このたび、株式会社zero to one(以下「zero to one」)は、日本ディープラーニング協会(以下「JDLA」)が「G検定(ジェネラリスト検定)」(以下「G検定」)のシラバスを2024年11月実施の「G検定2024 #6」より改訂するのに伴い、zero to oneによる「G検定」対策プログラムである「人工知能基礎」(東京大学大学院松尾豊教授監修)、「G検定実践トレーニング」のバージョンアップを行い、2024年9月9日にリリースいたします。
zero to oneは、「社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す」をミッションに、東京大学大学院松尾豊教授、東北大学大学院岡谷貴之教授など有識者を顧問に迎え、昨今社会に必要とされるAIやデジタル分野の教育コンテンツを中心に提供しています。これまでに「人工知能基礎」や「ディープラーニング」はじめ20以上のオンライン教材をリリースし、上場企業を中心にのべ600社、20,000名以上のAI/デジタル人材育成を推進してまいりました。
「G検定」向けプログラムとしては、オンライン教材である「人工知能基礎」、「G検定実践トレーニング」の提供に加えて、シラバスの「詳細キーワード」を全て網羅した「G検定(AI・人工知能)用語集」や毎回全国数百人の受験者を集める「G検定全国模擬試験」を開発・提供するなど、受験生の方々の声を聞きながら内容を充実させてまいりました。実際、過去1年の間でも、仙台市主催「AIビジネス人材育成プログラム」にてご活用いただいたほか、東北大学(データ駆動科学・AI教育研究センター)、慶應義塾大学(AI・高度プログラミングコンソーシアム)などの高等教育機関、東北電力株式会社、トランスコスモス株式会社などの上場企業等、産官学をまたいでのべ1,000名以上の方々に、「G検定」合格を目指した人工知能分野の基礎学習と試験対策のためにご活用いただいております。さらに、直近合格発表があった「G検定2024 #4」では、9割以上の合格率を記録した企業・団体も出るなど、高い合格実績も誇ることも強みの1つです(*産官学における利用実績については、P3の「産官学を超えた活用事例について」をご参照ください)。
この度、「G検定」の改訂シラバスが2024年11月8日(金)、9日(土)実施予定の「G検定 2024 #6」より適用となることに合わせて、「人工知能基礎」、「G検定実践トレーニング」のバージョンアップを実施、「G検定 2024 #6」に向けて十分な学習時間を確保いただけるよう、2024年9月9日(月)より提供を開始させていただきます。また、「G検定(AI・人工知能)用語集」や「G検定全国模擬試験」についても、改訂シラバスの内容に合わせて順次更新してまいる予定で、新しい「G検定」に向けても万全の学習環境を整えてまいります。
AIの社会実装が進展する中、AIやデータに関する基礎知識は経済産業省「DXリテラシー標準」の中で「働き手一人ひとりに」必要なリテラシーとして位置付けられており、特に2022年後半からのChatGPTの誕生以降、さらに学習者の裾野が大きく広がってきています。zero to oneは、そんな裾野の広がりや環境の変化にも対応し、AIのような専門性の高い分野についても初学者でもオンラインで気軽に学び、理解することができるよう、引き続き最先端かつ質の高い学びの提供に取り組んでまいりたいと存じます。
【G検定向け各種プログラムの概要】
<人工知能基礎>
内容: 人工知能の歴史も含めた基本知識から、知識表現、自然言語処理といった概念、さらには機械学習やディープラーニングについての基本知識まで、人工知能の「基礎」を幅広く網羅したオンライン教材
構成: ビデオ教材、監修インタビュー、確認テスト(全てオンラインで完結)
監修者: 東京大学大学院工学系研究科・松尾豊教授
更新リリース日: 2024年9月9日
Web: https://zero2one.jp/product/ai-basic/
<G 検定実践トレーニング>
内容: 「G 検定」の出題範囲に応じて、出題形式である多肢選択式の練習問題を全 1,000 題以上取り揃えたオンライン練習問題集。単元別の問題練習で理解を確認し、最終的には本番を想定した模擬試験に何度でも取り組めます(全てオンラインで完結。解説付き)。
構成: 全1,000題以上の練習問題、本番を想定した模擬試験(全てオンラインで完結)
URL: https://zero2one.jp/product/g-training-v3/(新バージョンはURL更新予定)
<G検定(AI・人工知能)用語集>
内容:人工知能についての基本的な用語を zero to one が図解つきで解説するオンライン版用語集。JDLAが公開する「G検定試験出題範囲(シラバス)2021」に基づき、公開されている「詳細キーワード」を全てカバーしています。
