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“ライブエンターテインメントの楽しさを、興奮を、観客の皆さまと分かち合いたい！”という想いから2021年にスタートした、俳優がプロデュースを務めるプロジェクト『ACTORS☆LEAGUE』。4年目を迎える2024年、得意のダンスを活かし、振付・ステージングとしても活躍する福澤侑がプロデュースする『ACTORS☆LEAGUE in Dance 2024』が8月27日（火）に、有明アリーナで開催された。

俳優・福澤侑プロデュース　俳優たちによる本気のダンスショー！『ACTORS☆LEAGUE in Dance 2024』開催！ — ©ALD2024　撮影：小境勝巳、佐藤薫

今回のイベントでは、福澤がリーダーを務める【MISH-MASH】（福澤侑、小林亮太、高橋祐理、滝澤諒、廣野凌大、YUKI ）、石川凌雅がリーダーを務めるチーム【THUNDER MONKEYS】（石川凌雅、後藤大、里中将道、髙橋颯、古幡亮、雷太）、高野洸がリーダーを務めるチーム【cockpit】（高野洸、阿部顕嵐、皇希、spi、福島海太、山田健登）、高橋駿一がリーダーを務めるチーム【UNDER PARADOGs.】（高橋駿一、岡野海斗、加藤良輔、高橋怜也、松田昇大、泰江和明）、そしてオーディションで抜擢された、福澤希空がリーダーを務める若手チーム【LYJ】（福澤希空、安藤夢叶、小籏海王、坂田大夢、高野渉聖、高橋陸人、二宮礼夢）の個性豊かな5チームが有明アリーナのステージでダンスパフォーマンスを繰り広げる。

MCを務めるのは荒牧慶彦と佐藤流司。審査員には植木豪、SAM（TRF）、ゴリエが名を連ねた。さらに、ABEMAマルチアングル配信「植田中のブレイクルーム」で植田圭輔と田中涼星が裏解説を担当。

イベントは、廣野凌大が演じるネクサスのカウントダウンからスタート。音楽が鳴り響くとゴリエとネクサスヘッズのパフォーマンスが始まる。「Mickey」が始まると会場からは割れんばかりの手拍子が。「PECORI・NIGHT」も立て続けに披露し、会場を盛り上げた。続いて、プロローグとなる映像が会場に流れ、各チームがステージに登場しそれぞれ個性豊かなダンスを繰り広げる。最後には全員で迫力あるダンスを見せ、大きな歓声が沸き起こった。

その後、spiによる国歌斉唱、プロデューサーの福澤からの挨拶へと続いた。福澤は「普段、いろいろなお仕事をしていますが、これほど汗をかいたことはありません。序盤からこれほどかくということは、それだけ会場の皆さんの熱気がすごいということ。一夜限りのユニットを組んで、ここで踊れることをとても光栄に思いますし、ワクワクが止まりません。全身全霊をかけてダンスをするので、皆さんそれを、思う存分浴びて心の底から楽しんでいただければ」と観客に呼びかけ、「僕たちは最後まで、全身全霊で踊ることを誓います。

これより開幕です！」と宣言した。

この日のダンスパフォーマンスは、ファーストフェーズ「Task Number」とセカンドフェーズ「Free Style」という二部構成で実施。ファーストフェーズでは“すれ違い”をテーマにしたパフォーマンス、セカンドフェーズではフリースタイルダンスをそれぞれのチームが披露し、審査員によって各賞が決定する。

ファーストフェーズは、MISH-MAS、LYJ、THUNDER MONKEY、cockpit、UNDER PARADOGs.の順でダンスを踊る。口火を切ったMISH-MASHは、物語を感じさせる構成。小林をメインに据え、人がすれ違うさまを表現する。LYJは、ストーリー性とシンクロのあるダンスが見もの。THUNDER MONKEYは、クールなダンスの中にも笑いを入れたパフォーマンスで会場を沸かせた。

