地域活性化を目指す近畿大学。農学部、文芸学部の協力で生まれた酒造りの現場を見て、地元の素晴らしさを再発見しましょう！🌍🤝
解説
近畿大学附属湯浅農場が、創立100周年を記念して新しいお酒を発売します。地元の老舗蔵である髙垣酒造と協力し、学生たちの手で育てた山田錦を使った『近大酒純米大吟醸』が誕生しました！このお酒は、和歌山の豊かな風土で育ったお米を余すことなく活かしています。さらに、デザインには文芸学部の学生も参加して、ラベルも魅力的✨。これはただのお酒ではなく、地域の文化と学生の努力が結実したひと品です。地域活性化に向け壊れやすいかもしれないというお酒作りの背景にも注目してみてください。これからの季節、美味しいお酒を楽しむための大切な選択肢の一つとなるでしょう🍶。
この記事のポイント！
1. 100周年記念に地元の酒蔵とコラボ
2. 100%山田錦使用の高品質日本酒
3. 学生の手で育てられたお米を活用
4. 学生がデザインしたラベルで魅力をUP
5. 地域活性化と地産地消の取り組み
【本件のポイント】
●地元の老舗酒蔵と協力し、創立100周年を記念した「近大酒純米大吟醸」を新発売
●地域活性と地産地消への取り組みとして、農学部の学生約60人と教職員が協力して田植えや収穫を行った酒米「山田錦」を100%使用
●文芸学部芸術学科の学生がラベルデザインを担当
【本件の内容】
近畿大学附属湯浅農場は地域活性と地産地消を目的に、令和2年（2020年）から酒米「山田錦」の栽培に取り組んでいます。令和3年（2021年）には地元の酒蔵である髙垣酒造株式会社との共同事業により「近大酒純米」を発売し、令和5年（2023年）からは「近大酒純米吟醸」の販売を開始しました。
このたび、令和6年（2024年）に農学部の学生約60人と教職員が協力して田植えや収穫を行った酒米を使用し、「近大酒純米吟醸」、「近大酒純米」の新酒と、近畿大学創立100周年を記念して新たにラインアップに加えた「近大酒純米大吟醸」を発売します。また、以前からリクエストのあった「近大酒純米吟醸」と「近大酒純米」の飲み切りサイズ（300mL）も新発売します。
酒瓶のラベルは実学教育の一環として、文芸学部芸術学科造形芸術専攻教授 安起瑩（あんきよん）ゼミの学生がデザインしました。本学部のイメージカラーを用い、日本の伝統的な波文様を虹色で表現しました。また文字や数字の一部には米の形を取り入れ、希望に満ちた明るい未来を連想させるデザインに仕上げています。今回新発売となる「純米大吟醸」は、純米や純米吟醸と比べて品質・価格ともに最高グレードであるため、100周年記念にふさわしいゴールドのラベルを採用しました。
【商品概要】
発売日 ：令和7年（2025年）3月3日（月）
商品価格 ：近大酒純米大吟醸/300mL 1,320円、720mL 3,300円
近大酒純米吟醸/300mL 880円、720mL 2,420円
近大酒純米/300mL 528円、720mL 1,650円、一升瓶（1.8L）3,300円
※すべて税込価格
販売店 ：酒やの鍵本（和歌山県和歌山市手平1-4-26）
松尾酒店（和歌山県和歌山市南材木丁2-25）
石本酒店（和歌山県有田郡有田川町大字天満725）
メッサオークワ 岩出店（和歌山県岩出市中迫147）
株式会社近大アシスト 東大阪営業所（大阪府東大阪市小若江3-4-1
近畿大学31号館1階）他
提供飲食店：近畿大学水産研究所 大阪店（大阪府大阪市北区大深町3-1
グランフロント大阪北館6階）
近畿大学水産研究所 銀座店（東京都中央区銀座6-2 東京高速道路山下ビル2階）
近畿大学水産研究所はなれ グランスタ東京店（東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本「東京駅」グランスタ東京1階）他
※純米大吟醸は1杯2,000円（税込）、純米吟醸は1杯1,400円（税込）、
純米は1杯1,100円（税込）で提供
原材料 ：米（和歌山県産）、米麹（国産米）
※原料米は近畿大学附属湯浅農場で栽培した山田錦を100%使用
醸造元 ：髙垣酒造株式会社
お問合せ ：髙垣酒造株式会社 担当：髙垣 TEL（0737）34-2109
【商品の特徴】
＜近大酒純米大吟醸＞
清酒、純米大吟醸酒、アルコール度数：16度、中辛、精米歩合：40％
和歌山酵母ならではの華やかな香りと、米本来の甘味や香りの調和が楽しめる上質なやわらかいのどごしの清酒です。
＜近大酒純米吟醸＞
清酒、純米吟醸酒、アルコール度数：16度、やや辛口、精米歩合：50％
低温でじっくりと発酵させ、寒仕込みで醸（かも）した純米吟醸は、品の良い味わいとのどごしの良さが特徴です。
＜近大酒純米＞
清酒、純米酒、アルコール度数：16度、中辛、精米歩合：60％
米の旨味がギュッと詰まっており、芳醇でコクのある旨さが魅力です。
山田錦は「酒米の王」ともいわれ、生産量日本一を誇る酒米品種です。大正12年（1923年）に兵庫県明石市の兵庫県立農事試験場（現：兵庫県立農林水産技術総合センター）で誕生しました。比較的大粒で、大きい心白（しんぱく）（米粒の中央部にある円形の白色不透明部分）が発現しやすく、酒造りにおいては吸水性に優れ、麹菌（こうじきん）が入り込み醪（もろみ）に溶け出しやすい適性があります。また、低タンパクのため雑味が少なく、華やかな吟醸香とスッキリとした味わいの酒に仕上がります。
【髙垣酒造株式会社】
天保11年（1840年）高野街道筋空海ゆかりの地、金屋（かなや）で創業。有田川上流早月峡谷（はやつききょうこく）に湧く岩清水を、いつの頃からか人は不老長寿の「空海水」と呼ぶようになりました。初代髙垣又右衛門はこのまろやかな霊水から酒を醸すことを思いつき、酒造りを始めました。以来、山里で独自の発酵法を編み出し、伝統の技術に支えられて今も手造りの味を守りつづけています。「紀勢鶴（きせいつる）」、「龍神丸（りゅうじんまる）」、電球の型の瓶に入ったユニークな電球の酒「てんきゅう」など幅広くお客様から愛されている酒を製造しています。
所在地 ：和歌山県有田郡有田川町小川1465
代表者 ：代表取締役 髙垣任世
事業内容：清酒製造業
設立 ：平成17年（2005年）
資本金 ：1,000万円
URL ： http://takagakishuzo.com
【関連リンク】
文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 教授 安起瑩（アンキヨン）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1111-an-kiyoung.html
附属湯浅農場
https://www.kindai.ac.jp/farm/
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/
文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/