2024年9月1日、株式会社白青社（熊本県熊本市）とスタンプアーティストの小山田将監（熊本県熊本市）が、株式会社コスモスイニシア（東京都港区）が手がける東京都江戸川区の新築マンションプロジェクトに参加し、地域のインスピレーションをもとに住人と共にアート作品を制作する計画を発表しました。
地域とマンション住空間を合わせたシンボルとして、豊かさ を表すウェル(WELL)と、地域の資源から作られるNEST(巣)を合わせ たウェルネストという造語を考え、コンセプトとしました。
株式会社白青社について
白青社は熊本を拠点に、不動産開発と店舗計画に特化したプロジェクトマネジメントを行っています。建築から販促まで一貫したサービスを提供し、クライアントのコンセプトを可視化することを目指しています。設立以来、地域の歴史的建造物を活用したデザインプロダクトの開発など、多岐にわたる事業を展開しています。
小山田将監について
小山田将監は、オランダでの活動を経て熊本を拠点に活動するスタンプアーティストで、「小山田家商會」の代表作家として知られています。彼の作品は「生活芸術」をコンセプトに、日常生活の中でアートを楽しむことを目指しています。
共同プロジェクトの背景
白青社と小山田は、これまでにも「熊本博覧百貨」などのプロジェクトで定期的に協業し、チームアップ体制を組んでいます。この長年のパートナーシップにより、地域に根ざしたアート作品制作のため、共にフィールドワークを行い、考え、プロジェクトを進めています。このプロジェクトは、地域の文化や歴史を取り入れたアート作品を通じて、住人同士のつながりを深めることを目的としたレジデンスをフィールドとした同社初のプロジェクトになります。今回はワークショップの手法を採用し、地域の特色を反映した作品をそこに住む人々と共同で制作します。これにより、住人は自らの住まいに対する愛着を深めるとともに、地域コミュニティの一員としての意識を高めることが期待されています。
小山田は、「アートは人々をつなぐ力を持っています。今回のプロジェクトを通じて、地域の魅力を再発見し、住人と共に新しい価値を創造していきたいです」とコメントしています。
白青社は、本プロジェクトを、住まいを単なる居住空間ではなく、地域とのつながりを感じられる場にすることを目指しています。アートを通じて、住人と地域が一体となる新しい形のコミュニティを創造するトリガーにしたいと考えています。
白青社と小山田は、今後も日本国内外で様々な企業と協力し、人々をつなぐアート作品を制作していく計画です。このプロジェクトが成功することで、他の地域でも同様の取り組みが広がることを期待しています。