そして、cockpitはキレキレのダンスの中にファンタジックな要素を取り入れ、UNDER PARADOGs.は、高橋駿一を中心にアクロバティックな動きのダンスを披露した。

ファーストフェーズ後には、SAM、福澤、高野、阿部、後藤、松田、荒牧、佐藤、ネクサスヘッズが「EZ DO DANCE」を踊る場面も。荒牧と佐藤の呼びかけにより、観客も一緒になってダンスを踊る。SAM直々にダンス指導もあり、大いに盛り上がった。その後は、荒牧の呼び込みによりPaniCrewがステージに登場。「HTShow」「Turn Up The Music」「FANTASTIC VOYAGE」と続けて披露し、さすがの歌とダンスで観客を魅了した。次にWATWINGのショータイムへ。「YO MA SUNSHINE」「WATWing」「Dance Now」で会場のボルテージを上げる。

ハーフタイムSHOW後には、セカンドフェーズがスタート。UNDER PARADOGs.、cockpit、THUNDER MONKEYS、LYJ、MISH-MASHというファーストフェーズとは逆の順番でそれぞれのチームが考えたフリースタイルのダンスが披露された。

UNDER PARADOGs.は、小道具は使わず、歌とダンスでセクシーでクールなパフォーマンスを完成させた。cockpitは、「他の星の生物たちとの闘い」というしっかりとしたストーリーに則った唯一無二の世界観で魅せた。THUNDER MONKEYSは “野生”をキーワードにファーストフェーズから一転したカッコいいダンスでキメた。LYJは、勢いと若さを感じさせるまっすぐなダンスパフォーマンス。MISH-MASHは、それぞれの見せ場も作りつつ、廣野をリードボーカルに据え、会場を牽引するパフォーマンスを見せて、セカンドフェーズを締めくくった。

全チームのダンスが終わると、佐藤による「盛り上がる準備できていますか？」という煽りとともに2度目のハーフタイムSHOWへ。高野洸によるパフォーマンスでは、会場が総立ちに。「UFO」、「君という奇跡」をじっくりと聞かせ、「ASAP」ではcockpitとはまた違うアーティストとしてのパフォーマンスで会場を熱狂させる。続いて、ZIPANG OPERAが登場。「Rock Out」、「Get Over」「KAMINARI FLAVOR」、「Bangin’」を立て続けに歌い踊り、イベントに華を添えた。

イベントの最後にはそれぞれの賞が発表された。最も会場を盛り上げた「Best Pumped Up賞」はUNDER PARADOGs.の高橋駿一、「MVP賞」はTHUNDER MONKEYSの髙橋颯、「Best Performance賞」はLYJチームが受賞。LYJチームのリーダー・福澤希空は「まさか優勝できると思っていなかったですが、毎日練習した甲斐がありました。努力は裏切らないというのは本当なんだなと思いました」と喜びを語った。

そして、プロデューサーの福澤は「『ACTORS☆LEAGUE』は皆さまの推したちの普段は見られない姿や、好きなことに集中して本気で向き合う姿を見せることができる本当にいいイベントだと思います。今回、プロデューサーとしての重責をいただき、自分は何ができるんだろうと考えながら今日まで過ごしてきました」と想いを語り、会場に「皆さん、楽しかったですか？」と問いかけた。会場から大きな歓声が上がると、福澤は満面の笑みを見せ「僕たちが頑張れるのも、こうして応援してくださる皆さまのお陰です。改めて代表してお礼を申し上げたいと思います。本日は、ご来場、ご視聴ありがとうございました！」と改めて感謝を述べて、イベントを締めくくった。

『ACTORS☆LEAGUE in Dance 2024』の模様は、ABEMA PPV ONLINE LIVEで見逃し配信中（9月10日23:59まで）。また、ABEMA事後番組「アクターズリーグパーティー in Dance 2024後夜祭」（無料配信）も9月10日23:59まで配信中。