合同会社逆旅出版（本社：東京都港区）は、「きょうだい児」にフォーカスした絵本プロジェクトを立ち上げ、2024年月8日16日からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて支援・寄付を呼びかけました。
すでに目標金額は212%達成。4,454,250円のご支援をいただいております。
本プロジェクトの概要
本プロジェクトは、「きょうだい児」と呼ばれる、障がいや病気のある子どもたちの兄弟姉妹に焦点を当てた絵本「ぼくだってとくべつ」の制作およびきょうだい児の認知度拡大を目的としています。
障がいや病気を抱える子どもの存在は、家族に大きな影響を与えます。結果として、親のリソースが集中。兄弟姉妹への関心や支援は相対的に少なくなってしまい、十分な理解や支援を得られず、孤独や困難を感じているケースが少なくありません。
私たちは、この絵本を通して、きょうだい児一人ひとりに「君だって特別」「君は1人じゃない」というメッセージを届けたいと考えています。
同時に、きょうだい児の経験や思いを多くの方々に知っていただくことで、社会全体できょうだい児を理解し、支援する輪を広げていきたいと願っております。
クラウドファンディングの実施と成功
社会全体できょうだい児を理解し、支援する輪を広げる一歩として、本プロジェクトはクラウドファンディングを実施しました。
クラウドファンディングでは、多くの方々からご支援をいただき、目標金額の210万円を大きく上回る445万円以上の資金が集まりました。この反響の大きさに、私たちは改めてこのプロジェクトの意義を実感いたしました。支援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングでは書籍のテーマである「君だって特別」そして「君は1人じゃない」というメッセージを目に見える形で表現するため、支援してくれた方の名前を使ってデザインするページを用意。支援と共に、ページへの参加も承っております。
また全国の図書館、小学校、養護施設等に寄贈を行いたく、それに賛同するリターンも設定いたしました。2024年8月27日時点で、405冊の寄贈を決定しております。
また、児童養護施設、保育園・幼稚園、教育関連事業の方々からの「寄贈してほしい」というお申し込みも募集しております。
ご希望の方は以下のフォームよりお申込みくださいませ。
また、「本当に子供に読ませてもいいのかわからない」と不安に思う方へ答えるべく、クラウドファンディングページでは内容と制作中のラフを公開しております。
ぜひこちらもご一読くださいませ。
今後は、さらなる支援の呼びかけを継続するとともに、メディアの皆様にもこのプロジェクトを広く知っていただく活動を展開してまいります。きょうだい児への理解と支援の輪が、より一層広がっていくことを目指してまいります。
書誌情報
「ぼくだってとくべつ」
文 ヒトデ
絵 ももろ
刊行元 逆旅出版
刊行予定日 2024年11月中旬
ISBN978-4-9912620-4-3 C8737
定価1,500円予定
※刊行予定日後、全国の書店・オンライン書店で販売
※書店員様のお問い合わせは逆旅出版までお願いいたします。
原案・文 「ヒトデ」プロフィール
株式会社HF代表取締役。「今日はヒトデ祭りだぞ！」、「今日は社畜祭りだぞ！」、「最高の一品」、完全初心者のためのブログの始め方講座「hitodeblog」などの複数のサイトや、コワーキングスペース「ABCスペース」とオンラインサロン「ABCオンライン」を運営。複数のベストセラーを手掛ける中、今作「ぼくだってとくべつ」が初めての絵本原作。
▼著書一例
嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命（KADOKAWA）
「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ スキマ時間で自分の「好き」をお金に変える！（翔泳社）
イラスト ももろ プロフィール
笑い声が聞こえてくるような可愛らしい生き物のイラストが人気のイラストレーター・絵本作家。
絵本・書籍の挿絵だけでなく雑貨やぬいぐるみデザイン、広告も手がけるなど幅広い分野で活動中。動物たちの魅力がたっぷり表現されたオリジナル雑貨Bitte Mitte展開中。中国大手メーカーから文具を発売、絵本の海外翻訳版も多数。
▼著書一例
ももろのぬり絵（マール社）
ねこにゃんこれなーんだ？（岩崎書店）
絵本「ぼくだってとくべつ」は、ふれあいの暖かさや目線で心の通じ合う様子を表現してくれました。
刊行元 逆旅出版
逆旅（げきりょ）とは宿を意味する古語。逆旅出版では、旅人にとっての宿のような、人生を旅する皆様の「休憩場所」や「分岐点」となる本を制作・刊行しています。
代表 中馬さりの より
「絵本は、子どもの時はシンプルに面白い「遊び道具」として、大人になってからはじっくり意味を理解し考察できるコンテンツとして、年代を越えて楽しめるもの。
逆旅出版はそんな世代を超えて愛される絵本というジャンルに、2022年の創業時から「必ず挑戦したい」と思っていました。
絵本「ぼくだってとくべつ」はその1冊目となる書籍で、まさに子どもと大人の両方の感性で楽しんでいただける内容になりました。たくさんの方に手にとっていただくためにも、ぜひご支援をお願いいたします。」