神奈川県 箱根で旅館5施設・飲食店3店舗を運営する株式会社 金乃竹（本社：神奈川県箱根町 代表取締役社長：窪澤 圭 以下、金乃竹）は、箱根湯本駅から徒歩6分の「Hotel坐樂閑」内にある寿司店「寿し 笙（すししょう）」が2025年1月15日（水）に5周年を迎えることを記念して、箱根全エリアを対象に『出張 寿司』のサービスを開始いたします。「出張 寿司」は自宅や別荘、会場など場所を問わず職人による本格的な握りたてのお寿司をお楽しみいただける新たな食体験です。特別な日のお祝いや記念日だけでなく、ペットを飼っている方やご高齢の方などの外食したくてもできない理由の解決策として、お客様のさまざまなニーズに対応できるサービスとなっております。また、観光地で進む泊食分離の流れにも対応し、今後は宿泊施設との連携を目指してまいります。これにより箱根エリアの観光地としての魅力を新たな形で発信し、地域経済の活性化にも貢献できるよう努めてまいります。
＊泊食分離とは、宿泊と食事を別々に提供するサービス形態を指します。具体的には、宿泊費と食事代を個別に設定し、宿泊のみ、食事のみ、または両方を選択できる形です。
｜経緯
2020年1月にオープンした「寿し 笙」は、開業後間もなく新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、外出制限などにより来客数が激減し、一時は休業せざるを得ない時期がありました。そんな中でも、地元食材を積極的に取り入れた「寿し 笙」の寿司を、場所を問わず多くの方々に楽しんでいただきたいという強い想いを抱き続けておりました。そしてこの度、5周年という節目を迎えるにあたり、店舗だけでなくご自宅や別荘、会場などへ出向き、地元の食材を一層多くの方に知っていただくため、「出張 寿司」サービスを開始する決断をいたしました。この取り組みを通じて、地域への貢献を目指し、さらに多くのお客様に喜ばれる機会を提供できるよう努めてまいります。
｜今後の展望
現在は箱根エリアに特化していますが、今後は箱根を越えて、県外にもサービスを展開していく予定です。また、観光業界において顕著に進んでいる「泊食分離」の流れに対応し、宿泊施設との連携を強化してまいります。観光庁の調査によると、泊食分離を実施している施設は20.2％、今後取り組みたい意向を持つ施設は24.0％にのぼります。また、泊⾷分離を実施したことによる効果として、顧客満⾜度が34.8％、地域活性化が32.6％となり、この傾向は今後さらに広がると予測されています。私どもは、今回新たに始動した「出張 寿司」を通じて、地域を活かした食文化の発信と、観光地としての箱根の新たな魅力を伝えてまいります。
｜5周年を振り返って
この5年間、様々な事が多く、一瞬の5年間でした。開業して間もなくコロナウイルスの影響を受けて、休業を余儀なくされた時期もあり、この先どうなるのか不安が募る毎日でしたが、常に「お客様に寿司を食べて笑顔になっていただきたい」という想いを胸に、この期間は江戸前寿司の勉強や熟成寿司の研究に励んできました。現在では皆様に支えられ、5年間で約6000人のお客様にご来店いただくことができました。オープン当初から足を運んでくださったお客様をはじめ、会社関係者やお取引先、そしてスタッフの方々のおかげで、こうして5周年を迎えることができました。これからも前向きに日々取り組んでまいります。（大将 山野より）
｜出張握り概要
・予約開始日 ：2025年1月15日（水）より受付開始
・料金 ：1～2名様 66,000円（税込） 3名様よりお一人様 27,500円（税込）
・提供内容 ：握り15貫
・提供時間 ：12:00～19:00（滞在時間：約120分 準備時間を含む）
・対応エリア ：箱根全エリア
｜寿し 笙‐Hotel 坐樂閑 内について
箱根湯本駅から徒歩6分という好立地のHotel 坐樂閑内にありながら、ご宿泊以外のお客様にもいつでもご利用いただけます。カウンター12席、テーブル席（5卓10席）、個室1室（6名様まで）をご用意いたしております。寿司を握るのは大将 山野 純。山野は、博多の名店「やま中」で15年間修行を積み、2019年より寿し 笙の大将に着任しております。山野が店名とした寿し 笙の「笙（しょう）」とは、”笙” という雅楽の楽器が奏でる和音になぞらえて、魚、野菜、シャリ、海苔など数多くの食材が調和する美しさを、お客様それぞれに合わせた肴と寿しで表現する事を意味します。生産者の方々と私達に関わる全ての人たちの思いを、「食」を通じてお客様にお届けすることを信念に心を込めて握って参ります。
定休日 ：火・水曜日
住所 ：神奈川県足柄下郡箱根町湯本642-1
電話番号：0460-83-3636
｜金乃竹リゾートについて
創業1947年、二代目の窪澤が1999年に事業を継承いたしました。当時の富士荘（金乃竹の前身）は昔ながらの古い民宿で客室は8部屋、年間わずか2,500万円ほどの売上規模でした。窪澤は自ら竹取物語のコンセプトを具現化した貸切露天風呂や客室露天風呂を新設したり、8年間ほど自ら包丁を握り厨房で料理を創りお客様が残した残飯から傾向を分析して、お客様が喜び食す料理メニューの考案に日々明け暮れました。その結果、貸切露天風呂と料理の評判から「昔ながらの古い民宿」を6年で日々満室になる人気旅館へ成長させました。現在では、箱根で5つの旅館施設と3つの飲食店を運営しています。
ビジネスで注目をされ日常を送る大人たち。そんな遊び足りない大人たちが、大切な人と人目を気にせずに過ごせる大切な時間を、リュクスな空間・料理・サービスで提供しています。