京都芸術大学 教養科目 成果報告展
期間:2024年9月13日(金)~9月17日(火)各日10:30~18:00
会場:京都芸術大学 瓜生山キャンパス(〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116)
https://www.kyoto-art.ac.jp/info/access/
料金:無料・事前予約不要 どなたでもお気軽にお越しください
本展は、京都芸術大学の教養科目として実施されている授業の成果報告展です。今年度は初年次科目であるマンデイプロジェクトをはじめ、教養科目の中で実施している社会実装関連の成果についてご紹介いたします。
※9月13日~16日は入学試験の関係により、16:00~17:00の交通機関が混み合いますのでご注意ください。
展示内容
粟田大燈呂プロジェクト
天保3年以前で途絶えたと言われる「夜渡り神事」を、180年ぶりにアートで復活させて今年で17年目。単なる制作だけでなく、神社や周辺地域の歴史・伝承等を調査、京都の歴史・芸術・文化を掘り下げ、そこから見えてくる日本人の感性を捉えなおし、モノづくりの神髄を学びます。
展示場所:人間館ピロティ(01)
マンデイプロジェクト
1年生が前期期間の毎週月曜日に開講されるワークショップ型授業「マンデイプロジェクト」のプログラムに取り組みます。全学科混合クラス編成で課題に取り組み、基礎となる教養を身につけることで、それぞれ専門領域での学びを深めていくための土台を育みます。
展示場所:人間館内(02)
瓜生山ねぶた
夏期の2週間集中して“ねぶた”を制作する名物プログラム。入学してから半年間の学びを全て活かし、集団での長期制作、アイデアのクオリティ、ディテールへのこだわりなど、チームで高いハードルをクリアしていきながら、完成を目指します。
展示場所:人間館、ギャルリ・オーブ、興心館、直心館(03,06,10,11,12,13,14)
附属高校ねぶた
プロジェクト型学習の一環として、京都芸術大学の名物プログラムである「瓜生山ねぶた」の制作に附属高校の生徒が挑戦します。「多様な他者と協働する力」「自己効力感」「知的好奇心」を育むことを狙いとし、本学大学生の支援を受けながらこれまでに体験したことのない規模の作品を協働制作します。
展示場所:人間館(04)
HAPii+ ホスピタルアートプロジェクト
私たちが病気やけがをしたときにお世話になる病院。その空間をアートやデザインの力で、より心地よい空間に変えることを目的としたプロジェクトです。図案の構想、病院へのプレゼンテーション、作業計画の策定、院内での制作活動を進めていくなかで、デザインスキルやコミュニケーション力を習得していきます。
展示場所:人間館(05)
お化け屋敷プロジェクト
学園祭の大人気企画である「学園祭お化け屋敷」の企画・立案を学ぶことが出来るプロジェクトです。「人はなぜ怖いものに惹かれるのか」「本当の恐怖とは何か」をホラー映画鑑賞やグループワークで学びながら、企画の「軸」となるストーリーを作り、お化け屋敷内の部屋の場面設定や内装を考え、制作していきます。
展示場所:人間館(07)
フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクト
JR大阪駅前にある大阪富国生命ビルの地下2回から地上4階にわたる吹抜けアトリウム空間「フコク生命(いのち)の森」をアートでプロデュース。10年以上続くこのプロジェクトでは夏に巨大壁画、冬には本格的な立体オブジェの制作をおこないます。
展示場所:人間館(08)
京都南座看板制作プロジェクト
南座は歌舞伎発祥とされる四条河原町にある400年の伝統を持つ京都でも由緒ある劇場です。近年、耐震補強工事が完了し、伝統を保ちながら新しいイベントもできる劇場として新開場しました。横幅10メートルを超える一文字看板の制作をおこない、地域性や創造性などを学びます。
展示場所:人間館(09)
京都芸術大学
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)