日本とベルギーの国際交流によるアール・ブリュット展「Ikigai」　　中野にて2月1日(土)から開催！

昨年4 月、ベルギーのギスラン博士博物館で開催した、日本とベルギーの国際交流によるアール・ブリュット展「Ikigai」。大盛況のうちに幕を閉じたこの展覧会を、新たな作品とともに再構成し、日本の皆さまに披露します。本展では、クンストハウス・イエロー・アート（ベルギー/へール市）と社会福祉法人愛成会が引き続き協働して、14 名の独創性あふれる作品を展示します。また、特別企画として、両国の出展作家などが対話する国際交流イベントも開催します。

本展のテーマ「Ikigai（生きがい）」は日々を生きるうえでの原動力となるものです。既存の概念や手法にとらわれない独創的な作品を通じて、国境を越えた多様な創造・価値観にふれる機会とします。

また、本イベントと同時期に、東京都中野区内の商店街と社会福祉法人愛成会が連携して実施する

アートイベント「NAKANO街中まるごと美術館！」、中野区が主催するアール・ブリュット企画展示「わたしのいきがい わたしをいきる」が開催されます。

これら２つのイベントと連携し、東京中野の街を福祉とアートで盛り上げます！

※アール・ブリュットは、元々、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェ（1901-1985）によって提唱された言葉です。今日では、広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表します。

◎日本とベルギーの国際交流によるアール・ブリュット展「Ikigai」◎

会　　期：2025年2月1日（土）‒2月20日（木）11：00‒18：30
会　　場：なかのZERO 西館1 階美術ギャラリー1（東京都中野区中野2-9-7）
アクセス：JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」南口より徒歩8分

【出展作家】

浅野春香／アラン・エルセン／アン・ブロックス／国保幸宏／小林一緒／清野ミナ
ダニー・スモルダーズ／バート・ヤンセン／ヒル・ブロックホイス／藤岡祐機
本岡秀則／モニーク・ムーンズ／リュック・ズァイスン／ロニー・エンゲレン

◎日本とベルギーの出展作家による国際交流イベント◎

両国の出展作家や関係者を招き、作家の創作活動や互いの文化など、さまざまな情報を交換する国際交流イベントを実施します。会場では、作家が創作の実演を公開する他、オンラインでベルギーのクンストハウス・イエロー・アートとつなぎ、ライブ中継も行います。国籍や文化などの違いを越えた対話をお楽しみください。

日時：2月14 日（金）18：00～19：30（17：40 開場）
会場：中野区役所1階 ナカノバ（東京都中野区中野4丁目11番19号）
ゲスト：浅野春香、藤岡祐機、本岡秀則、クンストハウス・イエロー・アートの作家等
定員70 名（要事前申込み・先着順）
参加無料
※どなたでもお申し込み可
※日英通訳と手話通訳付き

◎ギャラリートーク◎

本展キュレーターが、会場内で本展の見どころや作品の魅力についてお話します。

日時：2 月16 日（日）13：30～/ 15：00～（各回1時間程度）
各回10名程度（先着順）
※開始30 分前より会場受付にて整理券配布

主催：社会福祉法人愛成会、クンストハウス・イエローアート
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京［芸術文化による社会支援助成］、社会福祉法人テレビ朝日福祉文化事業団
協賛：（仮称）中野サンプラザシティエリアマネジメント準備会
協力：京都市ふしみ学園アトリエやっほぅ!!、三郷市障がい福祉相談センターパティオ、フランダース・ステート・オブ・ジ・アート
後援：中野区

社会福祉法人 愛成会　法人企画事業部

芸術文化に関する公益活動を担う部署として、（福）愛成会内に2012年に開設。以来、障害のある方への理解の促進や啓発に努め、誰もが暮らしやすいまちづくりを目指し、事業を行っている。国内外でのアール・ブリュットの普及啓発や障害のある方の芸術活動の普及支援、障害の有無を問わず誰もが参加できる、地域に開いた表現活動の場など、幅広い事業を展開している。