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1963年の伝説的な超薄型時計を現代に再現。「The Open Space Quartz」

1963年誕生の伝説的な超薄型時計を再現。「The Open Space Quartz　オープンスペースクオーツ」が登場！人類史上初の宇宙へ行った時計ブランドSTURMANSKIEから新作！

ロシアの名門時計ブランドSTURMANSKIE（シュトゥルマンスキー）が、新作超薄型「Открытый Космос Кварц（The Open Space Quartz）」を発表。

このモデルは、1963年にFirst Moscow Watch Factory（第一モスクワ時計工場）で開発された超薄型1級精度時計「Vympel（ヴィンペル）」にインスパイアされ、現代技術と融合して誕生しました。

コレクションの最大の特徴は、大きなスロットインデックスが映えるオープンホワイトダイヤルと、洗練されたポリッシュ仕上げのスチール製プレート型ケース。
また、ストラップを取り付ける直線的な薄型ラグが、スタイリッシュな印象を与え、腕元に軽やかなフィット感をもたらします。

HISTORY – 伝説の超薄型時計「Vympel」

1962年7月1日、ソビエト連邦工業省と第一モスクワ時計工場（1MChZ）は、超薄型の高精度な紳士用時計「Vympel（ヴィンペル）」の生産を決定しました。
この時計の技術資料は第一モスクワ時計工場から提供され、その後「Луч-2209（Luch-2209）」の名で展開されました。

キャリバー2209は、直径22mm、高さ2.9mm、23石のムーブメントを搭載し、センターセコンドと耐衝撃機構を備えた、当時としては革新的な超薄型ムーブメントでした。
生産は1962年から開始され、最初の「Vympel」は1963年8月に完全に製造ラインに適応。最初のロットは1,000本以上が生産され、ソビエト国内外で高い人気を誇りました。

初期モデルは、第一モスクワ時計工場製のケースに収められ、ゴールドメッキのラウンドケース、ダイヤモンド加工のベゼルとケースリングを備えていました。
ケースバックはステンレススチール製、ダイヤルはシルバー仕上げで、プリントによるフルインデックス表示が施されていました。

「Vympel」は、そのエレガントなデザインと精度の高さから、国内外で広く愛されました。
ダイヤルの仕上げには、シルバー加工、ゴールド加工、ブラックニッケル加工などが施され、プリントやダイヤモンド彫刻による多彩なインデックスデザインが採用されました。

洗練されたデザイン × 高精度クォーツムーブメント

「The Open Space Quartz」

ダイヤルには、両サイドに鋭く刻まれたスロットインデックスを配置。
その繊細なラインは、細くエレガントな時分針と完璧に調和し、クラシックな美しさを際立たせます。

風防には、ドーム型ミネラルガラスを採用し、ヴィンテージ感を残しながらも耐久性を向上。