株式会社オンワード樫山(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣)は、メンズデザイナーズブランド『JOSEPH HOMME』(ジョゼフ オム)において、MADE IN JAPANにこだわった高品質・高価格帯(通常ラインの2.5倍)の新ラインを2024年8月28日(水)より、全国の百貨店を中心とした『JOSEPH HOMME』ショップと公式通販サイト「オンワード・クローゼット」にて、順次発売いたします。
新ライン特別ウェブコンテンツ:https://crosset.onward.co.jp/feature/josephhomme_24aw_ji/
日本には明治時代から続く有数の繊維の産地が数多くある一方で、2023年に日本で供給された衣料品のうち、国産品が占める数量の割合は1.5%(過去20年で生産量6分の1)※と国内生産の減少が続いている実態があります。今回、日本でしか生産できない繊細な技術や特殊な職人技をより多くの方に知っていただきたいという思いを込め、“MADE IN JAPAN”にこだわった新ラインをスタートしました。
※日本繊維輸入組合が公表した「日本のアパレル市場と輸入品概況2023」より
新ラインは、“ストーリー性のある語れる素材と適度なフォルムでデザインを構築する”という理念のもと、「素材の加工」、「染色」、「縫製」全ての生産工程を日本国内のJ∞QUALITY認定工場中心に行うなど、モノづくりにおける品質を限りなく追求しました。また、トレーサビリティ(各工程の背景が見えること)向上にも取り組んでいます。
タイトなシルエットがメインの通常ラインに対し、新ラインは適度なフォルムを持ったデザインに落とし込んでいます。カラーはブランドの強みであるブラックを基調とし、ホワイト、グレー、ベージュなどのベーシックカラーで構成しています。
ファーストコレクションとなる24年秋冬では、シリアルナンバーが入った限定50着のカウレザーのライダースをはじめ、高級ネクタイメーカーで織られたジャガード素材を用いたアイテムや、日本に十数台しかないションヘル織機で生産されたセットアップ、素材をそのまま生かした無染色の3重織りウールコートなど、日本の匠の技が結集した全31型が登場します。そのうち、1stデリバリーの14型は、8月28日(水)より全国の『JOSEPH HOMME』ショップ(一部の店舗)と公式通販サイト「オンワード・クローゼット」で順次発売いたします。(2ndデリバリーは10月上旬に発売予定)
また、新ラインの発売を記念して、8月28日(水)~9月17日(火)の3週間、銀座三越本館6FのGINZAステージにて、POP UP STOREを開催いたします。POP UP STOREでは、1stデリバリーの14型を全てご覧いただけます。
■新ライン 主要アイテム詳細
【1stデリバリー】※8月28日(水)発売
□カウレザー ライダース
価格:¥341,000(税込)
カラー:ブラック
食用和牛の皮を副産物と考え、破棄するはずの皮をサーキュラーエコノミーするのが循環型のサステナブルなのではないか、という思いのもと、食用和牛をどうすれば衣料用に使用可能な革にできるのか、何度も試作を重ね、商品化が実現しました。
オイルを染みこませ、揉み込むことにより完成したMADE IN JAPANのライダースは、和牛の無骨さを残した仕上がりとなっており、内側に限定50着のシリアルナンバーが入った特別なアイテムです。
※和牛ライダースの製作にまつわる取材ページ
https://crosset.onward.co.jp/feature/josephhomme_wagyu_leather/
□クレストジャガード セットアップ
価格:ジャケット¥165,000(税込)、ブルゾン¥143,000(税込)、パンツ¥77,000(税込) ※画像左から
カラー:ダークグレイ
山梨県富士吉田にて、1915年に創業された高級ネクタイメーカー「川栄織物」で織られたジャガード素材を使用。
