株式会社飛鳥新社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土井尚久)は、東京藝術大学出身の若手作曲家・内田拓海さんの著書『不登校クエスト』を10月2日に発売いたします。
6歳で自ら「学校には行かない!」と宣言し、義務教育を一切受けずにホームスクーラーとなった著者。〝毎日が夏休み〟のような日々を過ごす中で、15歳になったある日、「作曲家になろう」「藝大に行こう」と一念発起。通信制高校に進学すると高校2年生からピアノをはじめ音楽の勉強をスタートさせると、見事に東京藝術大学音楽学部作曲科に合格を果たしました。
現在、藝大大学院に通いながらプロの作曲家として活動する著者が、小学生時代から作曲家になるまでを〝不登校の子ども本人〟の視点で振り返りながら、「考えていたこと」「やってみたこと」を綴りました。教育&学びの第一人者である教育評論家の〝尾木ママ〟尾木直樹さん、脳科学者の茂木健一郎さんも絶賛する、子どもが「自分で学ぶ力」「自分の生きる道」の新しい見つけ方&育て方が詰まった一冊です。
「学校に行く」だけがすべてじゃない――生きづらさに苦しむ子ども自身はもちろん、子どもの教育、学校との向き合い方に悩む親の背中を押してくれる「人生を切り拓くヒント」満載の〝不登校46万人時代〟の新バイブルです。
《目次》
1章 小学校から中学校までに「考えていたこと」「やってみたこと」
・自分のことなのに「なんで誰かに決められないといけないの?」
・6歳で確信した「小学校には行かないほうがいい」
・まさかの学籍消滅で「存在しない子」に
・“ゲーム”“ 公園”“ お絵描き”三昧の「毎日が夏休み」
・〝掛け算九九〟全部言えなくても「親からは絶対に教わらない」
・漢字は『ハリー・ポッター』で読めるようになる
・不登校は学校に行かないだけで「たいてい、普通の子ども」
・誰かと話したくなったら「自分から勝手に穴を出る」
・必要なのは自ら考えて「取捨選択する力」
…etc.
2章 高校から大学までに「考えていたこと」「やってみたこと」
・毎日に飽きたら「次のステップに進むサイン」
・正しく諦めずノックし続ければ「最後は必ず勝てる」
・高校で初めて知った世界「誰もが何かを抱えている」
・受験すら乗り越えられない人間は「作曲家には到底なれない」
・英才教育も絶対音感も「必須ではない」
・藝大入試の作曲とは「テクニックが物言う小論文」
・考えるべきは〝3か月目のブレイクスルー〟を「早く起こす方法」
・目標達成のためには「〝マイルストーン〟を見失わない」
・「レールの上を歩いてこなかった」から見えること
・藝大でも〝書きたくない曲〟は「やっぱり書けない」
・音楽家として“食っていく”ために「何をすべきか考える」
・どんな時でも「見てくれている人」は必ずいる
…etc.
3章 無職ニートから作曲家になるまでに「考えていたこと」「やってみたこと」
・倉庫作業で思い出した「人生を自分らしく生きる」
・“自分は作曲家”と決めたら「生徒募集」「クラファン」「アルバム制作」
・新しい学びのためには「飛び込む覚悟がいる」
・「圧倒的な熱量」だけが人の心に働きかける
・「溺れながらでも泳ぎ続ける」と英語も喋れるようになる
・孤独という痛みに「寄り添えるアート」を
…etc.
【書誌情報】
『不登校クエスト 』
内田拓海・著
本体価格1500円+税(定価1650円)
10月2日より全国書店にて順次発売
【著者プロフィール】
うちだ・たくみ
1997 年生まれ。神奈川県藤沢市出身。作曲家・アーティスト。東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻在学中。6歳の時、「自分は学校へは行かない!」と宣言し、小・中学校の9 年間をホームスクーラーとして過ごす。通信制県立高校に進学後、一念発起。音楽経験がほぼゼロの状態からピアノと作曲の勉強を始め、2浪の末、東京藝術大学音楽学部作曲科へ進学。自身が不登校で過ごした経験から、鑑賞者にとっての〝居場所〟となれるアートの探求、創作活動を行っている。受賞歴に、令和5 年度奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第3 位、東京藝大アートフェス2023 東京藝術大学長賞(グランプリ)などほか多数。
【出版社情報】
株式会社 飛鳥新社
所在地:東京都千代田区一ツ橋2-4-3 光文恒産ビル2F
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