以上で、地方創生分野における伴走型コンサルティングを展開してきました。
地域の様々な魅力を新たな視点から発掘し、磨き上げ、地域が活性化する事業の創造及び、人起点の地域活性化を推進してきた実績を高く評価いただき、このたび陸前高田市と地域活性化を目的とした協定を結ぶに至りました。
陸前高田市の「地域力」と、さとゆめの「創造力」を掛け合わせることにより、地方における新たな価値の創造と、地域人材を軸とする地域力を最大限に活用した地域活性化を推進していきます。
また、総務省の外部専門家(地域力創造アドバイザー)派遣制度(※1)を活用して、さとゆめ代表の嶋田 俊平が、地域力創造アドバイザーとして、地域力創造に関する各種助言及び支援を行います。
(※1)総務省の外部専門家(地域力創造アドバイザー)派遣制度
地域独自の魅力や価値の向上に取り組むことで、地域力を高めようとする市町村が、地域活性化の取組に関する知見やノウハウを有する外部専門家を招聘し、指導・助言を受けながら取組を行う場合に、外部専門家に関する情報提供及び招聘に必要な経費について総務省が支援する制度
https://www.soumu.go.jp/main_content/000715240.pdf
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協定の内容
さとゆめと陸前高田市は、相互に連携し、協議しながら下記を実施していきます。
1.道の駅高田松原の魅力創造に関すること
2.観光コンテンツの磨き上げ・連携による付加価値の創造に関すること
3.地域力創造に係る人材の確保・育成に関すること
4.交流人口・関係人口の拡大に関すること
5.その他この協定の目的に関すること
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各代表コメント
・陸前高田市 市長 佐々木 拓 氏
さとゆめさんは、ローカルビジネスの分野において企画力に優れた企業と認識しており、「人起点」の事業を志向している点も、今後の地方にとっては、不可欠な視点と共感しております。
陸前高田市として、今回の協定に最も期待する点も、「人」起点の地域活性化であり、具体的には「道の駅の魅力化」です。「震災の伝承」と「賑わい再生」両方の役割が期待される当市道の駅は、集客力には優れた施設でありますが、売り上げという部分では、当初予定を下回っており、まだまだ可能性のある施設だと感じております。
今回の協定を機に、さとゆめさんのアドバイスのもと、農産物・水産物・土産品、飲食、全ての分野が、オール道の駅「ワンチーム」となって販売促進に取り組むことを期待しております。
・株式会社さとゆめ 代表取締役CEO 嶋田 俊平
陸前高田市には、東日本大震災以降の報道や、実際に現地を訪問する中で、かさ上げによる市街地造成など、その前例のない難しい選択をしながら、力強く復興の歩みを進められていることに強く感銘を受けていました。そうした中で、これから、より一歩進んだ創造的なまちづくり、地域活性化に取り組んでいく際に、外部専門家(地域力創造アドバイザー)として継続的に助言・支援をしてもらえないかとお声掛けを頂き、大変光栄なこととお受けし、協議を重ねて、本協定に至りました。さとゆめが創業から約10年、全国50ほどのエリアで様々なチャレンジをする中で得られた経験や人的資源を存分に活かし、陸前高田市の地域力創造、地域活性化に貢献できるよう、全力を尽くしてまいります。
【株式会社さとゆめ 会社概要】
さとゆめは、「Local Business Incubator 〜人を起点として、地域に事業を生み出す会社〜」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 50 以上のエリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。
JR東日本との協業による「沿線まるごとホテル」(東京都奥多摩町・青梅市)、“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
所在地 :東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷 801
設立 :2012年4月17日
事業内容:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング