日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木洋輔)は、株式会社日本能率協会総合研究所の調査により、日本国内への医療機関向けサポーター出荷金額の調査においてNo.1メーカーであることが明らかとなりました。こちらの結果は3年連続(2021~2023年度)となります。
■調査概要
調査機関:株式会社日本能率協会総合研究所
調査対象:各メーカーの「医療機関向けサポーター」国内向け出荷金額
対象製品「医療機関向けサポーター」の範囲:整形外科等の医療機関(医療法上の医療提供施設である病院や診療所等)向けに出荷される、腰・関節などに装着して固定・保温するサポーター・軟性装具全般(装着部位は限定しない)
■医療機関(整形外科)におけるサポーター製品の位置づけ
整形外科の診療において、サポーターの装着は保存療法(※1)の一つとして重要な役割を担っています。痛みの原因や治癒の妨げになるような身体の不必要な動きを制限し、膝や足首、手首などの関節を支え安定性を向上させます。また適度な圧迫や保温は患部への負担の軽減にもつながります。患者が自分で簡単に装着できる製品は、治療の継続性を高め、日常生活への復帰の手助けにもなります。
※1 保存療法…手術を行わない治療(具体的には薬物療法、理学療法、食事療法などを含む)
■日本シグマックスのサポーター開発の歴史
日本シグマックスは1978年に自社設計開発の医療用サポーター第一号製品を発売以来、40年以上にわたって整形外科を中心とした医療現場向けに各種サポーターを提供してきました。医師をはじめとした医療従事者から数多くのフィードバックや現場のニーズのヒアリングを行うとともに、身体計測データの蓄積や効果検証を重ね、製品の改良や新製品の開発に反映させています。これによりサポーターは当社医療事業の中でも主要な商品群となっています。
■他分野への展開
医療用サポーター開発で培った、身体にフィットさせる設計技術や品質管理のノウハウを活かし、他事業へもサポーター製品の展開を広げています。
スポーツ事業「ザムスト」
1993年スポーツ向けブランドである「ZAMST(ザムスト)」を立ち上げました。「スポーツ整形」と呼ばれる分野があるように、スポーツ時のケガの予防や復帰時(再発防止)に適した製品を提供。「動きやすさ」「耐久性」といったスポーツシーンの高い要求に応えた高機能製品として、国内海外でも高く評価されています。
ウェルネス事業「メディエイド」
日常生活における運動器の不具合をはじめ、より健康で快適な生活のサポートを目指し、2015年にはウェルネスブランド「MEDIAID(メディエイド)」を立ち上げ。医療用サポーター専門メーカー発のブランドとして、高い機能を発揮するとともに「長時間装用での快適さ」など生活者の視点を取り入れた製品を提供しています。また姿勢の改善を目的とした製品など、日常生活ならではのニーズに応えたラインナップもしています。
同日発の別リリース(タイトル:日本シグマックス株式会社は4年連続で「腰サポーター出荷枚数No.1」メーカーとなりました)も、あわせてご覧ください
■日本シグマックス株式会社について https://www.sigmax.co.jp/
所在地:東京都新宿区西新宿1-24-1
創 業:1973年6月1日
資本金:9,000万円
代表取締役社長:鈴木 洋輔
社員数:241名(2024年3月末)
売上高:127.3億円(2024年3月期)
日本シグマックスは「身体活動支援業(※)」を事業ドメインとし、幅広いフィールドで人々の身体に関わる製品・サービスを提供しています。創業以来「医療」の中でも「整形外科分野」に特化して、各種関節用装具やギプスなどの外固定材、リハビリ関連製品、冷却療法のためのアイシングシステム、治療・診断のための医療機器など、特徴のある製品を提供してまいりました。「スポーツ分野」ではスポーツ向けケア・サポートブランド『ZAMST』を中心に国内外で高い評価を受けております。また日常生活を支える「デイリーケア」、労働者の身体をサポートする「ワーカーズケア」といった分野で『MEDIAID』ブランド製品を拡大展開しております。
※身体活動支援業:運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業(当社による造語)