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【調査概要】
〇調査対象-「日常生活の問題に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-500名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年7月15日~7月17日
ここ1年以内で、何か断捨離しましたか?
<断捨離したコメント>
「断捨離は大好きでほぼ成し遂げた。定期的に捨てられるものを探している。(50代・男性)」
「残りの人生を考えて多すぎるものは減らしたいためです。(40代・男性)」
「コレクション整理して老後資金の足しに(50代・男性)」
断捨離をしている方は、ただ単に捨てている人だけでなく、フリマアプリなどで販売している方も多いようです。
<断捨離していないコメント>
「無駄なき生活をしているから(30代・男性)」
「もったいない感じがして捨てられません(50代・男性)」
「元々必要以上の物を余り持ちません。在ったらいいなは無くてもいいの信条です。(30代・男性)」
断捨離していないという方の中には、ただ物が捨てられないという訳ではなく、そもそも必要なもの以外買わないという方も見受けられました。
ここ1年以内で、何を断捨離しましたか?
1位は「衣服」53.4%
★ 1位:衣類を断捨離した 267名(53.4%) ★
皆さんが断捨離した中で、最も多かったのは衣服でした。
流行りやシーズンで次々買ったものの、すぐに着なくなってしまいがちです。
<1位・衣類を断捨離したコメント>
「着なくなった服が場所を取っていたので、自治会の資源回収に3袋出しました。(60代・男性)」
「似合わない服が増えてきたから(20代・女性)
「一年に一回、着なくなった服を捨てるようにしています。(30代・男性)」
「もう着なくなった若い時の服や、流行おくれのものを断捨離しました。(30代・女性)」
「近所の地区センターに衣類をリサイクル用に出せることを知ったので数回に分けて持参しました。(50代・女性)」
衣服はかさばって場所をとるので、いつまでもタンスの肥やしにするくらいなら思い切って断捨離するのもいいでしょう。
2位は「書籍」22.8%
★ 2位:書籍を断捨離した 114名(22.8%) ★
書籍もスペースをとる代表格。衣服と並んで断捨離のターゲットになりやすい傾向が見られます。
紙の塊は意外と重く、段ボール単位で捨てるのは一苦労です。
<2位・書籍を断捨離したコメント>
「読まなくなったコミックや小説を断捨離しました。買取をしてくれる本は買取に出して買取してもらえない本は処分しました。(40代・男性)」
「本が好きでよく買ってしまうので、読み終わった本を売りに出しました。(30代・女性)」
「書籍はフリマサイトで購入、読んだらすぐにほぼ売ります。心に残ったものだけ手元に置きますが、結局読まないので1年後くらいに売っている気がします。(30代・女性)」
「年間100冊ほど読書するため、半年に一度は売却する(30代・男性)」
「趣味である読書で読み終わったり興味なくなった本は売るようにしてます。(40代・男性)」
読書が趣味だと数年で凄まじい量になってしまうので、電子化できる書籍はなるべく電子化するのもいいでしょう。
3位は「雑貨」20.4%
★ 3位:雑貨を断捨離した 102名(20.4%) ★
買う時はテンションが上がりやすいけど、いざ家におくと散らばりがち・かさばりがちな雑貨類。
片っ端から段ボールに詰め込んで、一気に断捨離したくなりますね。
<3位・雑貨を断捨離したコメント>
「常に無駄なものがないか気にしているが、たまに集中的に家中見直し、カテゴリ問わず断捨離する。(40代・女性)」
「昔はまっていたアーティストのCD等もう聴くこともないものは結構廃棄しました(40代・男性)」
「物の数だけ家事が増えると聞いたので、ときめかない物はどんどん捨てます。(40代・女性)」
「物が溜まるとお金が入ってこないとの事なので、一年使ってないものは破棄しました(30代・女性)」
「昔はまっていたアーティストのCD等もう聴くこともないものは結構廃棄しました(40代・男性)」
コメントにある物の数だけ家事が増えるというのはまさにその通りで、維持管理にかかるコストを削れるだけでも断捨離の価値があるでしょう。
4位は「捨てられない」18.4%
