株式会社学情(本社:東京都中央区)は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「転職意向」に関して調査。転職について、「社会人になる前から視野に入れていた」と回答した20代が64.7%に上りました。6割を超える20代が、社会人になる前から転職をキャリアの選択肢にしていたことが分かります。一方、「転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあった」と回答した20代は約7割でした。転職すべきか迷った理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思った」が最多、転職すべきか迷わなかった理由は「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が最多となっています。
【TOPICS】
(1)社会人になる前から転職を視野に入れていた20代が、6割を超える
(2)転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあったと回答した20代が約7割
(3)転職すべきか迷った理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思った」が最多
(4)転職すべきか迷わなかった理由は、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が最多
【調査の背景】
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まっています。20代の中には、新卒での就職を「ファーストキャリア」と表現し、転職を通じてキャリアを形成していきたいと考える人もいます。転職への関心が高まるなか、20代の転職意向について調査しました。
(1)社会人になる前から転職を視野に入れていた20代が、6割を超える
「社会人になる前から、転職を視野に入れていた」と回答した20代が64.7%に上りました。6割を超える20代が、社会人になる前から転職をキャリアの選択肢にしていたことが分かります。
(2)転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあったと回答した20代が約7割
「転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあった」と回答した20代が68.8%に上りました。約7割の20代が転職活動において、実際に転職するか迷う経験をしていることが分かります。「迷うことはなかった」と回答した20代は、31.2%でした。
(3)転職すべきか迷った理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思った」が最多
転職すべきか迷った理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」が56.3%で最多。次いで、「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」51.4%、「一般的に『とりあえず3年以上働いてから』と言われているから」40.4%が続きました。転職すべきか迷う20代は、新卒で入社した企業で一定期間働くことが必要だと考えていることがうかがえます。
(4)転職すべきか迷わなかった理由は、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が最多
転職すべきか迷わなかった理由は、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が69.9%で最多。次いで、「年齢を問わず転職が当たり前になっているから」44.6%、「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」41.0%が続きました。
■調査概要
・調査期間:2024年8月1日~2024年8月16日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象: 20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
・有効回答数:315件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■株式会社学情とは
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代社会人・学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。
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