フェルメクテス株式会社(本社:山形県鶴岡、以下フェルメクテス)は、ICCパートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、以下ICC)が主催する「Industry Co-Creation ® (ICC)サミット KTOYO 2024」内で行われた「リアルテック・カタパルト」において2位入賞、さらに別部門で開催されたフード&ドリンクアワードにて、職人技部門、社会性部門で3位入賞しました。
Industry Co-Creation(ICC)サミット概要
Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」をコンセプトとし、毎回400名以上が登壇、総勢1,200名以上が参加するエクストリーム・カンファレンスです。経営者や幹部、プロフェッショナルなどが集まり参加者同士が議論や学び合いながら、業界動向やマネジメントについて意見交換を行います。
Industry Co-Creation(ICC) サミットウェブサイト:https://industry-co-creation.com/
◆REALTECH CATAPULT(リアルテック・カタパルト)
ベンチャー企業や大手企業の新規事業の責任者が7分間でプレゼンテーションする「カタパルト」はICCが力をいれている部門でもあります。リアルテック・カタパルトは革新的な技術を持つスタートアップ企業や新規事業者がプレゼンテーションを行い、企業の経営者、技術者など、多様なバックグラウンドを持つ審査員が、プレゼンテーションを評価します。
フェルメクテスは、環境に負荷をかけないタンパク質の確保が急務である背景を解決課題とし、今まで食べてきた納豆に含まれる納豆菌そのものをタンパク質源として食品化しました。納豆菌は生産効率が極めて優れており30~60分で2倍量になるため、広い土地を使わずとも大量に効率よく生産することが可能です。環境に負荷が少ない方法で食糧増産を行いタンパク質を生産することが、これからの未来に必要だと考え、量産体制の準備と商品化に向けての研究開発を行なっています。この度は、納豆菌粉生産の効率の高さや環境低負荷、社会性について評価いただきました。
リアルテック・カタパルト生配信アーカイブ:長内登壇時間:37分〜
◆フード&ドリンクアワード
フード&ドリンクアワードは、コミュニティ型カンファレンスであるICCサミットが開催するアワードです。全国から集まった食品や飲料の企業がブースを出展し、70名超の審査員やオーディエンスが審査を行います。審査項目は「美味しさ」「社会性(サステナビリティ)」「職人技(アルチザン・技術力)」「独自性(オリジナリティ)」「想いへの共感」などです。
フード&ドリンクの食体験では、納豆菌粉スイーツの〈kin-punフィナンシェ〉を提供いたしました。
納豆菌粉を入れることで小麦粉を使わない、新鮮な口溶けのフィナンシェを多くの皆様に試食、審査していただき「社会性」「職人技」において、3位に入賞いたしました。
納豆菌粉食材〈kin-pun〉について
納豆菌を、 地球に寄り添った新タンパク質食材ブランドとして立ち上げたのが「kin-pun」です。 納豆菌そのものには、日本の伝統的発酵食品として世界中で食べられてきた長い食経験と歴史があります。また、納豆菌は生産効率が極めて優れており約30〜60分で2倍量になります。「kin-pun」は、パンや麺、菓子、ドレッシングに使うことで摂取タンパク質量を増やすことが可能であり、香りや食味においても楽しむことができます。
「kin-pun」ウェブサイト:https://kin-pun.jp/
納豆菌粉の特徴
①高タンパク質 ②長い食経験による安心感 ③圧倒的な生産効率 ④環境負荷を抑えた生産が可能
納豆菌そのものには、日本の伝統的発酵食品として世界中で食べられてきた長い食経験と歴史があります。kin-punは風味や栄養以外にも食品加工の幅を広げる特徴的な物性もあり、様々な食べ方が可能です。非動物性食品であることから、ハラールやコーシャ、ヴィーガン食にも対応します。これまで納豆菌そのものを食材として食べるという文化はありませんでしたが、わたし達は新しい着眼点を持つことによって、納豆菌そのものを栄養価のある食材として活用しています。
納豆菌粉の生産
納豆菌は生産効率が極めて優れており、約30〜60分で2倍量になるため、効率よく生産することが可能です。発酵と培養の技術により環境負荷を抑えたタンパク質生産を可能にし、畜産や農業と共に、美味しい食を支えていくことを目指しています。
〈お問い合わせ〉
Mail:contact@kin-pun.jp
<会社概要>
社名:フェルメクテス株式会社(Fermecutes, Inc.)
本社所在地:〒997-0052 山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
(鶴岡市先端研究産業支援センターF棟06室)
代表取締役:大橋 由明