株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、昨年の都知事選で15万票を獲得し、今大きな注目を集めるAIエンジニア・SF作家の安野貴博さんの新著『1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略』を2月6日に発売します。
「新しいことにチャレンジする1%の人々」が世界を変える、1%の小さな技術的革新をテコに大きな変化をつくり出す――そんな2つの意味がタイトルに込められた本書では、経済・ビジネス、教育、医療、防災などの最新トレンドを踏まえつつ、デジタル民主主義による〈多元的な未来〉への鮮烈な構想が打ち出されています。
元台湾デジタル担当大臣のオードリー・タン氏も絶賛、さまざまな政党へ参加を呼びかける「デジタル民主主義2030」構想が話題の鬼才エンジニアが、私たちの民主主義をアップデートする「新しい意思決定の仕組み」を提案します。
・AI を起爆剤にして、東京をアップデート
・日本の課題解決と新市場開拓を同時に実現
・子どもの特性に応じた多様な学びをつくる次世代教育
・AI を活用したブロードリスニングで市民の声を可視化
・行政の透明性を高める、新しい「意思決定の仕組み」
・超速でデジタル民主主義を実装した「チーム安野」の作り方…etc.
■安野貴博さんからのメッセージ
超高齢社会で日本が抱える諸問題は、世界に先駆けて、私たちが解かねばならない課題です。テクノロジーの力で各分野の壁を突破し、民主主義というシステムをアップデートすることで、社会の活路は開かれると考えています。小さな革新としての本書が、社会の大きな変化を生む最初の第一歩となることを願っています。
■オードリー・タン氏の推薦コメント
安野さんの先見性に満ちた本書は、テクノロジーが多様な声を呼び寄せ、共に紡ぐ未来を鮮やかな光として映し出します。民意をすくい上げ、鏡のごとく映し返すその試みは、多元的な共創の道しるべとなり、私の理想と深く呼応します。安野さんが紡ぎ出す新たな挑戦に、胸が高鳴ってやみません。
——オードリー・タン(元台湾デジタル担当大臣)
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<安野さんのトークイベントを開催します!>
刊行を記念した特別トークイベントでは、「チーム安野」の中心メンバーにして妻の黒岩里奈さんと、今だから話せる都知事選の裏側から、日本をリブートする未来戦略まで楽しく語り合います。
【イベント概要】
『1%の革命』刊行記念
「誰も取り残さない『未来』の話をしよう」
安野貴博 ✕ 黒岩里奈
日 時:2025年2月9日(日)14:00~
場 所:青山ブックセンター 本店 大教室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
申込先:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/2025-2-9
(会場限定100席)
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■著者プロフィール
安野貴博(あんの・たかひろ)
AIエンジニア、SF作家。
1990年、東京都生まれ。東京大学工学部システム創成学科卒。在学中、AI研究の第一人者、松尾豊氏の研究室に所属し、機械学習を学ぶ。ボストン・コンサルティング・グループを経て、2016年にAIチャットボットの株式会社BEDORE(現PKSHA Communication)を創業。2018年にリーガルテックのMNTSQ株式会社を共同創業。2019年、「コンティニュアス・インテグレーション」で第6回日経星新一賞一般部門優秀賞を受賞。2021年、『サーキット・スイッチャー』で第9回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を受賞し、作家デビュー。2024年、東京都知事選に立候補、AIを活用した双方向型のコミュニケーション(ブロードリスニング)でつくり上げたマニフェストが大反響を呼び、安野貴博と「チーム安野」は第19回マニフェスト大賞グランプリを受賞。2024年11月より東京都のデジタル化を推進する一般財団法人GovTech東京のアドバイザーに就任、現在に至る。
■書誌情報
出版社:株式会社 文藝春秋
書 名:『1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略』
著 者:安野貴博
判 型:四六判並製カバー装 288ページ
発売日:2025年2月6日
定 価:1,760円(税込)
ISBN: 978-416-391939-3