調査概要

調査期間：2024年7月29日(月)〜2024年8月5日(月)

調査方法：Google フォームアンケート

調査対象：推し活アプリ「推しUP!」利用者、Xで呼びかけに応じてくださったユーザー全165名

背景

シースリーレーヴは、ノーコード開発にて推し活を応援するアプリ「推しUP!」を運営しています。推し活をもっと楽しく、便利に！をモットーとし、「推し活をされている方の悩みを少しでも解消できたら」という思いの元、推し活に関するアンケートを実施する運びとなりました。今回の調査では、推し活を実際に行っている方々の「推し活にかける費用」を探りました。

推し活をしている年代で最も多かったのは「大学生」

「推し活をしている」と答えたアンケート回答者165名のうち、約40%が大学生、ついで20代と高校生がそれぞれ約20%ずつでした。

推し活のために節約しているもの１位は「衣類」約20%の推し活ユーザーが回答【実際に推し活を行っているユーザー165人に大調査】推し活のお財布事情 — 「マル秘！みんなの推し活お財布事情」シースリーレーヴ株式会社調べ

収入・お小遣いを推し活に使っている割合「5割以上」

収入、お小遣いの何割を推し活に使っているかという質問に対して、もっとも多かった回答が「3〜4割」で23.2%であったが、、5割以上使っているというユーザーをまとめると、33.6%と、半数以上つかっている方も多いという結果が出ました。

上記のアンケート結果から、推し活ユーザーの経済状況に関して興味深い点が浮かび上がってきました。まず、推し活をしている年代で最も多かったのが「大学生」という点です。学生という限られた収入の中で、推し活に積極的に資金を充てているという事実は、推し活が若者にとっていかに特別な存在であるかを示唆しています。

これは、単に経済的な側面だけでなく、心の支えや楽しみ、自己表現の手段として、推し活が重要な役割を果たしていることを意味していると考えられます。

次に、収入・お小遣いの3割から4割を推し活に充てているという回答が最も多かった一方で、5割以上を充てているユーザーも33.6%という割合を占めた点は注目に値します。これは、推し活が単なる趣味の範囲を超え、ライフスタイルの一部として深く根付いていることを示唆しています。

では、推し活の何に最も使われているのでしょうか。

推し活で最もお金をかけているのは「グッズ購入」

推し活で最もお金をかけているものでトップが、「グッズ購入」43.2%、ついで「ライブ、イベント参戦」が30.9%。この２つがほとんどを占めていました。

グッズ購入は、推し活における最も大きな支出項目であり、多くのファンにとって欠かせない活動となっています。グッズは、商品という概念を超え、推しとの絆を深め、日常に彩りを添える大切なアイテムとなっています。

ライブ会場で限定グッズを手に入れた時の高揚感や、コレクションを眺める際の満足感など、グッズはファンに特別な体験をもたらします。また、同じグッズを持つファン同士で共感し合い、コミュニティが広がるきっかけとなることも少なくありません。

推し活のために節約しているのは「衣類」

推し活のために節約していると答えた人は79.1%。特にしていないと答えた人は20.9%。

うち、節約していると答えた人の中で、節約している項目として最も多かったのが「衣類」、ついで食費と娯楽がそれぞれ約15%という結果が出ました。

推し活歴、最も多いのが「6〜10年」

また、推し活の歴を質問したところ、もっとも多かった回答が「6〜10年」33.5%という結果になりました。

推し活を続けるために、衣類などの支出を控えたり、プチプラ商品で費用を抑えたり、他のものに予算を回すファンが多く見られました。これは、推し活が生活の中で非常に重要な位置を占めていることを示しています。限られた予算の中で、推し活と日常のバランスを取りながら、最大限に推し活を楽しもうとする工夫がうかがえます。