『GOMA 黒ネコ、日々色々。』
発売日 2025 年2 月
A5 判変型 128 頁 ハードカバー
定価 1980 円(税込)
ISBN978-4-911003-31-2
https://crevis.co.jp/publishing/goma_colorfuldays/
公式SNS
Instagram:goma_colorfuldays / X:goma_colorful
ゴマは今日も元気です。
喜んだり、悲しんだり、飲んだり食べたり、恋したり、
お金だって稼がなきゃ。ネコもけっこう忙しい。
落ち込んだりもするけれど、本能に負けて浮かれたり……。
ネコだから? いえ、ヒトもかも。
飄々とした表情、体いっぱいに表れる気持ち。
絵に添えられた、時に和ませ時にハッとさせる金言もアクセントに、
日々のモヤモヤを解きほぐし、前向きに今日を生きる、
猫(人)生肯定系作品集です!
インスタグラムを中心に作品を発表し、注目を集めるボールペン画家 UIKO
IKEDA 氏の初作品集『GOMA 黒ネコ、日々色々。』を刊行いたします。
著者 UIKO IKEDA は、2018 年からインスタグラム上で作品の公開を開始してき
ましたが、活動拠点や年齢など私生活についてはこれまで非公開。絵の投稿の他
は一切の活動を行って来なかったにもかかわらず、純粋な作品の魅力により国内
外で広く支持を得て、現在フォロワー数は 12 万人を超える、今後も注目の作家
です。
作品集の刊行にあたり、ネコとの出会い、作品が生まれた背景ともいえる自身の
原風景についてもふりかえり、初めてその人物像にも触れます。
一目見て手にしてみたくなる親しみ。ふとした時にページをめくりたくなるよう
な愛着。SNS の世界から飛び出して、スマートフォンでは伝えきれない、確かで
温かな質感をおくります。
UIKO IKEDA
“ ボールペンで気ままに絵を描くことにしました。
趣味です。黒猫飼ってます。とらねこ飼ってました。”
愛猫ゴマをモデルにボールペンで絵を描いて、2018 年からインスタグラム上で作品公開をはじめ、国内外で支持を集める。現在は、自然に囲まれた日本のどこかでゴマと過ごし、ピアノを教えながら日々絵を描いている。
【刊行にあたって】
ネコたちを絵に描くことは、私にとっては自然なことでした。もともと何でも落書き風にイラ
ストに描くことは好きでした。それは鉛筆に始まり、次第に手近にあったボールペンへと移
りました。
ある日、少し描くことに慣れてきた頃、一緒に暮らす、まだ小さくてかわいかったクロネコ
“GOMA” をモチーフに描いた絵をインスタグラムにアップしました。驚いたことに日本をは
じめ、海外からもたくさんの反響をいただき、これまで絵を描き続けてきました。我が家の
クロネコがたくさんの方に愛されることは、心からうれしく、私にとってクロネコは多くの喜
びを運んでくれるヒーローです。
(本書あとがきより)
この本はこれまで描き溜めてきた絵を中心に、黒ネコゴマの日々のあれこれが一冊になった
ものです。マイペースで好奇心旺盛、猫生を謳歌するゴマの姿をお楽しみください。
【インタビュー】
̶̶絵を描くキッカケや画材(ボールペン)について
特別なきっかけはなく、ボールペンは、とにかく家にたくさんあったので「そこにボールペン
があったから」使い始めました。特にこだわりはありません。今はお気に入りの太さの違う
3種類くらいのボールペンを使い分けています。
̶̶実際のゴマはどんな子でしょう?
リアルゴマはマイペースで人懐っこいです。初対面の人の膝にも乗ってきます。毛玉のつい
た靴下をはいている人は特に好きみたいです。
̶̶UIKOさんがピアノを弾いていると?
練習中は寄ってきません。曲が仕上がってくると近くのソファーで丸くなっておとなしく聴いて
います。
̶̶ゴマが出会う、作中に登場する生き物について
周囲に自然が多いので、そこに棲んでいる生き物が多いです。あとは、その時々に描きたく
なった生き物を描いています。描きながら性格やゴマとの関わり方を想像しています。
̶̶ゴマが暮らす街並みは、どこかの国がモデルですか?
古いヨーロッパの街並みをヒントにしています。ピノキオやマッチ売りの少女が住んでいて
も不思議のない街をイメージしています。
※本書では、エッセイ、インタビュー全編がご覧いただけます。