★ 4位:何も捨てられない 92名(18.4%) ★
日本人のもったいない精神が表わすように、なかなか物が捨てられない方はたくさんいます。
ただし使わないものを置いておくだけでも、そのスペースにコストがかかることは意識しておきましょう。
<4位・何も捨てられないコメント>
「捨てられないので物が貯まる一方です。(40代・男性)」
「壊れたりしてゴミになった物以外を断捨離という名目で捨てる事はしてないです。(30代・男性)」
「何かを捨てていくのが面倒なのと、やっぱり使うかもという気持ちで捨てられていません。(30代・女性)」
「もったいない感じがして捨てられません(50代・男性)」
「断捨離したいと常に思いつつも、仕事や家事で忙しくて時間的に余裕がありませんでした。(60代・女性)」
「やっぱり使うかも」「直せば使える」などと思いながら、日々の忙しさにかまけてそのままになってしまっている方も少なくありません。
5位は「日用品」14.6%
★ 5位:日用品を断捨離した 73名(14.6%) ★
あれば便利だけど、用途が限られていて意外と使わない。日用品の中にはそういうものも多くあります。
日用品を購入する時に「他のもので代用できないか」を考えるのが、ムダな買い物を減らすコツです。
<5位・日用品を断捨離したコメント>
「2年以上使用していないもの、を基準にあらゆるものを処分しました。(30代・男性)」
「断捨離はやっておくべき事です。物が多いと遺族が困ります。(40代・男性)」
「いらない日用品はメルカリで販売するなどしました。(40代・女性)」
「そろそろ終活に向かって断捨離していこうと思う。最終的にはミニマムで暮らすようにしたい。(60代・女性)」
「断捨離はストレス解消になるし、命のお洗濯にもつながります。(40代・女性)」
遺された家族が後始末に困らないよう、元気な内からなるべく整理しておくのがいいでしょう。
断捨離をする際の基準は何ですか?
1位は「必要かどうか」56.6%
★ 1位:必要なければ断捨離する 283名(56.6%) ★
どういう基準で断捨離(要するに処分)しますか?と聞いたところ、最も多い答えが「必要かどうか」でした。
必要ないものを家においといてもムダでしかありませんから、必要な方に譲ったり捨てたりするのがおすすめです。
<1位・必要なければ断捨離するコメント>
「必要ないものなら、いつか使うかもと思って取っておいても使う事は有りません。(30代・女性)」
「不要なものを結構買っていたんだと気づかされた(30代・男性)」
「これからも必要かと吟味すると不必要だという結論になりました。(50代・男性)」
「必要ない物は取っておいても最終的に使わない。(50代・女性)」
「代用が効くかどうか。(例:りんごカッターは包丁が有れば代用できる)(30代・男性)」
他の道具で代用が効くなら、用途ごとにいちいち物を揃える必要はありません。
2位は「最近使ったかどうか」33.6%
★ 2位:最近使ってなければ断捨離する 168名(33.6%) ★
最近使ってなければ、断捨離しても困らないでしょう。
必要になったら、その時再調達すればよい話ですね。
<2位・最近使ってなければ断捨離するコメント>
「最近使っていないか今後使う予定はあるのかを考えて、使わないと思えばすぐに処分します。迷わず捨ててしまいます。(30代・女性)」
「1年間使わなかった品は、まず使う機会は無いです。(50代・女性)」
「使っていないものは将来的にも使わないケースが多いけれども、なかなか捨てられないのが現状。(60代・男性)」
「最近使ってない好きではない物は今後も使うことはないからです。(40代・女性)」
「一年以内に使ってなければこの先も使うことがないので捨てる 使っていなくても思い出があったり、手放した後再度欲しいと思っても難しいものならもう一年くらいは様子見する(20代・女性)」
「きっとその内使うかも」と思っていても、「その内」はきっと来ないから安心してください。
3位は「過去1年以内に使ったか」29.6%
★ 3位:1年間使ってなければ断捨離する 148名(29.6%) ★
「最近」の基準は、1年間とする方が多いようです。人によって2~3年以上に延びることもありますが、踏ん切りがついたら断捨離のタイミングと言えます。
<3位・1年間使ってなければ断捨離するコメント>
「1年間使用していないと捨てようと心掛けています。(40代・男性)」
