公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク(本部:東京都港区、以下「JOT」)は、10月16日(水)グリーンリボンデー※を中心に、全国の著名な建物を移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップするプロジェクト「全国GREEN LIGHT-UP PROJECT」を、地方自治体、関係団体、及び協力企業等の支援により開催します。
今年は史上初の全国で開催が決定し、過去最高47都道府県245箇所で実施する予定です。新たに東京都庁や新潟県デンカビッグスワンスタジアム、姫路城などで初めてのグリーンライトアップが行われます。この光には、ドナー(臓器提供者)への感謝に加え、移植を待つ人たち、移植医療を支える医療者等へのエールが込められています。
また、グリーンライトアップを撮影し、「#グリーンライトアップ」「#グリーンリボンキャンペーン」「#グリーンリボンデー」「#臓器移植普及推進月間」等のハッシュタグと共にSNSにて投稿いただけるよう、呼びかけています。各地の模様をSNS で投稿いただくことで、移植を待つ人に希望の光が届き、多くの人が臓器移植について考え、臓器提供に関する意思表示の機会、家族や大切なひとと臓器移植について話し合うきかっけとなることを期待します。
■開催概要
開催名:全国GREEN LIGHT-UP PROJECT
日程:10月16日(水)グリーンリボンデーを中心とした10月の臓器移植普及推進月間に実施
会場:東京タワー、東京都庁をはじめ全国各地の著名なランドマーク等
ライトアップ情報は下記のページをご覧ください。
https://www.green-ribbon.jp/greenlightup/
※10月16日(1997年)に、臓器移植法が施行されました。毎年この日は、家族や大切な人と「移植」のこと「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する日としています。
■主なライトアップ会場
主なライトアップ会場(2024年9月30日時点)は、以下の通りです。日時・時間は各地により異なります。
※予告なく変更・中止となる場合もあります
都道府県 |
開催予定内容 |
北海道 |
札幌市時計台、HBC北海道放送本社、石屋製菓(株)白い恋人パーク、 釧路幣舞橋、日本赤十字社 北海道支部、さっぽろテレビ塔、五稜郭タワー |
青森県 |
青森観光物産館アスパム、旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)、 八戸市総合保健センター、八戸市立市民病院 |
岩手県 |
開運橋、岩手教育会館、東北電力ネットワーク(株)岩手支社マイクロ波無線鉄塔、テレビ岩手本社パラボラアンテナ |
宮城県 |
KHB本社社屋鉄塔、仙台スカイキャンドル |
秋田県 |
ABS秋田放送本社、ポートタワーセリオン |
山形県 |
酒田市日和山公園 六角灯台、金山町マルコの蔵、上山城、酒田共同火力(株)、 荘銀タクト鶴岡、南陽市観光大型モニュメント、南陽市熊野大社、 山形県郷土館 文翔館 |
福島県 |
福島空港、道の駅安達下り線 万燈桜、 東北電力ネットワーク(株) 福島電力センター無線鉄塔、 東北電力ネットワーク(株) いわき電力センター無線鉄塔、 東北電力ネットワーク(株) 会津若松電力センター無線鉄塔、 東北電力(株)原町火力発電所煙突、みずいろ公園滝、 安達太良サービスエリア 上り線、安達太良サービスエリア 下り線、 史跡城址 鶴ヶ城、スパリゾートハワイアンズ、 常盤共同火力(株)勿来発電所 8.9号機集合煙突、福島県立医科大学附属病院 、 いわき市医療センター、にほんまつ城報館、(公財)星総合病院、 社会医療法人呉羽会 呉羽総合病院、(一社)福島県薬剤師会 |
茨城県 |
茨城県庁県庁舎 25階南側展望ロビー、 水戸芸術館(水戸芸術館アートタワー)、水戸市水道低区配水塔 |
栃木県 |
宇都宮タワー、栃木県庁舎昭和館 |
群馬県 |
群馬県庁昭和庁舎、臨江閣 |
