冨山和彦さんの新刊『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』(NHK出版刊)は、10月10日の発売以来、書店・ネット書店で売行き好調が続き、このたび6刷が決定いたしました。
少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起きつつある日本社会。産業再生機構や日本共創プラットフォーム(JPiX)で数々の企業の経営支援を手掛けた冨山和彦さんは、「人手不足はローカル産業で生じ、人余りはグローバル産業で顕著に起こる」と指摘します。これまでの常識に捉われるホワイトカラーは、生き残る選択肢がほとんどなくなってゆくと断じた本書は、発売直後から大きな反響を生んでいます。
本書では、悩めるホワイトカラーへの「世代別キャリア戦略」や「日本再生への20の提言」など、働くすべての人が新たな存在価値を見出すための処方箋も提示されます。AIがホワイトカラーの仕事を奪い始めたまさに今、来る社会の大転換に備えるための必読書といえるでしょう。
■試し読みをWEBで公開中
■著者
冨山和彦(とやま・かずひこ)
IGPIグループ会長。日本共創プラットフォーム代表取締役社長。1960年生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学でMBA取得。2003年、産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、2007年、経営共創基盤(IGPI)を設立し代表取締役CEO就任。2020年10月よりIGPIグループ会長。2020年、日本共創プラットフォーム(JPiX)を設立し代表取締役社長就任。パナソニックホールディングス社外取締役、メルカリ社外取締役。
■『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』目次
はじめに シン・学問のすゝめ
序章 労働力消滅、ふたたび
第1章 グローバル企業は劇的に変わらざるを得ない
第2章 ローカル経済で確実に進む「人手不足クライシス」
第3章 エッセンシャルワーカーを「アドバンスト」にする
第4章 悩めるホワイトカラーとその予備軍への処方箋
第5章 日本再生への20の提言
おわりに 「ややこしさ」に強い「両利きの国」への大転換を急げ
■商品情報
NHK出版新書728『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』
冨山和彦 著
2024年10月10日発売
ISBN978-4-14-088728-8
定価1,133円(税込)新書判 304ページ
ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887282024.html