「1年使ってなければ、基本的に使わないと思います。ゴミ袋に入れたら、意外とすんなり捨てれるものです。(20代・女性)」
「一年使わないならこれから使う事は無いかなと判断(40代・男性)」
「1年以内に利用がないものは断捨離する予定です。(30代・女性)」
「一年使っていないものは基本的に処分しても問題ないので迷わず(40代・女性)」
確かに、一度ゴミ袋に入れてみると、不思議と執着がなくなるので皆さんも試してみてください。
4位は「好きかどうか」23.0%
★ 4位:好きでなければ断捨離する 23.0% ★
好きじゃないものは捨てる。ときめかないものは捨てるという意見も多く出ていました。
<4位・好きでなければ断捨離するコメント>
「以前は、壊れていなければ捨てられませんでしたが、最近はときめきのなくなった物についても手放すことにしています。(30代・女性)」
「ときめかないものはいらない(40代・女性)」
「好きかどうかで断捨離出来たら楽になる(30代・男性)」
「トキメキを感じるかどうか(20代・女性)」
「好きかどうかできめました(60代・男性)」
持って・使ってテンションが上がるか、とも言い換えられるでしょう。
5位は「場所をとっているか」21.6%
★ 5位:場所をとるなら断捨離する 108名(21.6%)★
収納スペースには限りがあるので、かさばるものはなるべく断捨離したいですね。
<5位・場所をとるなら断捨離するコメント>
「物が多いと圧迫感があり、見た目的にも気分的にもよくないと思うので、場所をとっているかどうかはとても重要だと感じます。(40代・男性)」
「収納スペースには限りがあるので、場所を取るものは出来るだけ処分するようにしている。(40代・女性)」
「邪魔になる大きいものは、処分するとすっきりするので、はやめにすてる。(30代・女性)」
「嵩張るアイテムは積極的に手放したい。(40代・男性)」
「収納に場所を取っている時点で、断捨離候補になるから。(20代・女性)」
大きなものを片づけるとスペースが空くので、断捨離の成果を感じやすいでしょう。
断捨離ブームについて、どうお感じになりますか?
1位は「生活がシンプルになる」35.2%
★ 1位:生活がシンプルになってよい 176名(35.2%) ★
昨今の断捨離ブームについてどう思う?最も多かった回答が「生活がシンプルになる」でした。
<1位:生活がシンプルになるコメント>
「情報はじめ、モノが多いと脳が疲れる。社会もシンプルなほど生きやすいので、シンプル化してほしいと思う。(50代・女性)」
「物が少なくなって余計な事にイライラしなくなったと思います。家のなかがすっきりして落ち着いた雰囲気になったと私は感じました。おそらく世の中の多くの人にとっても断捨離はポジティブな影響があると思います。(60代・女性)」
「何かあって死んだときに周りに迷惑をかけなくすみます(40代・女性)」
「生活がシンプルになれば、自分のやりたいことができたときにすぐ行動できる。(30代・男性)」
「いかに不必要な物を買い、マーケティングに踊らせられているかわかった。(50代・男性)」
物が乱雑になっていると、それだけでストレスです。無理なくミニマムに暮らしたいですね。
2位は「精神的にスッキリする」24.4%
★ 2位:精神的にスッキリしてよい 122名(24.4%) ★
断捨離によって爽快感が得られるというコメントも多く寄せられていました。
<2位・精神的にスッキリしたコメント>
「空間がスッキリすると精神的に解放された気分になるので、断捨離はメリットが多いと感じています。社会的な関心が高まるのもとてもいい傾向だと思います。(40代・男性)」
「使わないものが家の中に溜まっていると空気が澱んでいるような気がする。捨てることでスッキリします。(50代・女性)」
「いつ片付けられない体になるかもしれないので、動ける内にやっておくと安心感が生まれます。(40代・男性)」
「スッキリ暮らせるのは豊かだなと思います。断捨離という言葉が広まってくれたおかげで、ものを捨てることに抵抗があるようだった両親も家の片付けを始めてくれました。(30代・女性)」
「モノを持ちすぎると精神的に圧迫されるので、いらないものを捨てて部屋をすっきりさせると心もすっきりするので良いと思います。(40代・男性)」
人によって向き不向きはあるものの、やってみる価値はありそうですね。
3位は「実行するのは難しい」10.0%