埼玉県 |
さいたまスーパーアリーナ、さいたまスタジアム2002、 埼玉県立小児医療センター |
千葉県 |
セントラルアーチ、海浜幕張駅駅前広場シェルター、東京歯科大学市川総合病院、 松戸市立総合医療センター、東京女子医科大学附属八千代医療センター、 千葉県こども病院 |
東京都 |
東京タワー、東京都庁舎、築地大橋、佃大橋、蔵前橋、駒形橋、白鬚橋、勝鬨橋、 永代橋、清洲橋、吾妻橋、レインボーブリッジ、 港区芝浦港南地区の橋梁(新芝橋、浜路橋、汐彩橋、御楯橋、プラタナス公園)、 自由の女神、ゆりかもめ 新橋駅、フジテレビジョン本社、バーク芝浦、 東京ゲートブリッジ、三井ダイレクト損保 |
神奈川県 |
大観覧車コスモクロック、鶴見つばさ橋、神奈川県庁、大船観音寺、 横浜市開港記念会館、小田原城 |
新潟県 |
デンカビッグスワンスタジアム |
富山県 |
タワー111ビル、NHK富山放送局、富山県立中央病院、高岡市民病院 |
石川県 |
金沢城公園 石川門、金沢駅 鼓門、加賀市医療センター、小松市民病院、 やわたメディカルセンター、金沢大学附属病院、公立能登総合病院、 公立宇出津総合病院 |
福井県 |
繊協ビル、恐竜モニュメント(福井駅前)、福井県立病院、福井赤十字病院、 福井県済生会病院、公立丹南病院、市立敦賀病院、JCHO福井勝山総合病院 |
山梨県 |
山梨県庁別館・県議会議事堂、JR甲府駅前 武田信玄公像、ココリ甲府店 |
長野県 |
善光寺、松本城 |
岐阜県 |
岐阜県庁展望台、岐阜市役所庁舎 |
静岡県 |
富士宮市役所、富士山世界遺産センター、富士川SA大観覧車、 静岡市役所静岡庁舎本館「あおい塔」、駿府城巽櫓、掛川城天守閣、今之浦公園、 浜松城天守閣、ホテルコンコルド浜松、伊豆今井浜病院、静岡済生会総合病院、 静岡徳洲会病院、焼津市立総合病院、磐田市立総合病院、浜松ろうさい病院、 JA静岡厚生連 遠州病院、浜松医療センター |
愛知県 |
常滑市 見守り猫「とこにゃん」、中部電力 MIRAI TOWER |
三重県 |
三重大学医学部附属病院、三重県立総合医療センター |
滋賀県 |
フジテック(株) 本社ビッグウィング 研究塔 |
京都府 |
天橋立砂浜ライトアップ、くみやま夢タワー137、京都府庁 旧本館 |
大阪府 |
日本万国博覧会記念公園「太陽の塔」、天保山大観覧車、 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)、大阪城天守閣 |
兵庫県 |
姫路城、アクリエひめじ、MOSAIC大観覧車、明石海峡大橋、 明石市立天文科学館 |
和歌山県 |
和歌山ビッグホエール |
奈良県 |
大和郡山城、浮見堂 |
鳥取県 |
鳥取鳥取駅前 北口(風紋広場)、米子駅前(米ッ子合掌像)、 米子コンベンションセンター(ビッグシップ)、水木しげるロード 河童の泉 |
島根県 |
NHK松江放送局、TSKさんいん中央テレビ本社ビル、木次大橋、 宍道湖観光遊覧船「はくちょう号」、山陰合同銀行本社ビル、 道の駅キララ多伎 KIRARAモニュメント |
岡山県 |
岡山県庁舎回廊、岡山市岡山城、津山市津山すこやか・こどもセンター、 総社市備中国分寺五重塔、倉敷中央病院、津山中央病院、しげい病院、 重井医学研究所附属病院、幸町記念病院 |
広島県 |
宇品大橋、本通り商店街アーケード、エールエールA館 |
山口県 |
錦帯橋、徳山駅北口駅前広場 水景施設、佐波川 円筒分水工、 JR新山口駅南北自由通路「垂直の庭」、山口大学医学部附属病院 オーディトリアム、オーヴィジョン 海峡ゆめタワー、 しものせき遊園地「はい!からっと横丁」大観覧車、下関消防局中央消防署 |
徳島県 |
徳島大学病院、徳島県立中央病院、徳島赤十字病院、徳島県庁、徳島中央公園 鷲の門広場、徳島市立高等学校、四国大学交流プラザ |
香川県 |
高松シンボルタワー、四国電力(株)屋上鉄塔 |
愛媛県 |
愛媛県庁本館ドーム |
高知県 |
高知医療センター、高知大学医学部附属病院、近森病院 |
福岡県 |
福岡大学病院 |
佐賀県 |
