【メインイベント】日本スーパーライト級タイトルマッチ
王者 李健太(帝拳)
アマチュア62連勝の日本記録 チャンピオンカーニバルMVP
期待の技巧派サウスポー 初防衛戦へ
挑戦者 山本ライアン ジョシュア(ワタナベ)
多くの経験を糧に辿り着いた初のタイトルマッチ
千載一遇のチャンスを掴み取りたい
第22回を迎えたWHO‘S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTは2試合のタイトルマッチが組まれた。メインで日本スーパーライト級王者の李健太(帝拳)が同級9位の山本ライアン ジョシュア(ワタナベ)との初防戦に臨む。そしてセミファイナルではOPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦が組まれ、同級1位の中野幹士(帝拳)が同級14位のブリックス・ピアラ(フィリピン)と王座を懸けて拳を交える。
メイン登場の李は今年4月、藤田炎村(三迫)を下して初タイトル奪取に成功。約5カ月ぶりのリングでベルトを守る。藤田戦は最強挑戦者を日本王者が迎え撃つチャンピオンカーニバルの一戦として組まれ、最優秀選手にも選ばれた。李は「選ばれるとは思っていなかった。藤田選手のおかげで、それ以来の試合なので、しっかりとクリアしたい」と気を引き締める。
アマ時代に102勝10敗、高校6冠、日本記録の62連勝をマークし、19年2月にプロデビューした身長180センチの長身サウスポー。逸材として注目されてきただけにプロ転向4戦目(21年3月、石脇麻生戦)でメインに抜てきされた。李は「前回のメインより別の意味があるし感じるものもある。メインとしてしっかりと試合で魅せたい」と言葉に力を込める。
王座獲得後、ジムワークの質、内容を意識してきたという李は「(得意の)ワンツー以外にも、コンビネーション練習を入れたり、引き出しを多くすることを考えてきた。王者になってハードルを上げてきたつもり」と口にする。同門選手をまとめ、ジムをけん引する意識を持っており、王者としての自覚も十分にある。
挑戦者となる山本はタイトル初挑戦。日本人の父、フィリピン人の母を持ち、24歳でプロデビュー。3連勝から今年6月、日本同級3位アオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)に競り負けたものの、積極性のあるボディー攻撃、左右両フックを武器に攻勢を仕掛けるスタイルで互角に渡り合った。相手ペースに巻き込まれず、冷静な判断、距離感で戦う必要がある。李は「フィリピン選手のような独特なやりずらさがある。ただ今までフィリピンの強い相手と対戦しているので苦手意識はない。高いレベルの平常心、内に秘めた気持ちを試合でみせたい」と静かに燃えている。
【セミファイナル】OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦
同級1位 中野幹士(帝拳)
10戦無敗のホープ KO率90%を誇るサウスポー“鉄の拳”
待望のタイトル初挑戦で王座獲得を誓う
同級14位 ブリックス・ピアラ(フィリピン)
ボクシング大国から初来日の刺客
巧さを武器にサウスポー対決を制することが出来るか
セミで出番を待つOPBF東洋太平洋フェザー級1位中野幹士(帝拳)にとっては待望のタイトル挑戦だ。アマ7冠で18年10月のプロデビューから10連勝(9KO)でつかんだチャンスだ。コロナ禍、22年12月には右肩を負傷して長い離脱期間もあったが「ネガティブにとらえたら長かったし、ポジティブに考えれば経験を積んでこれた。ハイペースで試合をしていたら負けていたかも。現実的にはこれで良かった」と満を持してのタイトルマッチに集中している。
王座を争う同級14位のブリックス・ピアラ(フィリピン)は中野と同じサウスポー。右のリードから右アッパー、強い踏み込みからの左を狙い、接近戦にも臆するところはない。プロでは初のサウスポー対決となる中野は「狙ってくるはず。どうくるかを見極め、全部に対応できるようにしたい」と万全の対策を練ってきた。
ピアラ戦決定前には4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)とのスパーリングも2度、経験した。中野は「スピードがすごいし、ブレがない。戦い方の引き出しも知った。隙がない」と大きな刺激を受けたという。特に集中力の持続は参考になったとし「ずっと気を張り詰めている。自分はスパーリングで打ち込まれたりするので参考になった」と意識も変わったという。