URL: https://zero2one.jp/ai-word/
<G検定全国模擬試験>
内容: 「G検定」を目指す方々向けのオンライン全国模擬試験で、過去1,000名以上の方に受験いただき、本番試験に向けた力試しや弱点の見極めに活用いただいています。本番の約半分である100問程度を60分間でオンライン解答、結果をA~Eの判定や分野別得点率などの形でお返しします。毎回「G検定」に合わせて実施しており、次回は10月中旬を予定しています。
URL: https://zero2one.jp/product/pre-gtest_3/
【今回の追加コンテンツの概要】
・ディープラーニングの要素技術
・Attention
・ディープラーニングの応用例
・自然言語処理
・転移学習・ファインチューニング
・AI の社会実装に向けて
・AIプロジェクトの進め方
・AIに関する法律と契約
・AI倫理・AIガバナンス
(参考:追加コンテンツのキャプチャ)
【産官学を超えた活用事例について】
zero to oneのG検定向け各種プログラムは、産官学を超えてすでに幅広い方々にご活用をいただき、実際に合格に繋がっています。以下、その中でも代表的な事例を産官学それぞれよりご紹介します。
①仙台市: 仙台市が主催する「仙台X-TECHイノベーションプロジェクト」において、「AIビジネス人材育成プログラム」として2021年度より実施。「人工知能基礎」「G検定実践トレーニング」「G検定全国模擬試験」に加えて、独自のキックオフやオンライン勉強会を開催、これまでに100名以上が受講しています(主に仙台市内在住、ないし勤務の社会人の方々を公募の上、抽選により受講者を確定)。
<関連URL:https://lifeisyourtime-sendai.com//https://bd.techplay.jp/sendaixtech>
②東北大学: 学内のデータ駆動科学・AI教育研究センターが主体となり、データ科学・AI分野の知識やスキルを身に着けたい学生向けに挑創カレッジ コンピュテーショナル・データサイエンス・プログラム(CDSプログラム)の一環として、2021年度より学部学生向けに開催、「G検定」「E資格」含めて、毎年数十名が受講しています(「G検定」対策としては「人工知能基礎」「G検定実践トレーニング」を主に活用)。
<関連URL:https://aimd.cds.tohoku.ac.jp/post-753>
③慶應義塾大学: 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)傘下に2019年発足した、塾生の塾生による塾生のためのAI・プログラミング学習団体「AI・高度プログラミングコンソーシアム」(以下「AIC」)を主体に、今年度から「G検定」取得に向けたプログラムを実施。日吉キャンパスにて対面で開催されたキックオフを皮切りに、「人工知能基礎」「G検定実践トレーニング」「G検定全国模擬試験」を各自でオンライン受講、その後の直前勉強会(日吉キャンパスにて対面で開催)に加えて、AIC事務局による個別フォローアップの効果もあり、「G検定2024 #4」では9割以上の合格率を記録しました。
<関連URL:https://aic.keio.ac.jp/>
④東北電力株式会社: 「東北電力グループDX推進の取り組み」に基づき、同社のDX人財戦略の一環となるAIのビジネス活用に向けた基礎教育として,DX推進部主導で社内向けに「G検定」対策プログラムを提供。弊社は学習支援のために「人工知能基礎」「G検定実践トレーニング」といったオンライン教材や、「G検定全国模擬試験」を提供し、これまで100名以上にご利用をいただいています。
<関連URL:https://www.tohoku-epco.co.jp/dx/>
⑤トランスコスモス株式会社: 全社的なデジタルスキル強化推進施策の一環として、G検定取得を推進、育成戦略部主導で各部門から希望者を募った上で、一連の学習支援プログラムを提供。弊社は今年度より、「人工知能基礎」「G検定実践トレーニング」「G検定全国模擬試験」の提供に加えて、オンライン実施のキックオフや情報共有会に講師役で参加させていただくなど、デジタル強化施策をご支援しています。
<関連URL:https://www.trans-cosmos.co.jp>
【会社/法人概要】
正式名称: 株式会社zero to one(ゼロ・トゥ・ワン)
URL: https://zero2one.jp/
代表取締役: 竹川 隆司
設立日: 2016年1月8日
本社: 宮城県仙台市若林区卸町2-9-1
事業内容: インターネットをベースとする電子教育サービス業務