9月10日(火)に行われた「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division S 第4節」の試合速報をお知らせいたします。
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MATCH1:【AWAY】Good 8 Squad vs 名古屋NTPOJA【HOME】
■先鋒戦:〇 カワノ選手(豪鬼)(クラシック) vs 大谷選手(ケン)(クラシック) ×
「大谷選手」の使うケンが得意とする画面端の展開にさせないように、画面中央での駆け引きで見事な試合コントロールを見せる「カワノ選手」が、危なげなく第1BATTLEを先制。続く第2BATTLEでも、豪鬼の足の速さを活かし試合を優位に進める「カワノ選手」。対する「大谷選手」も相手を捕まえた時に着実にダメージを与え、第2BATTLEを取り返すも、試合全体ではなかなか「カワノ選手」を崩す事が出来なかった。勝負の決着は、最後の最後まで温めていた「カワノ選手」の「朧」が炸裂しフィニッシュ。見事な勝負強さと、引き出しの多さを見せつけて「カワノ選手」が勝利を挙げた。
■中堅戦:× ガチくん選手(ラシード)(クラシック) vs KEI.B選手(ベガ)(クラシック) 〇
「ガチくん選手」が使用するラシードに対して、立ち回りで有利だと言われているベガを使用する「KEI.B選手」の対決。序盤から「ガチくん選手」が上手く立ち回り、相手を画面端に追い詰めるものの、「KEI.B選手」が見事に切り返して逆転を見せる展開が続いた。さらに、ベガの「シャドウライズ」で相手の「ドライブパリィ」を誘い出し、パニッシュカウンターでの「通常投げ」を決めるなど、随所で読み勝ちを見せた「KEI.B選手」の勝利。ランキング争いで貴重な10ポイントを獲得した。
■大将戦:〇 ぷげら選手(ベガ)(クラシック) vs もっちー選手(豪鬼)(クラシック) ×
ベガで待ち受ける「ぷげら選手」に対し、「名古屋NTPOJA」は大方の予想を裏切り、「もっちー選手」が出場した大将戦。開幕から見事な間合い管理と地上戦で相手を圧倒したのは「ぷげら選手」、「もっちー選手」にチャンスを与えることなく、あっという間に第1BATTLEを先取。その後も決定的なチャンスを作らせず、自分のペースで試合を組み立てていった「ぷげら選手」。最後は自身が得意とする、相手の弾を見てから抜けるスーパーアーツLv.3「アンリミテッドサイコクラッシャー」で「もっちー選手」をKO。「ぷげら選手」らしいプレイを遺憾なく発揮し、ストレートで大将戦に勝利した。
アウェイ側ながら30ポイントを獲得した「Good 8 Squad」が、ポイントランキング首位を死守。第4節を終えて、すでに120ポイントを稼いだ彼らの躍進はどこまで続くのか大注目だ。
【ガチくん選手への試合後インタビュー】
Q①:本日の勝利をもってポイントランキング単独1位となりましたが、今の心境を教えて下さい。
ガチくん選手:今シーズンは通常節1位でも、過去シーズンほどメリットがないと思っています。過去シーズンだったら1位抜けするとグランドファイナルまで1ヶ月くらい期間が空いたんで、そこに向けて全力だったんですけど、今年は1位抜けでもプレイオフがあり、他と変わらない日程になります。なので、そんなに1位にこだわらず、3位までに入れれば良いかな、といった感覚です。割とそこらへんは緩く構えてますね。
Q②:現状かなりチームは好調に見えますが、好調な理由として何かございますか?
ガチくん選手:チームのみんなが強いのが一番ですね。みんな強いし、みんな準備して来るので。ただ、僕がちょっと今日は負けてしまったんで、次回以降はちゃんとポイント取れるようにはしたいなと思っています。頑張りたいですね。
Q③:好調なチームを維持する為に普段の練習や情報交換はどのようにしていますか?
ガチくん選手:普段から通話しながら攻略を共有したり、「次節、この人が来るんじゃない?」みたいな作戦も立てたりしています。あとは、他のチームの人達や、特に若手でリーグに出ていない選手とも結構良い練習させてもらっています。そういったところで、リーグに出ていない選手からも、すごい刺激をもらって、良いモチベーションを保ててるなと思っています。
Q④:本日は対ベガ戦ということで、ベガ対策は「ぷげら選手」と行うことが多いのでしょうか?
