合同会社アイティーエスジャパン(所在地:鳥取県米子市、代表社員社長:須山 倫史)は、通園バスを利用して幼稚園に登園させている保護者と、通園バスを使っている幼稚園の経営者を対象に「通園バスの安全管理」に関する調査を行いました。
幼稚園の通園バスに、もし我が子が置き去りにされたら。
そう心配する親御さんも多いはずです。
実際に幼稚園側が行っている対策は十分に感じているか、どのような点が不安に感じているのでしょうか。
また幼稚園側はどのような対策をしていて、どのような課題を感じているのでしょう。
そこで今回、合同会社アイティーエスジャパン(https://its-japan.jp/)は、通園バスを利用して幼稚園に登園させている保護者と、通園バスを使っている幼稚園の経営者を対象に、「通園バスの安全管理」に関する調査を行いました。
調査概要:「通園バスの安全管理」に関する調査
【調査期間】2024年8月8日(木)~2024年8月13日(火)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,024人(①515人②509人)
【調査対象】調査回答時に調査回答時に①通園バスを利用して幼稚園に登園させている保護者②通園バスを使っている幼稚園の経営者と回答したモニター
【調査元】合同会社アイティーエスジャパン(https://its-japan.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
通園バスの置き去りに不安を感じる保護者は約8割!主に「バス内の子どもの確認が徹底されているか」が不安に感じている
はじめに、通園バスを利用して幼稚園に登園させている保護者に質問しました。
「通園バスの置き去りについて不安はありますか?」と質問したところ、『とてもある(36.1%)』『ややある(41.2%)』『あまりない(17.9%)』『全くない(4.8%)』となりました。
「とてもある」と「ややある」を合わせると約8割が不安があると回答したため、通園バスの安全性に対する保護者の懸念が非常に高いことを示しています。
続いて、「どのような点が不安ですか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『バス内の子どもの確認が徹底されているか(67.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『乗車・降車の際のチェック体制(44.7%)』『バスの運転手や補助員の注意力や意識(40.7%)』となりました。
保護者は子どもへの確認方法やチェック方法、乗降車時のチェック体制、運転手・補助員の注意力に対して強い不安を抱いていることが明らかになりました。
「運転手や補助員による乗車・降車チェックリストの実施」をしたら安心して利用できると約6割の保護者が回答
「通園バスの置き去り対策について、園側の対策は十分と思いますか?」と質問したところ、『とても十分だと思う(27.4%)』『やや十分だと思う(55.7%)』『あまり十分でないと思う(14.4%)』『全く十分でないと思う(2.5%)』となりました。
「とても十分だと思う」と「やや十分だと思う」を合わせると8割以上の保護者が園側の対策に一定の信頼を寄せてはいるものの、さらなる改善を求める声も一定数存在することから、改善を求める声を無視できない状況です。
「通園バスの置き去り対策として、どのような対策を求めますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『運転手および補助員による乗車・降車チェックリストの実施(55.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『バス内の防犯カメラ(35.5%)』『保護者にリアルタイムで乗車状況を通知するアプリの導入(32.8%)』となりました。
保護者は特にチェックリストの導入による確認体制の強化や、バス内を確認できる防犯カメラ、園児の乗車状況をリアルタイムで通知してくれるアプリなど技術的なサポートを通じた安心感の向上を求めていることが示されました。
通園バスの置き去り対策は不十分と感じる幼稚園経営者は一定数いる?
ここからは通園バスを使っている幼稚園の経営者にうかがいました。
「園児の通園バスの置き去りについて、何か対策は取っていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『保育園に着いたらブザーが鳴りそれを止める(46.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『乗車・降車チェックリストの実施(39.3%)』『通園バスの付き添う大人の人数を増やす(34.4%)』となりました。
続いて、「対策は十分にできていると感じますか?」と質問したところ、『とても十分だと思う(23.8%)』『やや十分だと思う(49.3%)』『あまり十分でないと思う(24.0%)』『全く十分でないと思う(2.9%)』となりました。
「とても十分だと思う」と「やや十分だと思う」を合わせると約7割の経営者が園側の導入している対策に対して、十分と感じているものの、さらなる改善を求める声も確かに一定数存在することから、対策の改善や強化が必要であることが示されました。
「通園バスの置き去り対策について、どのような課題を感じていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『人手不足(38.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『費用が高い(35.4%)』『運転手や補助員の教育と研修の継続的な実施(30.8%)』となりました。
この回答から対策の実施における人材や資金の確保に課題を感じている園が多いことが明らかになりました。十分な対策を講じるためには、この問題を解決する必要があるようです。
「安全対策について、どの程度の月額費用をかけることができますか?」と質問したところ、『~5,000円以下(12.0%)』『5,001円~10,000円以下(29.3%)』『10,001円~30,000円以下(35.2%)』『30,001円~50,000円以下(15.5%)』『50,001円以上(8.0%)』となりました。
多くの経営者が安全対策に一定の費用を割く意向を示している一方で、限られた予算内での対応が求められている現状もうかがえます。
置き去り対策をしていない園への印象は?
