秋田県由利本荘市岩城で50年近くにわたり、原木しいたけの栽培を行ってきた、原木しいたけ農家「岩城町農園」では、高齢化と人口減少、農業従事者の減少対策、そして、長く農業をやってきた、地域の「じっちゃん」「ばっちゃん」の生きがい創出も目的に、岩城で栽培した蕎麦と岩城町農園の自慢の原木しいたけをあわせた、冷凍そば「岩城の★HOSHIそば」開発を行いました。
岩城の地域の方たちと一緒に考え、悩み、出来上がった商品です。原木しいたけ農家として、しいたけ出汁の汁にはなによりこだわりました。
開発者の思い
秋田県由利本荘市岩城は、海と山に囲まれた集落です。私が幼い頃には、観光客で賑わい、農業も盛んな町でしたが、時代の流れには逆らうことができず、高齢化と人口減少、農業従事者の減少などにより町の農業や活気が少しずつ失われているように感じていました。
そこで、地域の農家やじっちゃん、ばっちゃんにも、もっと元気でいてほしい、少しでも長く農業を続けてもらいたいという想いから、休耕田に作付けされていた玄蕎麦を利用した冷凍蕎麦作りをスタート。
もちろん田んぼから蕎麦づくりへの転換は簡単ではなく、何度も失敗と改善を繰り返しながら、10年ほどの歳月をかけて「うまい蕎麦」が育つそば畑となりました。
蕎麦以上のこだわりは、原木干ししいたけを使ったうま味たっぷりの出汁にあります。私たちは、全国でも珍しくなった、原木しいたけ農家です。
50年近く、原木しいたけを育て続け、自宅で食べる蕎麦の出汁ももちろんしいたけ。
香り豊かで味わい濃厚、これまでのしいたけ出汁のイメージを超える、しいたけ出汁のつゆで、岩城の蕎麦をぜひお召し上がりください。
岩城の★HOSHIそばのこだわり
岩城の★HOSHIそばは、秋田でも貴重な原木しいたけ農家のこだわりの「干し」しいたけの出汁が特徴の蕎麦。原木しいたけを育てて50年近くとなる岩城町農園産の「干し」しいたけの味が、空にまたたく星のように輝く蕎麦として名付けました。
また、岩城の★HOSHIそばは、岩城で育ち、岩城で挽いて、岩城で打った、手打ち蕎麦。蕎麦粉に混ざる「蕎麦殻の欠片」を「ホシ」とも呼ぶこもネーミングの由来となっています。
岩城の★HOSHIそばは、地域の農家の仲間たちや原木しいたけ農家のこだわりが詰まった商品です。なにより「しいたけの風味」にはこだわりました。蕎麦つゆの出汁に、貴重な原木しいたけをたくさん使い、さらに、原木干ししいたけのスライスも一緒にお届け。蕎麦つゆに加えると、原木しいたけ農家が自宅で食べる、原木しいたけ農家も納得の味わいに仕上げました。
打ち粉にも自家製の蕎麦粉を使っています。通常、コストの問題などから、打ち粉にはでん粉などが使われていますが、岩城の★HOSHIそばは、蕎麦粉（一番粉）を使用しているので、ぜひ、蕎麦湯もお楽しみください。
岩城の★HOSHIそばの味わい
一番の特徴は、原木しいたけを使ったうま味の強い出汁。原木しいたけ農家が納得できる味わいになるまで何度も試食を繰り返し、そして、出汁に加えるしいたけをどんどん増やしてやっと出来上がりました。
蕎麦粉はもちろん、岩城産。喉越しと味わい、食感のバランスが良い二八蕎麦に仕上げました。
蕎麦打ち、冷凍作業も極力外気に触れないように注意し、解凍せずに茹でられる岩城の★HOSHIそばです。
秋田、東北の仲間たちと作り上げた商品です
商品のコンセプトやネーミング、ロゴマーク、パッケージデザイン、リーフレット、Webサイト、撮影、そばつゆづくりまで秋田や東北の仲間たちと開発した商品。地元岩城から、たくさんの人たちの力をあわせて、岩城の名物を全国をお届けしていきます。
プロデュース：堀井 哲平（PILE inc.）
クリエイティブディレクション&コピーライティング：佐藤 浩幸（WONDERVOGEL inc.）
アートディレクション&デザイン：河野 恵理子（PILE inc.）
写真撮影：伊藤 靖史（Creative Peg Works）
レシピ&フードコーディネート：柴田 空木（空の木Garden）
そばつゆ開発：倉田 浩一（千秋食品）
商品情報
岩城の★HOSHIそば冷凍便 セット内容
①冷凍生蕎麦（二八蕎麦） 120g×4人前
②原木しいたけの蕎麦つゆ 40g×4個
③原木干ししいたけスライス 1g×4個
主な原材料／
①そば粉、小麦粉、小麦たん白
②醤油（国内製造）、砂糖、みりん、かつお節エキス、食塩、砂糖混合異性化液糖、発酵調味料、昆布だし、しいたけ（原木）（秋田県産）、かつおパウダー／調味料（アミノ酸等）、カラメル色素、ビタミンB1（一部に小麦・大豆を含む）
③しいたけ（原木）（秋田県産）
保存方法／要冷凍。-15℃以下で保存してください
賞味期限／製造日から45日間
岩城町農園について
岩城町農園では、真心を込めて自然の味の「原木椎茸」を育てています。
原木椎茸の生産者は年々減少しておりますが、昔ながらの原木栽培にこだわりながら、「美味しい椎茸に育って欲しい！」「少しでも多くの方に本物の椎茸をご賞味いただきたい！」と願いを込めて育てています。
SDGsへの取り組み
岩城町農園では、原木しいたけの栽培に加え、地域資源を活かして水稲や露地野菜の栽培も行っています。地域で穫れた農作物の質と味を守りながら、ブランド価値を高める取り組みも行っています。
また、休耕田を利用して、太陽光パネルの下で原木しいたけ栽培を行う、営農型太陽光発電事業を実践しています。
地域の農地、休耕地の利活用とともに、脱炭素社会の実現を目指しています。
本リリースに関するお問い合わせ、取材等のご連絡は
株式会社岩城町農園までお願いいたします。
株式会社岩城町農園
〒018-1211 秋田県由利本荘市岩城滝俣字宮ノ下77
TEL：090-2405-4119
FAX：0184-72-2773
MAIL：info@iwakimachi-nouen.com