ガチくん選手:ゆうくん(ぷげら選手)とやったり、あとは他の人と対戦したりという感じです。同じチームなので、もちろんお願いはするんですが、やっぱり他の組み合わせもやっぱやらんといけんってことで、割とゆうくん(ぷげら選手)以外の選手とやったりすることも多いですね。
Q⑤:現在単独1位ということで、他のチームからのマークも強くなると予想されますが、それについて何か考えはございますか?
ガチくん選手:特に今日は人読みをしっかりされて、ホームの利を出されたなという感じがありました。実際今日人読みされた部分っていうのは、僕も常日頃から「これ多分対策されるっぽいな」って、ちょっと思っていた部分ではあったんで、そういう手癖みたいなところを、どんどん無くしていきたいなとは思います。そういうところをちょっと意識的に変えていったり、逆にそれを逆手に取るような、そういう柔軟な考えをもっと持てれば良いなとは思っています。
Q⑥:最後に次節への意気込みをお願いします。
ガチくん選手:ここまで結構良い調子で勝てて来たので、「これぞグッパチ(Good 8 Squad)!」っていうのをみなさんにお届けできとるかなと思っています。今年に限らず、来年、再来年も強いグッパチを見せていきたいので、引き続きこれからも応援よろしくお願いします。
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MATCH2:【AWAY】忍ism Gaming vs Saishunkan Sol 熊本【HOME】
■先鋒戦:〇 ヤマグチ選手(エド)(クラシック) vs ウメハラ選手(豪鬼)(クラシック) ×
両者ともに、先にチャンスを作った方が一方的にROUNDを取るような展開が続いた先鋒戦。お互いに相手の動きを警戒しながらのじりじりとした戦いが続いた。要所で豪鬼の「百鬼襲」を使った攻撃で奇襲を仕掛ける「ウメハラ選手」だったが、「ヤマグチ選手」は見事に「対空攻撃」で返して、バッチリと対策してきたことが見て取れた。その後も我慢強いで立ち回りで相手の攻撃を跳ね除けた「ヤマグチ選手」が、嬉しい今シーズン初勝利を掴み取った。
■中堅戦:× ジョニィ選手(マリーザ)(クラシック) vs ネモ選手(ブランカ)(クラシック) 〇
序盤から「ジョニィ選手」が「ジャストパリィ」や、弱攻撃での割り込みなど、防御面で「ネモ選手」に読み勝つ場面が多く見られた。そのまま相手を画面端に追い詰めた「ジョニィ選手」だったが、あと一歩相手を倒し切るには至れない。全体的には「ジョニィ選手」選手が押し気味に試合を進めているように見られたが、勝負所で「ネモ選手」が読み勝つことで逆転。最後はPERFECT K.O.を決めた「ネモ選手」が、ストレートで中堅戦に勝利した。
■大将戦:〇 ももち選手(エド)(クラシック) vs ふ~ど選手(エド)(クラシック) ×
「ももち選手」のエドに対して、同じくエドを使用する「ふ~ど選手」が、ミラーマッチ仕掛ける形となった大将戦。同世代のライバル対決、しかも同じキャラクターを使用している者同士の対戦に視聴者の注目が集まった。遠距離戦での駆け引きが鍵を握るエドのミラーマッチ、お互いに「サイコフリッカー」と「キルステップ」のフェイントの掛け合いが展開される中、先にペースを握ったのは「ももち選手」だった。「ふ~ど選手」が積極的に「ドライブゲージ」を使用することでバーンアウト状態に陥ったところを冷静に攻めた「ももち選手」。これが勝負の分かれ目となり、「ももち選手」が3-1で大将戦を競り勝った。
「ヤマグチ選手」、「ももち選手」の師弟コンビの活躍で「忍ism Gaming」は貴重な30ポイントを獲得。
更なる上位進出に向けて、チームの準備は万端だ。
【ヤマグチ選手への試合後インタビュー】
Q①:まずは今シーズン初勝利の感想を教えて下さい。
ヤマグチ選手:連敗が続いてしまっていたので、自信があんまり持てない状態ではありました。何としてでも、とりあえず1勝を取りたいなっていう思いをずっと抱いていたので、今回「ウメハラ選手」に勝てて本当に嬉しいです。今後の流れとしても、かなり大きな勝利になったかなと思います。
Q②:昨年はチームを引っ張る活躍で好調だった印象でしたが、今シーズンはどのような気持ちで臨まれましたか?
