全国の商業施設・公共施設・学校・オフィスなどの個室トイレに、生理用ナプキンを常備し無料提供する日本初のサービス「OiTr(オイテル)」を展開するオイテル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:﨑山 真 )は、同サービスの専用アプリ「OiTr」が120万ダウンロードを突破しましたのでお知らせいたします。
OiTrアプリが120万ダウンロードを突破したことは、女性の健康と快適な日常を支えるサービスの社会的意義を証明するものであり、導入施設や利用者の皆様から高い支持をいただいた結果と考えています。現在、日本には約6,386万人の女性がいます(2023年10月1日時点、総務省統計局調べ)。そのうち、生理のある年齢(12歳から50歳と想定)の女性は約40%にあたります。OiTrはこの女性たちの生活環境を改善し、生理に伴う負担を軽減することで、女性のウェルビーイング向上に貢献します。私たちは、誰もが安心して過ごせる社会の実現に向け、今後も取り組みを続けてまいります。
OiTrについて
OiTrは、生理用ナプキンを全国の商業施設、公共施設、学校、オフィスの個室トイレに常備し、無料で提供する日本初のサービスです。2024年11月現在、全国28都道府県、268施設、3,167台の生理用ナプキン提供ディスペンサーが設置されています。(設置箇所詳細:https://www.oitr.jp/spot/)
OiTrの生まれた背景
日本が抱える複雑な社会問題に対し、国や行政だけでは解決が難しい課題が多い中、私たちは「自分たちで何かできることはないか」と考え、社会課題を解決するためのビジネス(ソーシャルビジネス)に取り組みました。
2019年の世界経済フォーラムによるジェンダーギャップ指数で、日本は153ヵ国中122位と過去最低を記録しました。この指数は「健康」「経済」「政治」「教育」分野から構成されています。私たちは、女性の健康問題解決を一つのミッションとして掲げました。
女性の社会進出が求められる中、女性のライフスタイルの大きな変化により、様々な弊害が生じていることを私たちは知りました。それは「女性特有の健康問題」です。その一つが生理です。生理にともなう負担は、心や体にとどまらず、経済格差や機会損失にまで及んでいます。それは、決して個人の問題ではなく、社会全体で解決していくべき課題であると私たちは認識しました。
OiTr設置で目指す社会と持続可能な仕組み
私たちは「トイレットペーパー同様、生理用品がトイレに無料で常備される社会」を当たり前の形として実現し、ジェンダーギャップの是正や持続可能で優しい社会の創造を目指しています。この実現には、生理用ナプキン提供ディスペンサーに付属するデジタルサイネージ広告の協賛企業様からの広告費などで賄い、生理用ナプキンの無料提供を可能にする持続可能な仕組みを構築しています。このモデルは、広告主、利用者、そして社会全体にメリットをもたらす新しい価値創造の形です。
生理の貧困への取り組み
日本では「生理の貧困」が経済的な問題として注目されがちですが、世界的には教育の欠如、衛生環境の悪さ、社会的偏見といった幅広い課題が含まれています。単なる物質的支援だけでなく、教育や意識改革を含む包括的なアプローチが必要です。私たちのサービス「OiTr」を通じて「これからの当たり前」を全ての人が考えるきっかけとなり、社会全体で解決していくことがより良い未来を創る一歩になると信じています。
お問い合わせ先
OiTrの設置や、女性個室トイレ広告メディア「OiTr ads(オイテル・アズ)」への広告出稿に関するお問い合わせは下記よりお願いいたします。
お問い合わせフォーム:https://www.oitr.jp/contact/
電話番号:03-6778-4254
会社概要
会社名:オイテル株式会社
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷 2F
代表者:代表取締役 﨑山 真
設立:2016年11月1日
事業内容:IoT事業
公式メディア:「いつでもオイテル」 https://oitr.jp/media/
「あなたによくて、社会にいいこと」をビジョンに掲げ、社会課題をビジネスで解決することをミッションに、“トイレットペーパー同様にトイレに生理用品を常備する社会”の実現を目指します。このビジョンのもと、全てのプロジェクトやイニシアチブに取り組んでいます。