株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)は、「楽天ぐるなび(https://www.gnavi.co.jp/)」ユーザーなどのぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は野菜の価格高騰に関するアンケートを実施しました。主な結果は以下の通りです。
■調査結果ポイント
①価格が上がっていると思う野菜は、「キャベツ」「白菜」「レタス」がTOP3で、その中でもキャベツはダントツ。上位の野菜は皆、年代が上がるほど高いと感じる人が増える傾向。
②価格が上がったら買う頻度を減らすのは「キャベツ」が最多で、「レタス」「ブロッコリー」「白菜」が3割台で続く。
③購入を減らさない野菜は、「玉ねぎ」「ニンジン」「ジャガイモ」の根菜類が上位。
④野菜の価格上昇時にとる行動は「価格の上がっていない野菜、安い野菜を多く利用する」が最多で、次いで「見切り品で値下げされているものを買う」。「見切り品を買う」は20~30代の女性で6割弱と特に高い。
⑤卵の値上がりを感じている人は8割。
今回の調査は、ちょうどキャベツがひと玉500円を超える時期の実施だったので、 キャベツの値上がり、キャベツの買い控えが特に目立つ結果となりましたが、その他にも価格高騰が大きく影響している様子がうかがえました。
「価格が上がったら買う頻度、量を減らす(または買わない)野菜」では、回答が20%を超えた野菜が実に19品目なのに対し、「価格が上がっても買う頻度、量を減らさない(減らせない)野菜」では、回答が20%を超えたのは「玉ねぎ」「ニンジン」「ジャガイモ」の3品目のみ。価格高騰によって、野菜の購入を減らしているということでしょうか。
この価格高騰を乗り切るために「価格の上がっていない野菜、安い野菜を多く利用する」「見切り品で値下げされているものを買う」といった行動ももちろん必要ですが、自由回答で価格高騰を乗り切るための工夫を尋ねると、これまで捨てていた部分や根菜の葉っぱ、乾燥野菜を活用したり、豆苗などの再生野菜を活用したり、外食のサラダバーを活用したりと、様々な工夫があげられました。もしまだ試していないアイデアがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
【調査概要】
■調査期間:2025年2月4日(火)~2月5日(水)
■調査対象:全国
■調査方法:WEBアンケート
■回答者:20代~60代の男女ぐるなび会員1,300名