ヤマグチ選手:結果としてみれば、昨年はかなり勝てた方だとは思うんですけど、個人的に運が自分の方に向いてきた中で、勝利を重ねることが出来たという実感でした。だから、逆にその流れがこっちに向かなければ、今年は全然勝てないみたいな結果に終わってしまうことも可能性としてあると考えていました。今年は昨年と同じぐらい勝てれば良いなとは思いつつ、そこまで調子良く進まないだろうなとも思っていたので、目の前の試合を頑張るだけ頑張ろうっていう感じで挑んでいました。
Q③:少し苦しい期間もありましたが、本日の勝利で、ランキングも3位に5ポイント差の4位となりました。率直な感想を教えて下さい。
ヤマグチ選手:うちのチームは選手一人一人の力はかなり高いと思っています。総合力自体も優勝を狙える力はあると思うのですが、昨年、一昨年となかなかグランドファイナルまで進出出来ない悔しい思いをしてきました。今年も、チーム全員の調子が揃ってくれば、優勝を目指せるチームだと思います。通常節で上位3チームには入りたいね、とチームメイトと話していますが、結果として1位抜け出来たらなと思っています。
Q④:「忍ism Gaming」は、同じメンバーで絆も深いと思いますが、現在のチームの雰囲気を教えて下さい。
ヤマグチ選手:チームの雰囲気はかなり良いです。ただチーム全体としてまだ完成はしていなくて、成長段階だと思います。「ももち選手」や「藤村選手」が、ちゃんとポイントを取って踏ん張ってくれている状態なので、みんなが調子上げていけば、もっと勝てるチームだと思っています。チーム内の練習も、しっかりみんなで集まって練習したり、後ろ向きにならずに、前向きな気持ちで日々練習には取り組めていると思います。
Q⑤:今シーズン度々見られるエドvs豪鬼の組み合わせについて、「ヤマグチ選手」の印象を教えて下さい。
ヤマグチ選手:まだどっちが有利とか不利とか言えないくらい難しい組み合わせだなと個人的には思っています。というのも、エドも豪鬼もすごく動きの幅が広いキャラクターかつ、結構難しいキャラクターです。これからどんどん攻略の内容が変化していって、多分試合内容もどんどん変わっていくんだろうなと予感しています。
Q⑥:最後に次節への意気込みをお願いします。
ヤマグチ選手:個人的には今回の初勝利がかなり嬉しくて、ここから良い流れで行けたら良いなって思います。もっと頑張って行きたいと思うので、皆さん応援のほどよろしくお願いいたします。
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MACTH3:【AWAY】FUKUSHIMA IBUSHIGIN vs DetonatioN FocusMe【HOME】
■先鋒戦:〇 ヤナイ選手(ベガ)(クラシック) vs ナウマン選手(ケン)(クラシック) ×
先鋒戦序盤は「ナウマン選手」の攻撃が上手くヒットし、体力リードを奪うものの、「ヤナイ選手」は絶妙なジャンプ攻撃と、強気な「通常投げ」でダメージを奪い返し逆転に成功する。第1BATTLEで勢いに乗った「ヤナイ選手」は、続く第2BATTLEでも、見事な「空対空」を披露するなど、勝負所の読み合いを制すことで相手を圧倒。2-0のストレートで勝利を収め、自身の今季初勝利を飾った。
■中堅戦:× ササモ選手(エド)(クラシック) vs まちゃぼー選手(豪鬼)(クラシック) 〇
開幕直後から「ドライブインパクト」や「無敵技」での切り返しなどで強気な攻撃を仕掛ける「まちゃぼー選手」。それに対抗するかのように、「ササモ選手」も強気な攻めを展開し、両者の激しい意地のぶつかり合いが繰り広げられた。互いに1BATTLEずつ取り合い、最終BATTLEへともつれ込んだ中堅戦の結末は、「まちゃぼー選手」が相手を画面端まで追い込んだところで見せた、まさに”最適解”と言える攻めで押し切り、勝負あり。2-1で「まちゃぼー選手」が勝利を収めた。
■大将戦:〇 翔選手(ベガ)(クラシック) vs 板橋ザンギエフ選手(ザンギエフ)(クラシック) ×
これまで使用していた豪鬼ではなく、ベガで出場した「翔選手」に対し、「板橋ザンギエフ選手」が長年の相棒ザンギエフで出場。今後のシーズンの行方を占う上で重要な大将戦は、両チームのリーダー対決となった。開幕からどっしりとした地上戦と、空中からの攻撃を展開した「翔選手」が、ベガの強みを活かした立ち回りで試合の主導権を握った。「板橋ザンギエフ選手」も強気に「スクリューパイルドライバー」を仕掛け、読み合いを仕掛けるものの、一度「翔選手」に傾いた流れを呼び戻すことは出来なかった。試合が進むにつれて、間合い管理や「差し返し」の精度が研ぎ澄まされていった「翔選手」が試合を完全に掌握、圧巻のストレート勝利でチームに20ポイントを持ち帰った。
今回の勝利で「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」はランキング2位へと浮上。次節の首位攻防戦に否が応でも注目が集まる。
【ヤナイ選手への試合後インタビュー】
Q①: チームの勝利とヤナイ選手の今シーズン初勝利おめでとうございます。率直な感想をお願いします。
