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倉式珈琲店のサイフォニストがジャパンサイフォニストチャンピオンシップで3位入賞 — JSC 2024において第３位に入賞した松嶋由美子

株式会社サンマルクホールディングス（本社：岡山市、代表取締役社長：藤川祐樹、以下「サンマルクHD」）が全国でサイフォン式コーヒーを展開する「倉式珈琲店」イオンタウン周南久米店のサイフォニストである松嶋由美子は、一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会が主催するジャパンサイフォニストチャンピオンシップ (JSC) 2024において、第３位に入賞しました。

JSCは、2003年にジャパンバリスタチャンピオンシップ（JBC）のサイフォン部門として誕生し、年々規模を拡大し、2007年からはJBCから独立し、JSCとして開催されています。競技では、「サイフォン」と呼ばれるコーヒーの抽出機を用いて、通常の「ブレンドコーヒー」と、コーヒー以外の素材を加えた競技者オリジナルのコーヒーである「シグニチャービバレッジ」の2種類のコーヒーを時間内に抽出する技術で競います。「サイフォン」で入れるコーヒーは、通常のドリップ式に比べて抽出ブレが少ないため、味の再現性が良く、抽出時にコーヒーの香りが強く出ることから、コーヒー愛好家の間では古くから人気のある抽出法です。その一方で、高い抽出技術と経験が必要となり、提供までの時間がかかることもあり、サイフォン式のコーヒーを提供する店舗が少ないことの一因となっています。

倉式珈琲店は、2008年に第1号店を開店し、豆の選定から抽出方法の研究・改良により、これまでチェーン店では難しかったサイフォン式コーヒーの提供を実現しました。それと同時に、このサイフォン式コーヒーを提供できるサイフォニストを養成すべく、社内の教育体制を構築しており、その一環として、当社サイフォニスト３名がJSCに参加しました。その中で松嶋由美子が、本年10月10日に東京ビッグサイトで行われた決勝大会に進出し、松嶋はブレンドコーヒーに加え、地元山口県長門名産の「ゆずきち」や、乾燥梨である「いらいた梨」を用いたオリジナルのシグニチャーコーヒーを提供しました。

サンマルクHDは、店内調理によるこだわりのパンと一杯立てコーヒーを提供する「サンマルクカフェ」、サイフォン式コーヒーによる味と香りの店内空間を追求した「倉式珈琲店」に加え、京都喫茶文化の保存・継承しつつ独自の喫茶文化を創造する「喫茶マドラグ」を2022年に買収し、多面的にコーヒー文化の発展を図っています。当社は今後も、企業理念である「私たちはお客様にとって最高のひとときを創造します。」を追求し、コーヒーを取り巻くさまざまな場面において「最高のひととき」を創造していきます。

■倉式珈琲店について

倉式珈琲店は、世界中から厳選された珈琲豆を1杯ずつ丁寧に抽出したサイフォン珈琲と珈琲に合う食事やデザートを提供しています。