株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上⼤崎 代表取締役社⻑:⼩宮英⾏)は、村山早紀さんの新作『風の港 再会の空』(https://www.tokuma.jp/book/b657481.html)を1月17日(金)に発売いたします。
大丈夫。
この空から
あなたを見ているから。
傷ついた心に光が灯る場所。
ここは、人生のターミナル。
5つの物語が織りなす、
空港をめぐる出会いと別れ。
あなたに、また会える。
■各話の内容紹介
■著者コメント
ひとはそれぞれの時間の中を、旅するように生きています。ひとりで生まれ、ひとりで地上を去ってゆく、その旅はいわばひとり旅、いつかは終わりの来る旅で、けれど普段の暮らしの中では、それを忘れていたりします。
けれど空港で過ごすとき、その広い空の下で、ひとはふと自らの人生を意識し、振り返ることがあるように思います。
大切な夢や、ささやかな想いや涙や――そんなもの達とひとり静かに向かい合うとき、ときに、この世界とひっそりと隣り合う異界から、不思議な奇跡が訪れたり、優しい手がさしのべられたりするかも知れないな、と、わたしは夢想することがあります。
空港は世界のどこよりも空に近い場所、降りそそぐ光と、旅人への祝福に満ちたところなのですから。
■著者プロフィール
村山早紀(むらやま・さき)
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』『アカネヒメ物語』『百貨の魔法』『魔女たちは眠りを守る』『不思議カフェNEKOMIMI』『さやかに星はきらめき』『街かどファンタジア』、シリーズに「コンビニたそがれ堂」「花咲家の人々」「竜宮ホテル」「桜風堂ものがたり」「風の港」など多数。エッセイに『心にいつも猫をかかえて』がある。
■書誌情報
タイトル:風の港 再会の空
著者:村山早紀
定価:1,870円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:232ページ
発売:2025年1月17日(金)
ISBN:978-4-19-865944-8
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b657481.html
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198659443
●初出
本書は「読楽」二〇二三年十二月号~二〇二四年八月号に掲載された「風の港2」に、加筆修正し、改題したものです。
■POP
■シリーズ前作の紹介
タイトル:風の港
著者:村山早紀
定価:1,760円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:304ページ
発売:2022年3月
ISBN:978-4-19-865140-4
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b601199.html
【Amazon】
そんな時は待とう、
静かに。諦めず。
いい風があなたに吹く日まで。
そこに降り立ち、飛び立つまでのひととき。
旅人たちの人生が交差し、奇跡が起こる。
『桜風堂ものがたり』シリーズの著者が贈る珠玉の空港物語。
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