ヤナイ選手: 今までも「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」はコンスタントにポイントを稼いで来れていて、今回ようやく僕も勝利することができました。チームみんなで勝てている感じがあって本当に嬉しいですね。
Q②:ヤナイ選手個人としては久しぶりのSFリーグ参戦ですが感想を教えて下さい。
ヤナイ選手: 僕が初めて出た時期(2021年)だと、大きい大会の出場経験があまりなくて、めちゃくちゃ緊張しながらの参加をしていました。もちろん今回の出場でも緊張はしているのですが、元々SFリーグ関係無しに、一緒に練習をしていた仲の良い人達と出場できているので、結構気持ち良く試合が出来ています。あとは大会慣れもしてきました。
Q③:「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」のホームタウンである福島の飯坂温泉の方々や、ご家族など、チームや「ヤナイ選手」のご活躍について、どのような反応をされていますか?
ヤナイ選手:飲食店や温泉施設、「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」のゲーム施設などで、「見てます!」とお声がけいただいていて、色々な方に知っていただいていると実感できています。本当にうれしい限りです。
家族には、毎度観てもらっているみたいで、この前帰省した際にも、家族や親戚みんなが集まっていたのですが、「こんなに色々な人に観てもらってるのすごいね!」という言葉をいただきました。
Q④:次節や残りのシーズンに向けての意気込みをお願いします。
ヤナイ選手:「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」というチームはどんどん進化していくというか、1節ごとにどんどんみんな上手くなっているので、この調子で優勝目指して頑張っていきたいと思います。
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順位表(Division S 第4節 終了時点)
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順位推移表(Division S 第4節 終了時点)
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次回「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、9月18日(水)18時40分から「Division F 第4節」を放送!
次回、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、9月18日(水)18時40分から「Division F 第4節」を「CAPCOM Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて配信します。
▼対戦カードはこちら
MATCH1:【AWAY】CAG OSAKA vs 広島 TEAM iXA【HOME】
MATCH2:【AWAY】VARREL vs Crazy Raccoon【HOME】
MATCH3:【AWAY】Belc FAV gaming vs Yogibo REJECT【HOME】
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「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」について
「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、大ヒット対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズを使用した、日本最高峰のカプコン公式チームリーグ戦です。
2018年より始まり、7シーズン目を迎える2024年シーズンは、シリーズ最新作『ストリートファイター6』で開催。大会規模を拡大し、過去最大となる合計12チームが参画し、激戦を繰り広げます。
さらに、今シーズンから初の試みとして、12チームを6チームずつに分けてリーグ戦を行う「2 Division(ディビジョン)制」を導入。
どのような展開が繰り広げられるのか予測不可能な本大会の結末を、皆さん一緒に見届けましょう。
「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、「CAPCOM Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて、全節オンラインライブ中継を配信いたします!
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株式会社カプコンについて
1983年の創業以来、ゲームエンタ-テインメント分野において数多くのヒット商品を創出するリーディングカンパニー。代表作として「バイオハザード」、「モンスターハンター」、「ストリートファイター」、「ロックマン」、「デビル メイ クライ」などのシリーズタイトルを保有しています。本社は大阪にあり、米国、イギリス、ドイツ、フランス、香港、台湾およびシンガポールに海外子会社があります。