100年以上のノウハウの中で培った繊細なネクタイジャガードの技術を生かして織られており、細かい柄の表現が特徴的な高級感のあるアイテムです。デザインは「適度なフォルム」をコンセプトに、ほどよく時代感をとらえたシルエットにしています。ジャケット、ブルゾン、パンツの3型を展開。
□ションヘルギャバジン セットアップ
価格:ジャケット¥187,000(税込)、ブルゾン¥187,000(税込) ※1段目画像左から
スラックス¥77,000(税込)、タックパンツ¥88,000(税込)、カーゴパンツ¥88,000(税込) ※2段目画像左から
カラー:ブラック
愛知県尾州産地にて、1948年に創業された小塚毛織社で織られたウールギャバジン素材を使用。
「ションヘル織機」という今から50~60年前のヴィンテージ織機を使用しており、現在では製造されていない織機の為、廃業した機屋(はたや)さんから中古で買い取ったものを修理しながら使用しています。
最新の織機は効率重視でハイスピードなので、生地がフラットになりやすいですが、ションヘル織機は織るスピードが低速の為、生地に膨らみが出るのが特徴です。1反織り上げるのに3倍の時間を費やすションヘル織機ですが、丈夫で手織りに近い風合いを出すことが出来ます。ジャケット、ブルゾン、パンツ3型の計5型を展開。
【2ndデリバリー】※10月上旬発売予定
□ウールトリプルパイル コート
愛知県尾州産地の虫文毛織で織られた、希少性の高いウール3重織りメルトンコート。
3重織りという特殊な素材を、毛織物の起毛が得意とする大阪府の藤井若宮社で加工し、膨らみのあるボリュームに反して軽さを感じさせる仕上がりにしています。また、羊本来のそのままの色を生かした無染色ウールです。
ダッフルコート(¥363,000税込)、ステンカラーコート(¥374,000税込)の2型を展開。
□コーデュロイジャガード セットアップ
日本唯一のコーデュロイ産地、静岡県磐田市にて、希少性の高いジャガード織のコーデュロイを製作。
コーデュロイの様な毛足のある素材は深い色味の染色が大変難しく、色が褪せて白く見えがちですが、コールドパッチ染色法という特殊な染め方により、芯までしっかりと染めて仕上げています。
反物をサランラップの様なビニールで覆い、通常の染色工程より低い温度で、24時間かけてゆっくりと染め上げることにより、コーデュロイの芯まで染料が浸透し、深みのある色が表現できています。
ジャケット(¥187,000税込)、パンツ(¥77,000税込)の2型を展開。
■新ライン概要
□発売日:2024年8月28日(水)より発売(2ndデリバリーは10月以降発売予定)
展開店舗:新宿伊勢丹、銀座三越、有楽町阪急、六本木MID TOWN、東京大丸、松屋銀座、横浜そごう、浦和伊勢丹、梅田阪急、大阪高島屋、阿倍野近鉄、西宮阪急、広島そごう、小倉井筒屋、岩田屋
公式通販サイト「オンワード・クローゼット」(https://crosset.onward.co.jp/shop/joseph-homme?du=2)
※店舗により展開アイテムやコンテンツが異なる場合がございます。
□POP UP STORE情報
期間:8月28日(水)~9月17日(火)
場所:〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16
銀座三越 本館6階 GINZAステージ
営業時間:10:00~20:00
■LOOK
■『JOSEPH HOMME』について
“effortless” ”timeless” ”sophisticated”
「JOSEPH HOMME」は、ラグジュアリーエッセンスをコアに持つ英国のデザイナーブランド「JOSEPH」のライセンスブランドで、日本のオンワード樫山が企画生産及び販売を行っております。
2024AWに、MADE IN JAPANにこだわった新ラインがデビュー。日本の伝統技術とジョゼフ オムの素材・造形へのこだわりが詰まったスペシャルなラインです。
〈新ライン特別ウェブコンテンツ〉https://crosset.onward.co.jp/feature/josephhomme_24aw_ji/
〈公式instagram〉https://www.instagram.com/joseph_homme/