★ 3位:必要とは思うが実行は難しい 50名(10.0%) ★
断捨離してみたい、必要だとは思うけど、なかなか実行できない方も少なくありません。
皆さんはどうでしょうか。
<3位・必要だけど実行は難しいコメント>
「自分の死後を考えてできるだけ断捨離すべきだと思うが、いざ整理すると捨てるのが勿体無いと思ったりいつか使うのでは?と思ってしまい、なかなか踏ん切りがつかない。(40代・女性)」
「必要だとは思っていますが、やはりなかなか行動に移せていません。下半期に頑張ります。(30代・女性)」
「断捨離したら生活がシンプルになり良いと思うが、中々物が捨てられない。(20代・男性)」
「捨てるのが上手い人に教わりたい。(60代・男性)」
「ものを捨てるのに金がかかりすぎ。(40代・男性)」
いざ処分しようとなると、思いのほか費用がかかるのもハードルの一つになっていますね。
4位は「モノを大切にする心が育まれる」8.0%
★ 4位:モノを大切にする心が育まれる 40名(8.0%) ★
余計なモノを持たないことで、限られた持ち物を大切にする心が育まれるという意見もありました。
<4位・モノを大切にするコメント>
「必要ないものをしっかり処分するということは購入する前に必要かどうか、よく検討するようになるので無駄な消費が抑えれ、社会的にも資源の無駄使いが避けられるようになってきていると思います。(40代・男性)」
「本当に大事にしたいものがわかってくる。なので、大事じゃないものは買わなくなります。(20代・女性)」
「必要ないものは必要な人にまわる世の中になるのが理想的だと思います。メルカリで実感しました。断捨離すると不要なものに出費してたことに気づき、無駄遣いをしなくなります。(40代・女性)」
「ものを大切にすることで、持続可能な社会への貢献につながると思う(20代・女性)」
「過剰なミニマリスト思考などは理解できないが、所有物を少なくし、品質の良いものや気に入ったものを大切に長く使うことは環境的にも精神的にも良いことであると思う。(30代・男性)」
モノを大切にすることで、SDGsにも貢献できますね。
5位は「一時的なブームに過ぎない」4.6%
★ 5位:一時的なブームに過ぎない 23名(4.6%) ★
断捨離がもてはやされる中で、一時的なブームに過ぎないとする懐疑的な意見も出ていました。
<5位・一時的なブームと見ているコメント>
「どちらかというと流行り廃りの類いだと思ってる(40代・女性)」
「ブームはあると思うので、それが収まったらどうなるのかわかりません(50代・女性)」
「メルカリや中古商などが甘い汁を吸うだけの作られたブーム(40代・男性)」
「自分自身の心の余裕をもつためなどにはよいと思います。ただし、フリマアプリなどで、特典欲しさやゴミ箱代わりに、なんでも売っている場合もあるようで、それは、自分のことしか考えていないようにも思えます。(40代・男性)」
「生活を見直す機会ではメリットだと感じます。ですが昨今の断捨離ブームは「モノ」ではなく「物」を廃棄してるだけだったりします。またメルカリ等の個人売買を促すような、背景がコレらを後押ししてるようにも感じます。(40代・男性)」
コメントにある「流行り廃りの類い」とは「流行りのモノを買うために、流行らなくなったモノを捨てよう」というもので、確かにそういう方もいるでしょう。
また個人売買が盛んになればそこから利潤を得る業界や業者がいるのも事実。断捨離が単なるブームに終わらないで欲しいですね。
まとめ
今回は断捨離について、500名を対象にアンケート調査を実施し、結果を発表してまいりました。
皆さんは断捨離してますか?断捨離について、どう思っていますか?
ドリームプランニングでは、これからも日常生活の問題に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。
■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」について
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代表者 : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2005年7月
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