エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」（https://saru.co.jp/tvmaga/）を運営する株式会社WonderSpaceは、ドラマに関するWeb調査を行いました。その結果を公開いたします。
2024年秋ドラマは話題作が豊富。人気脚本家が手掛けた注目作のほか、刑事バディものやドロドロの復讐もの、漫画や小説を実写化した作品など粒ぞろい。そんなドラマに出演する俳優の中で演技が光っていた、印象に残っているのは誰でしょうか。
この記事では、「2024年秋 今期ドラマで演技が光っていたと思う俳優」について100人にアンケートを実施した結果を、選んだ理由とともにランキング形式で発表します。
1位：坂東龍汰 /小森美路人（ライオンの隠れ家）
第1位は坂東龍汰さん。迷い込んできた少年・ライオンを巡るヒューマンサスペンスドラマ「ライオンの隠れ家」。坂東さんは主人公の市役所で働く小森洸人（柳楽優弥）の弟・美路人を演じています。両親を事故で亡くしてから、自閉スペクトラム症を患っており、デザイン会社で働いている美路人はルーティン以外のことが起こると豹変することも。かなりの難役を違和感なく演じており、多くの人々に驚きと感動を与えています。
選んだ理由
「自閉症という難しい役柄なのに、可愛らしさや接する時の難しさを繊細に演じていて、すごいなと感じた。画面に少ししか映っていない時も、その部分だけで『みっくん』がいるんだなって分からせる演技力がすごかった」（よんたろ）
「自閉スペクトラム症の役を演じられているが、細かい仕草や声のトーンまで、完璧に演じられている。役作りをするのにどれくらいの期間をかけて準備したかと思うと頭が下がる思いがする」（HITOSHI）
「自閉症の方の役ですが、演技とは思えないくらいリアルで、失礼ながら今まではイケメンってだけで注目されているのかと思っていましたが演技力もあるのだと思い知りました。とても努力されて役作りされたんだなと感じています」（ぽてち）
2位：神木隆之介/荒木鉄平・玲央（海に眠るダイヤモンド）
第2位は神木隆之介。「海に眠るダイヤモンド」は1955年の長崎・端島と2018年の新宿・歌舞伎町の2つの時代を行き来する壮大な家族のドラマ。神木さんは端島の炭鉱業の職員・荒木鉄平と売れないホスト・玲央の一人二役を演じています。異なる時代、全く異なる職業の人物を熱演し、注目を集めています。
選んだ理由
「昭和を生きる青年と令和のホストという二役を見事に演じ分けているから。最初ホストの玲央を演じているのを見て、いつもの神木さんより声が低く発声も違うように感じました。所作や目線など、細部の至るところから鉄平と玲央それぞれの人生を感じられてすごいと思いました」（のえ）
「現在と過去で鉄平と玲央と全く別の人を演じているがどちらも演技がうまくて見ごたえがあるから。ホストの役で客に気に入られようと媚びうる感じもいいし、鉄平の純粋無垢な感じも好きだから」（ましゅまろ）
3位：田中圭/神崎宏樹（わたしの宝物）
第3位は田中圭さん。専業主婦の神崎美羽（松本若菜）が久々に再会した幼馴染の冬月稜（深澤辰哉）との間に子供を身ごもり、出産。夫に2人の子と偽り、育てる托卵妻・美羽の葛藤を描くドラマ「わたしの宝物」。田中さんは美羽の夫・宏樹役で登場。娘が出来てからモラハラ気質を改め、優しいパパに。モラハラの原因となっていた会社でのパワハラなども描かれ、奥深い演技が評価されています。
選んだ理由
「妻を威圧するモラハラ夫役の演技が素晴らしく、仕草や間のとり方がとてもリアルだったからです。子どもが産まれたことで改心をして、やさしくなったときは、そのギャップに大変驚かされました」（もすおちまんじゅう）
「第1話のモラハラの感じや冷酷感が出ていて酷い夫と思っていました。でも実は会社での事で妻に八つ当たりしてると分かると、その苦しみと申し訳なさが表情に表れて見えてくるようになって、こういう役を演じるのが上手いなと思った」（nili）
3位：柳楽優弥/小森洸人（ライオンの隠れ家）
第3位は柳楽優弥さん。自閉スペクトラム症を持つ弟・美路人（坂東龍汰）と2人暮らしをしている主人公・市役所で働く小森洸人（柳楽優弥）を演じています。クセの強い役柄を演じることが多いですが、今回は弟のために尽くす優しい兄役。小森兄弟のもとに迷い込んできた少年・ライオンを引き取り、弟と一緒に彼の両親の謎を紐解いていきます。
選んだ理由
「どこにでもいる普通の人の役なのに、セリフには無い、人物の気持ちや感情などの内面を表現するのが上手な俳優さんだと思います。役によって見せる雰囲気が大きく変わっていて、演技力のある人だと思いました」（るんや）
「もともと演技力のある俳優さんだと思っていたが、歳を重ね、更に優しさと温かさを感じる演技に魅了されました。身近な大切なひとを守ろうと一生懸命な姿に、感動させられます」（あっきん）
3位：鈴鹿央士/祝左右馬（嘘解きレトリック）
第3位は鈴鹿央士さん。昭和初期の日本を舞台にした探偵ミステリードラマ「噓解きレトリック」で貧乏な探偵・祝 左右馬を演じています。推理とハッタリに長けた明るく優しい左右馬役で鈴鹿さんが新境地を開いたとも。ひょんなことから「人の嘘が聞き分けられる」という能力を持つ主人公・浦部鹿乃子（松本穂香）と出会い、探偵助手に。2人で鹿乃子の嘘解きを武器に事件を解決していきます。
選んだ理由
「少し癖のある役柄ですが、自然に演じられる演技力に惹き込まれます。また、鈴鹿さんが見せる様々な表情がとても魅力的です。掛け合いの間が心地よく、大正時代という現代ではないストーリーに違和感を感じさせないのは鈴鹿さんの演技力だと感じます」（para）
「貧乏探偵役の人間味がよく表れています。優しくまっすぐで、それでいて癖のある役どころを存分に演じています。松本穂香さん演じる浦部鹿乃子を温かく受け止める心の広さが表情からも読み取れます」（raymon）
6位以下
6位：塩野瑛久/鶸田道人（無能の鷹）
7位：寺脇康文/亀山薫（相棒 season23）
7位：松下洸平/牧野峻（放課後カルテ）
7位：深澤辰哉/冬月稜（わたしの宝物）
7位：藤原竜也/興玉雅（全領域異常解決室）
7位：反町隆史/飛鷹千寿（オクラ）
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【調査概要】
・調査期間：2024年11月8日〜11月13日
・調査機関：自社調査
・調査対象：18歳以上の男女（性別回答しないを含む）
・有効回答数：100名
・調査方法：Webサイト
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