リーガルテックグループJAPAN MADE社、時計業界に向けてブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」を導入
~1.1兆円、日本の時計市場を守る、技術と歴史をホンモノストーリーで伝える革新的なプラットフォーム~
国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、ブロックチェーン基盤の電子契約プラットフォーム「Keiyaku CLM」、法令判例検索サービス「Legal Search」、ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代の新たなブランド戦略サービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下リーガルテック社)は、子会社のJAPAN MADE事務局を通じて、既に農業やエンターテインメント業界で実績を上げているブロックチェーン技術「HyperJ.ai」が、時計業界でも利用可能であることを発表いたします。JAPAN MADE社は、この先進技術を活用することで、時計業界の安全性と信頼性向上に貢献し、最終的には社会全体の知的財産保護とブランド価値の向上を目指します。
時計業界が抱える課題とその背景
日本の時計市場は2023年度に1.1兆円を突破し、少子化が進む中でも国内外での需要により好調に推移しています。この市場の成長は、インバウンド需要の増加や大人向け高級時計商品の人気、さらにインターネット販売の拡大、限定品やコラボレーションモデルの人気など、複合的な要因に支えられています。これにより、少子化の影響を受けにくく、時計市場は安定した成長を遂げています。
しかし、この市場の成長とともに、高級時計を中心に偽造品の流通が増加し、時計業界における知的財産権侵害の問題が深刻化しています。特に高級時計ブランドは、その独自のデザインと技術がブランド価値の核心となっており、偽造品の流通はブランドの信頼性を揺るがす大きなリスクとなっています。消費者も、真贋の判別が難しい市場状況において、正規品購入の信頼性を求める声が高まっています。
深刻さを増す時計業界の偽造品ニュースの事例
近年、時計業界では以下のような偽造品に関連するニュースが報告されています。
セイコー(SEIKO)の偽造品:日本の大手時計メーカーであるセイコーも偽造品の被害を受けています。海外から不正に輸入された偽造品が国内市場に流通し、消費者が被害に遭うケースが増加しています。国内メーカー各社は、偽造品の排除に力を入れていますが、ネット販売の拡大によりその対策が追いついていない部分もあります。
(偽物・模倣品)の時計に注意 (一般社団法人 日本時計協会)
カシオ(CASIO)の偽造品:G-SHOCKシリーズなどで知られるカシオも偽造品の被害を受けており、特に低価格帯の製品がターゲットとなっています。これらの偽造品は通常の正規品とは異なり、品質や耐久性が非常に劣っているため、消費者に多大な損害を与えています。
シチズン (Citizen)の偽造品:シチズンは日本の大手時計メーカーの一つであり、偽造品のターゲットにもなっています。特に、高級モデルやソーラー電波時計が偽造されるケースがあり、正規品に比べて品質や機能が大きく劣る偽造品が市場に出回っています。インターネットでの偽造品販売が増加しており、シチズンも公式サイトなどで偽造品に対する注意喚起を行っています。
時計業界全体で、特にインターネットを通じた偽造品の流通が問題視されており、消費者やメーカーの双方にとって大きな課題となっています。
時計業界におけるHyperJ.aiの役割
HyperJ.aiは、時計業界における偽造品問題に対する有効な解決策を提供します。まず、スマートフォンをかざすだけで真贋を判定できるブロックチェーン技術を利用し、時計の起源と真正性を確実に証明します。また、製造工程やブランドのこだわりを動画で伝える「ホンモノストーリー®」機能を通じて、消費者に時計の背景情報を提供し、信頼性を強化します。さらに、トレーサビリティ機能により、時計の流通経路を透明化し、盗難品や偽造品の流通を防ぐことが期待されます。これにより、時計ブランドは顧客の信頼を獲得し、市場での競争優位性を確立することができます。
ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」とは
最先端のブロックチェーン技術と独自のアルゴリズムを使用し、模倣品をなくし「日本製」かつ「本物」であることを証明するソリューションが、「HyperJ.ai」です。HyperJ.aiは、データの改ざんが実質的に不可能なパブリックブロックチェーンを活用し、製品の真正性を保証します。消費者は、スマートフォンを通じて商品の背景や製造プロセスに関する信頼性の高い情報を直接確認でき、製品に対する理解と信頼を深めることができます。
「ホンモノストーリー®」について
「ホンモノストーリー®」は、ブロックチェーン技術を活用し、商品の製造プロセスや背景にあるストーリーを動画で伝える機能です。消費者は、この機能を通じて、製品の裏側にあるブランドのこだわりや製品の正当性を確認することができます。さらに、時計の原作や設計者のストーリーも伝えることが可能です。これにより、正規品の価値が伝わり、偽造品との違いを明確にすることができます。
「HyperJ.ai」導入の利点
HyperJ.aiを導入することで、企業は偽造品問題からブランドを保護し、自社のメッセージを正確に消費者に届けることが可能になります。消費者は、真実性を基盤とする信頼できるチャネルを通じて製品の情報を取得できるため、企業は顧客のロイヤルティを築き上げ、ブランド価値を高めることができます。また、偽情報による混乱を未然に防ぎ、競争優位性を維持することが可能となります。
サービス概要
サービス名:ブロックチェーン ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」
会社概要
【リーガルテック株式会社について】
名 称:リーガルテック株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2012年6月
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
資本金:5,100万円
URL: https://www.LegalTech.co.jp/
1995 年創業のリーガルテックの老舗企業、AOS テクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012 年に設立。以来、e ディスカバリ、フォレンジックサービスを提供し、2015 年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献したとして、第10 回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。今後は、日本でも本格化する LaaS(LegalTech as a Service) への取り組みにシフトし、ブロックチェーン ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」、次世代電子契約ポータル「Keiyaku CLM」、法律ポータル「LegalSearch.jp」、 知財ポータル「Tokkyo.Ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のAIサービスを提供して参ります。
【JAPAN MADE事務局株式会社について】
名 称:JAPAN MADE事務局株式会社
代表者:佐々木 隆仁
設 立:2019年2月
所在地:東京都港区虎ノ門5丁目13番1号 虎ノ門40MTビル4F
資本金:1億円
URL:https://www.japanmade.com/
「古き良き、新しき良きジャパンをプロデュースします」という企業理念の下、JAPAN MADE 事務局は ブロックチェーン、NFT技術を中心にxTechでサポート、xTechをサポートするという企業方針で活動を行なっております。ディスラプティブな製品やサービスのビジネスモデルを開発しグローバル展開をはかるジャパンメイド企業を支援してソサエティー5.0の実現をお手伝いする事業活動を行なっています。