ここからは通園バスを利用して幼稚園に登園させている保護者にうかがいました。
「置き去り対策をしていない園に対してどのように感じますか?(複数選択可)」と質問したところ、『絶対に通わせたくない(56.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『安全意識が低い(54.0%)』『子どもの安全を軽視している(44.7%)』となりました。
保護者は置き去り対策の不備を非常に深刻に捉えており、園の安全対策が不十分であることは、信頼を損なう要因となっていることが明らかになりました。
まとめ:通園バスの置き去り対策に十分でないと感じる経営者は約3割!保護者からの信頼のためにも安全対策は重要
今回の調査で、約8割の保護者が通園バスの置き去りについて不安があることが明らかになりました。
約8割が幼稚園側の対策に一定の信頼を寄せてはいるものの、不満を感じている保護者も一定数いるため、園側の対策には改善の余地があることが示されました。
チェックリストの導入による確認体制の強化や、バス内を確認できる防犯カメラ、園児の乗車状況をリアルタイムで通知してくれるアプリなど技術面を充実させることでのさらなる安心感の工場を望む声が明らかになりました。
一方で、幼稚園の経営者側は「保育園に着いたらブザーが鳴りそれを止める」「乗車・降車チェックリストの実施」「通園バスの付き添う大人の人数を増やす」などで置き去り対策を取っていることが判明しました。
約7割の経営者はこれらで十分な対策を取れていると感じている傾向にあるものの、全員が十分に安心しているわけではない状況が見て取れることから、さらなる対策の強化が必要であると感じている方も少なくないことが示されました。
しかし、対策には人手不足や費用などの課題も感じており、安全対策に一定の費用を割く意向があっても限られた予算内での対応が求められている現状も明らかになり、約6割が毎月の安全対策に使えるのは10,000円程度であることが判明しました。
保護者は置き去り対策をしていない園に対して、絶対に通わせたくないと思う保護者が約6割いることから、置き去り対策をしていない園に対して強い不信感を抱いて安全対策の欠如が園の評価に大きく影響することが明らかになっています。
保護者からの信頼のためにも、置き去り対策を十分に行うことは重要といえるでしょう。
保護者から「乗車・降車チェックリストの実施」「保護者にリアルタイムで乗車状況を通知するアプリの導入」を求める声が寄せられてることから、これらに対応でき、尚且つ月額10,000円程度で使用することができたら更なる置き去り対策に繋がるのではないでしょうか。
「見えにくいものを見える化する」WEBアプリ【TACTICS】
TACTICS(https://its-japan.jp/tactics/)は、QRコードをスマートフォンで読み取るという操作が単純な仕組みのアプリです。
QRコードのデータをもとに「誰が・いつ・どこにいるか」の3点が瞬時に分かり一元管理できるため、コスト削減、人件費削減が可能です。
■TACTICSでできること
・業種や用途に応じてカスタマイズが可能
保育・福祉施設の危機管理や事故防止など、さまざまなシーンで活用できます
・リアルタイム記録と一元管理
「誰が・いつ・どこで」という情報をリアルタイムで記録し、一元管理が可能です
・コスト削減と業務改善
勤怠や業務内容を一括管理できるため、人件費などのコストを削減し、業務が効率化
■幼稚園の送迎バスの送り迎えで活用
1.園児それぞれにQRコードを割り当てる
2.バスに乗降車する際に、各園児のQRコードを読み取る
・親は自分の子供がいつ、どこで乗降したかリアルタイムで把握可能
・管理者はバスがいつ、どこを走っているかがリアルタイムで把握可能
園児にQRコードを割り当て、スマートフォンで読み取るだけで、バスの置き去り対策が行えます。
TACTICSを利用すると安全性の向上だけでなく効率的な運行管理が可能になるため、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
業務効率化IT導入支援事業者 ITS JAPAN LLC
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