都会を離れた小川糸さんが、自然とのふれあいや暮らしの道具について語る一冊✨日常に潜む小さな幸せを見つける旅が描かれています。
解説
小川糸さんのフォトエッセイ集『いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具』は、彼女が都会を離れて山小屋での暮らしを選び、その経験を語った一冊です🏡。自然と共に生活する中で、彼女が感じたことや、実際に使っている道具、心に残るアート作品など、来る参考にしたい内容が盛り込まれています✨。特に、自分にとって大切な「いとしきもの」を見つけることの大切さを伝えるこのエッセイは、多くの読者の心に響くことでしょう。時の流れの中で何を大切にするかを考えさせてくれる素敵な内容です🌲。
この記事のポイント!
1. 自然に囲まれた暮らしの魅力
2. 愛犬との生活の楽しさ
3. シンプルで心豊かな生活
4. 実際に使っている道具の紹介
5. 自分を大切にすることの重要性
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、小川糸さんによる文庫オリジナルのフォトエッセイ集『いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具』(文春文庫)を、5月7日に発売します。
小川糸さんは3年前、都会から、森へと移住。
美しくも厳しい自然に囲まれた山小屋での暮らしの中で、乾物類はたっぷり収納して備え、食はシンプルに、道具は厳選して使いやすいものを、と生活が変わりました。
料理風景や庭の土いじり、相棒の愛犬ゆりねとの毎日を楽しむ様子を、カラー写真とエッセイで綴ったエッセイ集が、文庫オリジナルで5月に刊行されます。
都会での生活を離れ、小川糸さんが感じたこととは何なのか。
せわしない日常に追いかけられる日々、ふと立ち止まりたくなる本です。
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■小川糸さんからのコメント
今から思うと、5年前のコロナの頃、私は本当に瀕死の状態でした。
この先、どうやって生きていこうかと薄暗闇を彷徨う中で、
石ころだらけの長野の土地へと辿り着きました。
この美しい森との出会いが、私の人生を変えてくれました。
人生は意外とあっという間です。
心豊かな人生を送るためには、やりたいことや欲しいものを先送りせず、なるべくそのものと長く人生を共にするのが幸福な生き方に繋がるのではないか、というのが、山小屋を建てて私が得た教訓です。
この本では、自分が暮らしている山小屋や、そこで実際に使っている道具やアート作品など、毎日の生活の中で大事にしている「いとしきもの」についてご紹介しています。
読者の皆さんにとって、暮らしに参考になるページがありましたら、と願わずにはいられません。
そして、これからの人生で、どうか、ご自分にとっての「いとしきもの」を見つけてください。
■『いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具』の内容紹介
<目次より>
・麓へ向かう
・森と湖とカフェ
・ハンドルを握る
・山小屋の条件
・土とおしゃべり
・ケの建築家
・迷えるキッチン
・薪ストーブと暮らす
・石と神様
・カラマツに包まれる
・物語が生まれる季節
・はじまりの急須
・このカレー粉でなきゃ!
・謎の職人Wのお風呂椅子
・ぬくぬくチェリーピロー
・あっぱれ!魔女の箒
・クルミ仕事がはじまる
・小さなおやつ
■著者プロフィール
小川 糸(おがわ・いと)
1973年生まれ。
2008年『食堂かたつむり』でデビュー。以降数多くの作品が、英語、韓国語、中国語、フランス語、スペイン語、イタリア語などに翻訳され、さまざまな国で出版されている。『食堂かたつむり』は、2010年に映画化され、2011年にイタリアのパンカレッラ賞、2013年にフランスのブラジエ賞を受賞。『つるかめ助産院』、『ツバキ文具店』、『ライオンのおやつ』がNHKでテレビドラマ化されている。『ライオンのおやつ』は2020年本屋大賞第2位。その他の著書に、『ファミリーツリー』『リボン』『ミ・ト・ン』「椿ノ恋文」『小鳥とリムジン』などがある。