中外の漫画家が描く中国：世界を中国へと誘う

2024年12月、中国外文局アジア太平洋伝播センターによって企画された「漫画中国」シリーズが正式に発表されました。本プロジェクトは、漫画という芸術形式を通じて、「一帯一路」イニシアティブやグローバル文明イニシアティブをテーマに、中外共同の文物保護や考古などの協力プロジェクトに焦点を当て、中国の物語を漫画で語るとともに、多様な文明の交流と相互学習の素晴らしい物語を描いています。また、国内外の著名な漫画家が招かれ、個性的な創作手法で歴史的な感情や時代精神を作品に反映させています。

古代の異なる地域間の経済文化交流を促進した粟特人、数々の困難を乗り越えて開通された万里の茶道と、そして世界中で人気を誇る中国武術などの物語……アーティストたちは、個性的な創作手法で歴史的な感情と時代精神を作品に組み込み、平和協力、開放・包容、相互学習・相互参照、互恵ウィンウィンのシルクロード精神を伝えています。

アニゴはネパール出身の優れた建築家、彫刻家、工芸美術家であり、中国元朝の歴史に深い足跡を残しました。アルゼンチンのハウススタジオ（Haus Studio）によって創作された漫画作品『アニゴが建設した北京の白塔』は、アニゴの伝説的な生涯を描いています。この漫画は、中国とネパールの友好関係や古代文化交流について、読者に貴重な洞察を提供するとともに、輝かしい歴史に対する敬意を表しています。