中野にはベルトへの験担ぎがある。「帝拳ジムに入って王者は特別なものだと思っていたのでベルトを触ったことがない」と明かす。同門選手、アマ時代の同期ら多くの王者がいるものの「自分が取ったベルトという初めての感覚を大事にしたかった。今回、すごく楽しみにしている。お客さんに倒すところをみせて王座を取りたい。もし倒せなくても、倒しにいく姿勢をみせたい」と区切りのタイトル奪取に挑む。
アンダーカードでは宮田彪我(帝拳)がプロ4戦目で日本ランカーに挑戦。日本ライト級13位の川口高良(協栄)と対決する。また日本フェザー級8位の嶋田淳也(帝拳)はリ・ジャーミン(中国)との同級8回戦に臨む。6月に廣瀬祐也(協栄)との日本ランカー対決で引き分けて以来、約4カ月ぶりのリングで2戦ぶりの勝利を狙う。
■U-NEXT配信概要
2024年9月7日(土)
配信開始 17:35 開演予定 17:45
https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000006146?rid=PR00761
※配信時間は変更となる場合があります。
※ライブ配信後は見逃し配信を予定
【出演者】
解説:セレス小林 山中慎介
実況:鈴木 健 大町怜央 中元翔一
MC:鈴木 健
【対戦カード】
■第1試合<フェザー級4R>
尾川裕二郎(EBISU K’s BOX) vs岡崎真人(スターロード)
■第2試合<フェザー級8R>
嶋田淳也(帝拳) vsリ・ジャーミン(中国)
■第3試合<62.0㎏契約8R>
宮田彪我(帝拳) vs 川口高良(協栄)
■第4試合<OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦12R>
中野幹士(帝拳) vs ブリックス・ピアラ(フィリピン)
■第5試合<日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦>
李健太(帝拳)vs山本ライアン ジョシュア(ワタナベ)
「WHO‘S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」HP / SNS
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/dynamicgloveboxing/
「ダイナミックグローブ」とは
数々の伝説を生んだボクシング番組
「ダイナミックグローブ」が“進化”して、U-NEXTのライブ配信へ!
1954年に始まり、テレビレギュラー放送は40年以上、興行回数は622回もの歴史を誇り、大場政夫、浜田剛史、辰吉丈一郎、西岡利晃、山中慎介など、世界チャンピオンとなった名選手たちの試合を数多く中継してきた「ダイナミックグローブ」。
そんな伝説のボクシング番組の新シリーズが、U-NEXT独占のライブ配信としてスタート!
東洋太平洋タイトルマッチや日本タイトルマッチを軸に、聖地・後楽園ホールから中継するという伝統は変わらず、音響やビジョン、照明などの場内演出は一新!
セレス小林、山中慎介、長谷川穂積など豪華解説陣も加え、“進化”したボクシングイベントとして、
毎月第1週と第3週をベースに月2回のライブ配信を予定。配信はすべて見放題のため、無料トライアル期間中の方は追加料金無しで視聴可能です。
また、U-NEXTでは、「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」の過去試合や世界プロボクシング、TREASURE BOXING PROMOTIONのライブを定期的に配信中!あわせてお楽しみください。
U-NEXTとは
U-NEXTは見放題作品数No.1※の動画配信サービスです。映画、ドラマ、アニメなど33万本以上が楽しめるほか、音楽ライブや舞台に加え、サッカー、ゴルフ、格闘技など世界最高峰のスポーツをリアルタイムで観戦いただけます。さらに、108万冊以上のマンガや書籍も配信し、1つのアプリで「ビデオ」「ブック」「スポーツ」「ライブ」をシームレスに楽しめる、ジャンルを超えたエンタメ体験をお届けしています。2023年7月にParaviとサービス統合したことにより、TBS、テレビ東京のドラマ、バラエティも大量にラインナップし、さらに魅力的なサービスをお届けします。
株式会社U-NEXTは、株式会社U-NEXT HOLDINGS(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:宇野 康秀)のグループ会社です。
U-NEXT:https://video.unext.jp
U-NEXT SQUARE:https://square.unext.jp
※GEM Partners調べ/2024年7月時点
国内の主要な定額制動画配信サービスにおける洋画/邦画/海外ドラマ/韓流・アジアドラマ/国内ドラマ/アニメを調査。別途、有料作品あり。