1.直木賞作家・米澤穂信が小説を執筆し、俳優・星野 源が扉を飾る新連載「石の刃」がスタート。その第一回を掲載
2.第15回山田風太郎賞の結果発表および選評、歴代受賞作家7名による競作を掲載
3.創刊50周年記念特集「野生時代と50年」と題し、創刊からの歴史を振り返る
4.湊 かなえ新作読切、ラランド・ニシダ最新短編など、超豪華執筆陣による大ボリュームでお届けします
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ニュース
・星野源、表紙&グラビア・インタビューについて
「石の刃」連載開始に合わせて、表紙&グラビアに星野源が登場。最新著書『いのちの車窓から 2』に関するインタビューも収録しています。
・特別掲載、注目作品について
映像化が決定した湊 かなえ『人間標本』、そのスピンオフ短編「人間標本・零」を掲載。
『成瀬は天下を取りにいく』で本屋大賞を受賞した宮島未奈の新作読切「ひかるリザードン」も見逃せない!
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「小説 野性時代 特別編集 2024年冬号」収録内容について
★特集・発表
1.第15回 山田風太郎賞
結果発表:受賞作『万両役者の扇』蝉谷 めぐみ
選評:朝井 まかて/恩田 陸/貴志 祐介/夢枕 獏
受賞記念エッセイ:「山田風太郎賞」蝉谷 めぐみ
2.創刊50周年記念特集 野性時代と50年
再掲:終刊特別エッセイ「『野性時代』と私」
寄稿:50周年エッセイ「物語の転換」
赤川次郎/喜多嶋 隆/鈴木光司/皆川博子/夢枕 獏
3.第15回 小説 野性時代 新人賞
結果発表:大賞「海賊忍者」諏訪宗篤
大賞「みずもかえでも」関 かおる
選評:冲方 丁/辻村深月/道尾秀介/森見登美彦
対談:諏訪宗篤×冲方 丁、関 かおる×蝉谷めぐみ
4.第44回 横溝正史ミステリ&ホラー大賞
結果発表:優秀賞「責任」浅野皓生
読者賞「死に髪の棲む家」織部泰助
カクヨム賞「神鳴り」岩口 遼
選評:綾辻行人/有栖川有栖/黒川博行/辻村深月/米澤穂信
インタビュー:浅野皓生/織部泰助
5. 第9回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉受賞作紹介
受賞作:大賞「Re;Re;Re;ホラー小説のプロット案」八方鈴斗
書評:杉江松恋
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山田風太郎賞歴代受賞者競作
【新連載】
「石の刃」米澤穂信(著者)/星野 源(写真)
弁護士・絵島の事務所を訪れた、意外な依頼人とは――。
精緻にして華麗なるリーガルミステリ開幕。
【読切】
「凪のからだで生きていく」窪 美澄
毎月のうち半分は不調の時期。
女性大生の瑞穂はある悩みを抱えていて……。
「お眠さん対砂男」月村了衛
『本陣殺人事件』を検証する会に集う山田誠也たち。
同じく会に参加していた大坪砂男がお眠さんに忍びよる……。
「溶ける光」 前川ほまれ
精神保健福祉士の岡田は、アルコール依存症患者の退院支援を担当中。
ジェンダー外来の海野医師と出会い……。
【連載】
「クク戦争に就て」小川 哲
黒塗りだらけの小説「クク戦争に就て」を前にして、内務省の検閲官・上杉は、ある決断をくだす。
【最終回】
「我らが緑の大地」 荻原 浩
ツキノワグマが野乃たち一家に襲い掛かる!
窮地に救いの手を差し伸べたのは……⁉
「熟柿」 佐藤正午
ずっと待ち望んできた瞬間が訪れた。
初めて会うわが子を前に、止まったままの時計は動き出す。
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特別掲載
「涯しない影に」 前篇 赤川次郎
高校二年生の夏休みを迎えたばかりのちひろを待ち構えていたのは、世間を揺るがす大事件だった――。
【読切】
「スイーツアラモード」 古内一絵
記者・登喜子は初仕事で横浜のホテルニューグランドを訪ねた。
プリンアラモードはここで生まれたと知るが。
「人間標本・零」 湊かなえ
“色彩の魔術師”の異名を持つ世界的な画家・一之瀬留美。
究極の芸術作品を求めた彼女がたどり着いたのは。
「ひかるリザードン」 宮島未奈
俺の前に現れたのは〈ギャル僧〉になった元同級生だった⸺⁉
本屋大賞作家、本誌初登場!
「ただ君に幸あらんことを」 ニシダ
大学受験期に僕が母から受けてきた仕打ちを、今は妹が受けようとしている。妹を守りたい僕は。
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書誌情報
小説 野性時代 特別編集 2024年冬号
定価:2,200円(本体2,000円+税)
判型:A5判
ページ数:544ページ
ISBN:978-4-04-115531-8
発売日:2024年11月22日(金)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322407001129/
出版書誌データベース本書ページ
https://www.books.or.jp/book-details/9784041155318
※本誌の電子版は2024年12月5日(木)に配信開始予定です。
収録内容:紙版と同一