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『殺人鬼フジコの衝動』や『孤虫症』など、怒濤の展開と衝撃のラストで読者を震撼させる真梨幸子の長編ミステリ『極限団地―一九六一 東京ハウス―』を新潮文庫より刊行します。
■書籍内容紹介
古きよき昭和の生活を体験してみませんか? 謝礼500万円をお支払いいたします――。リアリティショーの出演者公募で選ばれた二組の家族と番組スタッフは築60年の広大な団地に集結した。質素ながらも夢と希望にあふれる暮らし……のはずが、待っていたのは悲惨な環境だった。不倫、失踪、そして忌まわしい過去。押し寄せる惨劇に呆然必至の長編ミステリ!生きたまま、この団地から出られるのか? 『一九六一 東京ハウス』改題。
■著者紹介:真梨幸子(まり・ゆきこ)
1964(昭和39)年、宮崎県生れ。多摩芸術学園映画科卒。2005(平成17)年、『孤虫症』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーに。ほかの著書に『女ともだち』『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『初恋さがし』『教祖の作りかた』などがある。
■書籍データ
【タイトル】極限団地―一九六一 東京ハウス―
【著者名】真梨幸子
【発売日】2024年8月28日
【造本】文庫、電子版
【定価】825円(税込)
【ISBN】978-4-10-103762-2