佐倉市立佐倉図書館(愛称:夢咲くら館)では、誰もが居心地の良い空間でいられるよう、館内で佐倉市の環境音を使ったサウンドマスキングを施しています。
この度、その環境音を作成した佐倉市在住の沖田純之介さんが、音風景の保全や創造、教育・研究等の活動に取り組んでいる一般社団法人日本サウンドスケープ協会から表彰されることとなりました。
表彰式は12月1日(日)の午後に佐倉市立美術館で行われます。表彰式の後には、社会の音環境デザインについての事例報告や理解を深めるためのスピーチやシンポジウムも開催されます。
また、表彰式に先立つ午前中には「夢咲くら館」でワークショップがあります。参加者で「佐倉音マップ」を作成し、佐倉市の特徴的な音や身の回りで感じる音など、生活や思い出について「音」をキーワードに掘り起こし、未来に伝えたい音を考えます。
その他「絵本の音」「夢咲くら館音環境ツアー」など、城下町地区を舞台に、音とまちを感じる盛りだくさんな一日です。
興味ある方は、ぜひお気軽にご参加ください!
イベント名:『佐倉の音風景さがし』
◇日時
2024年12月1日(日)10時~17時30分
◇会場
第一会場:夢咲くら館(千葉県佐倉市新町40-1)1階ゆめさくらひろば 他
第二会場:佐倉市立美術館(千葉県佐倉市新町210)4階ホール
◇主催 一般社団法人 日本サウンドスケープ協会
◇後援 佐倉市教育委員会
◇行事概要
◆ワークショップ(学生及び一般30名)
◆協会賞授賞式・スピーチ(同60名)、シンポジウム(同60名)
◆ガイドツアー(同15名)
◆プレイベント(未就学のお子さんとご家族12組) ほか
※参加費いずれも無料、事前申し込み不要
◇本行事の見どころ
◆佐倉市の音、それぞれが個人的に思い入れある音などを探りながら、音とまちのつながりを感じる
◆2023 年にオープンして以来、市民になじみ愛されている夢咲くら館の建築の工夫を、建築家から直に聞く
◆夢咲くら館のサウンドデザインがなされている箇所をガイドツアーにより発見する
◆サイン音を通したユニバーサルデザインや、図書館の音環境についての最新の知見に触れる
◆音の世界のさまざまな取り組みや、サウンドスケープという概念を知る
◇アクセス
【公共交通機関】
<京成佐倉駅から>
◆徒歩 10分
◆バス停2番・3番乗り場からJR佐倉駅方面行き「佐倉市立美術館」バス停下車 徒歩1分
<JR佐倉駅から>
◆京成佐倉駅行きバス「二番町」バス停下車 徒歩3分
◇お問い合わせ
日本サウンドスケープ協会