【2024年8月27日】ヒルトン東京(新宿区 総支配人フィリックス・ブッシュ)は、高まる国内外のビジネス需要に対応し、かつ日本国内においてトップクラスのMICEホテル※としてその地位を確固たるものにするために、宴会場スペースの大規模な改装を段階的に行ってまいります。数億円規模を投資する改装の第一弾として1,000㎡の面積を有するヒルトン東京3階の宴会場フロアを全面改装、さらに約200㎡のスペースを増設します。最先端のテクノロジーを完備したフレキシブルな宴会場は古の新宿に伝わる伝統と現代の技術が融合された新空間として2024年10月に完工予定です。
※ヒルトン東京は2024年米国Cvent社が選出する世界の優秀なMICEホテル「Top 50 Meeting Hotels」のアジア太平洋部門にて4位にランクインしました。
ハード面の改装に加え、海外からの多様なニーズに柔軟に対応するため経験豊富な国際性豊かなチームメンバー(従業員)も増員。8つの言語での対応が可能となります。またイベントパッケージには、ヒルトンの排出量削減、環境保護の取り組みを支援する「カーボンニュートラル・ミーティング」のオプションを取り入れ、主催者がESG(環境・社会・ガバナンス)基準を満たすことを支援してまいります。
今回の大規模な改装プロジェクトによってヒルトン東京3階は、4つの宴会場、5つの会議室、プレファンクションルームに加えて、ブレイクアウトエリア3か所とレクチャーホールを備えた、都内でもユニークなイベント空間に生まれ変わります。柔軟性、機能性、利便性に重点を置いたこれらの空間は、スクール形式、シアター形式、正餐形式など様々なレイアウトにも対応します。大きな宴会場と隣接するスペースは、用途に応じて連結や分割が可能です。また、宴会場に組み込まれた料飲設備により、スムーズな動線が確保され、ゲストは食事や歓談を様々な利用形態にて楽しむことができます。また新しいイベント空間には、AV・ITソリューションプロバイダーVega Project K.Kとのパートナーシップの一環として、最高品質のLEDスクリーンとデジタルオーディオ技術システムを備えます。このパートナーシップは2022年に始まり、すでにヒルトン東京には日本国内のホテルボールルームでは最大級(W15.1m x H3.04m)の湾曲LEDウォールが設置されています。
HBA(ハーシュ・べドナー・アソシエイツ)が手掛けるインテリアデザインは古の新宿に伝わる伝統から着想を得た、モダンで洗練されたトーンで統一されます。新宿は100年以上にわたり、熟練した職人たちの技術によって、印刷や染め物が地場産業として息づいています。この度新たに誕生する空間には、東京の伝統色を基調とした意匠が随所に施されます。新宿に古くからある伝統的な木造建築を思わせる「茶色」、江戸時代から日本おいて様々な場面で用いられてきた「紺色」、新宿の藍染めの技術の深さを体現する「藍色」。それらが調和し、新宿の歴史の豊かさを感じさせる空間に仕上がっています。また、差し色として用いられる「黄金色」も、かつて角筈と呼ばれていた新宿一体に多くあった武家屋敷や町家を想起させます。
ヒルトン東京3階の改装に続き2025年夏には、大宴会場のある4階の改装を予定しています。今回のMICE施設の全面的なアップグレードは、会議、コンベンション、研修など様々な団体イベントにおけるヒルトン東京の価値をさらに高めることを目的としています。同様の取り組みとして、ヒルトン東京は最大3,500名が参加が可能な、イベントケータリングを館外で実施するなど、団体向けの活動の幅を広げています。
ヒルトン東京 総支配人フィリックス・ブッシュは「日本で60年以上の歴史を持つヒルトン東京は、この度、MICE施設への大規模な投資を伴う改装に着手できることを嬉しく思います。これにより、私たちは引き続き日本のトップMICEホテルとして、世界中から訪れるゲストを最先端の施設、地域に根ざしたデザイン、最新技術で魅了し続けることができます。」と述べています。また、ヒルトン東京 コマーシャルダイレクター レオ・フランケルは「この改装により、世界中からのMICEイベント需要の急増に対応できるようになります。新しいユニークな宴会場フロアは、空間の柔軟性に対するニーズの高まりに応え、経験豊富な選任チームが問い合わせから実施に至るまでシームレスなイベントを提供できるよう設計しました。」と語ります。
ヒルトン東京のAV/ITパートナーであるVega Project K.K.のマネージングディレクター、リチャード・ジョンズ氏は「ヒルトン東京と協力して、この先進的な技術をイベントスペースに導入できることを大変嬉しく思います。モジュール式のイベントスペースではAVの設定もカスタマイズが可能なため、イベント主催者に素晴らしい操作性と、真に卓越したユーザーエクスペリエンスを提供することができます。」と述べています。
ヒルトン東京について
ヒルトン東京は、世界展開を続けるホテルチェーン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルの一つとして1963年6月20日に永田町にオープン。東京オリンピックの前年、日本で初めての外資系ホテルとして誕生しました。1984年9月1日に現在の新宿副都心に移転、新宿副都心の一角、都庁にほど近く、隣に新宿中央公園という恵まれた環境にあり、充実した施設と、“ヒルトンスタンダード”といわれる高水準のサービスを誇るファーストクラスのホテルです。8階より38階までが客室となり、スイートを含む全830室の客室は、国際的ながらも日本の情緒をインテリアに取り入れ、全室有線/無線インターネットアクセスが完備されています。また、館内には、日本料理「十二颯」、中国料理「王朝」、「メトロポリタングリル」、バー&ラウンジZATTAを擁するダイニングフロアTSUNOHAZU、「マーブルラウンジ」、英国風「セント・ジョージバー」を含む6つのレストラン&バーを備えています。その他、正餐600名、立食900名まで収容可能な大宴会場と小中宴会・会議室計21室、ウェディング・チャペル、室内プール、ジム、サウナ、屋外テニスコートなどを完備したフィットネスセンター、並びに地下駐車場など、多目的ホテルとして十分な機能を備えています。ヒルトン東京に関する詳細はhiltontokyo.jp をご覧ください。
ヒルトンについて
ヒルトンは、世界126の国と地域に約7,800軒(120万室以上)のホテルを展開しているホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。ヒルトンは、世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、これまで100年以上の歴史で30億人を超えるお客様をお迎えしました。米フォーチュン誌とGreat Place To Workによる「働きがいのあるグローバル企業 世界ランキング」で第1位に選出され、世界有数の ESG投資指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」で世界的リーダーにも7 年連続選出されています。ゲストエクスペリエンスを向上するため、デジタル・キーの共有、無料の客室アップグレードの事前選択および「コンファームド・コネクティングルーム」機能など業界をリードするテクノロジーを導入しています。24グローバル・ブランド・ポートフォリオのうち、日本では、6ブランド・27軒のホテルを展開しています。また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員数は1億9,500万人以上で、ヒルトンの公式チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、宿泊や体験などに交換できるポイントを獲得することができます。また、無料のヒルトン・オナーズ・アプリから客室の選択、デジタル・チェックイン、デジタル・キー(日本国内の一部のホテルではデジタル・キーは未導入)をご利用いただけます。最新情報はstories.hilton.com、Facebook、 X、 LinkedIn、 Instagram、YouTubeをご覧ください。