1898年にケルンで創業したRIMOWA(リモワ)は、革新性と最前線のデザインを追求し続けています。このブランドの哲学に則り、RIMOWAは第三回 RIMOWA デザインプライズの開催を発表しました。このプライズは、ドイツの豊かなデザインの歴史に敬意を表し、若きクリエイティブ才能を育成することを目的とした年次コンペティションです。
RIMOWAデザインプライズは、革新性、包括性、そして世界的な価値観の変化への順応という視点から、次世代のデザイナーたちを支援することを目指しています。具体的には、ドイツ国内の著名なデザイン大学と連携し、世界的に名高いメンターと学生とを繋げることで、学生の素晴らしいアイデアを実現可能な形に変える手助けを行っています。今年のデザインプライズでは、39もの大学との協力により、さらに多くの学生たちの応募を促し、さまざまなデザイン分野の著名人からの学びの機会を提供しています。
今回の取り組みは、2024年11月から2025年5月まで開催され、最終選考会は2025年春にベルリンで行われる予定です。RIMOWAのコアテーマである「モビリティ」が重要な焦点となるこのデザインプライズですが、今年は過去の開催においても数多くの革新的で質の高いプロジェクトを生み出してきたこのテーマをさらに掘り下げます。学生たちは、2024年12月10日までに自由で独創的なアイデアを提出しますが、その際、グローバル性、RIMOWAの「卓越性」「品質」といった価値観を考慮することが推奨されています。
アイデア提出の後、初回選考に選ばれた学生は、審査員の主要メンバーの指導が受けられるメンターシッププログラムに参加する貴重な機会を得ることができます。
参加学生は、プロジェクトを進めるための専門的な作業スペースへのアクセスや、アイデアを実現するために必要な各種サポートを受けられうとともに、さまざまな交流の機会も楽しむことができます。
また、7人のファイナリストに賞金が授与されます。(最優秀賞には20,000ユーロ、特別賞には10,000ユーロ、そして3位から7位のファイナリストにはそれぞれ5,000ユーロが贈られます。)
第3回RIMOWAデザイン賞 審査員一覧
Alexandre Arnault, Chairman at RIMOWA [Honorary]
Hugues Bonnet-Masimbert, Chief Executive Officer at RIMOWA [Honorary]
Niklas Bildstein Zaar, Co-Founder & Creative Director of sub
Nic Galway, SVP Creative Direction Product Design at adidas AG
Dr. Mahret Ifeoma Kupka, Curator at Museum Angewandte Kunst, Frankfurt
Pierre Jorge Gonzalez & Judith Haase,
Founders and Managing Directors of Gonzalez Haase AAS
Ute Meta Bauer, Professor at NTU School of Art,
Design and Media and Principal Research Fellow at
NTU Centre for Contemporary Art Katharina Janku, CEO at USM Germany
Moritz Krueger, Founder & Creative Director at MYKITA
RIMOWAについて
RIMOWAは、高性能なプレミアム ラゲージで世界をリードするブランドとして広く知られています。1898年の創業以来、高い品質と革新性に富んだ製品づくりを真髄とし、1937年にはアルミニウムを、2000年にはポリカーボネートをスーツケースの素材として取り入れました。製品の開発から熟練工による精巧を極めた製品づくりのほとんどを、創業地であるドイツ、ケルンで行っています。2017年1月LVMHグループの一員となりました。