佐賀メディカルセンタービル、佐賀大学医学部附属病院、嬉野市曙橋、佐賀県庁、 唐津市近代図書館、SAGAアリーナ、昇開橋、久光製薬ミュージアム、 唐津赤十字病院 |
長崎県 |
稲佐山電波塔、出島(出島和蘭商館跡) |
熊本県 |
熊本城、SAKURAMACHI Kumamoto、 (株)JR熊本シティ アミュプラザくまもと、肥後銀行 本店ビル、 (株)熊本ホテルキャッスル、重光産業(株)味千ラーメン 本店、 重光産業(株)味千ラーメン 東バイパス店、 重光産業(株)味千ラーメン 富合店、 重光産業(株)味千ラーメン 光の森店、 平田機工(株)本社熊本工場青ビル2~8階、 熊本県医師会、熊本大学病院、 独立行政法人国立病院機構熊本医療センター、 済生会熊本病院、熊本赤十字病院、 独立行政法人労働者健康安全機構 熊本労災病院、 独立行政法人地域医療機能推進機構熊本総合病院、 KMバイオロジクス(株)本社管理棟、 ホテル日航熊本、山鹿中央病院、熊本機能病院、 医療法人創起会くまもと森都総合病院、 阿蘇医療センター、天草地域医療センター、熊本県立大学、(株)鶴屋百貨店 |
大分県 |
セントポルタ中央町、大分県立美術館、JR大分シティ、 大分三愛メディカルセンター |
宮崎県 |
宮崎県庁 |
鹿児島県 |
鶴丸城 御楼門、アミュプラザ鹿児島 観覧車「アミュラン」、 いおワールド かごしま水族館 |
沖縄県 |
那覇市立病院、沖縄県庁、琉球新報社本社ビル、パレットくもじ UFURUFU、 国際通りストリートビジョン/スカイキューブ |
■グリーンリボンキャンペーンとは
グリーンリボンは、世界的な移植医療のシンボルです。グリーンは成長と新しいいのちを意味し、“Gift of life”(いのちの贈りもの)によって結ばれた臓器提供者(ドナー)と移植が必要な患者さん(レシピエント)のいのちのつながりを表現しています。
グリーンリボンキャンペーンは、移植医療を通して、臓器を提供してもいいという人と移植を受けたい人が結ばれ、よりたくさんのいのちが救われる社会の実現に向けた、『移植医療』の理解促進、普及、及び啓発につながる取り組みの総称です。なお、10月16日は、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する日「グリーンリボンデー」としています。
■意思表示の方法について
「YESでもいい。NOでもいい。あなたの意思を表示しよう。」
臓器提供についての意思表示には、下記の5つの方法があります。いずれかの方法で書面による意思表示をしておくことが大切です。
①健康保険証
②運転免許証
③マイナンバーカード
④意思表示カード
⑤インターネットの意思登録
詳細は、公式ホームページの「意思表示の方法」(https://www.green-ribbon.jp/donation/)をご覧ください。
■今年12月2日以降の意思表示の方法について
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現行の健康保険証は、今年12月2日をもって新規発行が終了し、廃止されます。
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健康保険証に表示された意思は有効ですが、マイナンバーカード、運転免許証、臓器提供意思表示
カード、インターネットでも意思表示が可能です。 -
資格確認書の臓器提供意思表示欄でも、意思表示が可能です。
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いずれの方法でも、最新の署名年月日が有効な意思表示となります。
大切な意思なので、常に携帯できる身分証明書に記入したり、ご家族と互いの意思について話し合ったりしておくことが重要です。
【公益社団法人日本臓器移植ネットワーク】
公益社団法人 日本臓器移植ネットワークは、死後に臓器を提供したいという人(ドナー)やその家族の意思を活かし、臓器の移植を希望する人(レシピエント)に最善の方法で臓器が贈られるように橋渡しをする日本で唯一の組織です。