今回は「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」の様子をレポート!日本からの二組がアポロシアターの舞台で素晴らしいパフォーマンスを展開したよ!🎤✨
解説
「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」は、アメリカ・ニューヨークの有名なアポロシアターで開催された特別なイベントで、日本からの代表が素晴らしいパフォーマンスを披露しました!✨その中でもゼロから打ち師始めます!は、日本独特の文化を生かした「ヲタ芸」を使って舞台を盛り上げ、観客を楽しませました!🎶戸辺 葵は、和のテイストを取り入れたダンスで観客を魅了し、最高評価を受けました!観客を一瞬にして惹きつけるパフォーマンスは、本場ニューヨークでも大成功を収め、新しい挑戦の場となりました!これからも日本のエンターテインメントが世界に広がることを期待しています!🌍💖
この記事のポイント!
1. APOLLO THEATERで日本のアマチュアナイトが開催されました。
2. 日本代表「ゼロから打ち師始めます!」がニューヨークの舞台を魅了しました。
3. 審査員特別賞を受賞した戸辺 葵のパフォーマンスが話題に。
4. 多様な演目や参加者で観客を惹きつけるイベント。
5. 日本文化のユニークな表現が国際舞台で評価されました。
3月12日(水)19:30(日本時間13日(木)8:30)より、アメリカ・ニューヨークのハーレム地区にあるAPOLLO THEATER(アポロシアター)にて、年間を通した大会のうち予選1回戦にあたるファーストラウンドショーが開催され、「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」の優勝者「ゼロから打ち師始めます。」と審査員特別賞の「戸辺 葵」が日本のアマチュアナイトを代表し本場ニューヨークの舞台に出演いたしました。
ライブレポート
3月12日(水)19:30(日本時間13日(木)8:30)より、アメリカ・ニューヨークのハーレム地区にあるAPOLLO THEATER(アポロシアター)にて、年間を通した大会のうち予選1回戦にあたるファーストラウンドショーが開催され、こちらに日本版として開催された「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25(アポロアマチュアナイトジャパン ニーヨンニーゴ)」の優勝者「ゼロから打ち師始めます。」と、審査員特別賞を受賞した「戸辺 葵」の2組が参加、日本のアマチュアナイトを代表してゲスト出演を果たしました。
開演前からDJ JESSの音楽によって会場内の熱気が高まりつつ、開演後にはブラックミュージックの殿堂としての「アポロシアター」創立90周年を記念したスペシャル映像が流れます。そしてMCを務めるCAPONEが圧巻のマイクパフォーマンスを見せ、観客とのコール&レスポンスや、カラフルな照明に合わせた声出し練習などを取り入れ、観客の興奮を最大限に引き上げると、いよいよショー本編がスタート!
まずは「CHILD STARS OF TOMORROW」というキッズ部門に始まり、今回は3組が出場。落ち着いた歌声の「ROBERT LEVY Ⅱ」や、華やかな衣装を着た子供のダンスユニット「BDA DANCERS」も健闘しましたが、最後の歓声審査では、顔やスタイルの良さに加えて少年ならではの甲高い美声でジャクソン5の「Who‘s Lovin’ You」を歌いインパクトを確実に残した「COLE BELLORGEY」が堂々の1位となりました。
続いては「ADULT SEGMENT」という大人部門がスタート。まず最初に「NEW LIFE BAND」が颯爽と登場してバンド演奏を披露したものの、早々にブーイングを多く浴びたため、エクスキューショナーを務めた「C. P. LACEY」というコメディアンのタップダンサーによって緑の照明とともに強制退場となってしまいます。2組目のシンガー「NANAEE」はなんとか持ちこたえたものの、会場が熱狂の渦に巻き込まれていたこともあってブーイングは多発し、3組目でスポークン・ワード(詩や物語の朗読パフォーマンス)を披露した「PLUTO」、4組目のシンガー「RUMOR」はブーイング退場となってしまいました。しかしその後に出場した「MARKISHA」という女性シンガーが、他を圧倒する目の覚めるようなパワーを持つ歌声で「Listen/Beyonce」を披露すると会場の空気は一変。スタンディングオベーションが続出するほど歓迎ムードに包まれました。その後は休憩をはさんで、シンガーの「IAN DAVIS」とギタリスト「LUKA」と続き、計7組が登場しました。
そしていよいよ、日本代表である2組がスペシャルゲストとして登場する番に。まずは「アマチュアナイト」プロデューサーのMarion J. Caffey(マリオン・J・カーフィー氏)が登場し、今回アマチュアナイトの日本大会が開催されたこと、数多くの応募のなかから頂点を制した2組のパフォーマンスを、ブーイングは無しでぜひ目に焼き付けてほしいことを語ります。まず審査員特別賞を受賞した「戸辺 葵」のパフォーマンスでは、日本大会と同じ「葵蝶/Dee Lee Projekt」の曲に乗せ、和のテイストを感じさせながら舞台上をアクロバティックに駆け回るダンスを披露。側宙や衣装チェンジなどの技が決まるたびに歓声があがり、最後にはスタンディングオベーションする観客も続出しました。マリオン氏も「12歳で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた、彼女のことをぜひ覚えてほしい」と語りました。そして「ゼロから打ち師始めます。」のパフォーマンスでは、「ヲタ芸」という日本独自のジャンルで「ニューヨーカーたちにとってはユニークなものに見えるだろう」とマリオン氏によって説明され、日本大会決勝でも披露した「怪物/YOASOBI」のサイリウムダンスを披露。動きと連動して光の色や長さが次々と移り変わるヲタ芸パフォーマンスに観客はすっかり見入っていました。2組は舞台上ですっかりニューヨークの観客に受け入れられたばかりでなく、終演後に劇場ロビーでも沢山のお客さんに「いいパフォーマンスだったよ」と温かい言葉をかけられ、特に「ゼロ打ち」の現地ファンが多く集まって彼らのパフォーマンスを称えました。
結果、審査ブロックではブーイング退場者を除いた4組が登場し、「MARKISHA」が88点でトップ通過。「LUKA」の74点、「IAN DAVIS」の68点も続いて通過することとなり、「NANAEE」を除く3組が通過、予選2回戦への進出を果たしました。
出演者コメント
●ゼロから打ち師始めます。
さぷりめんと
「ニューヨークでのヲタ芸は不安が勝っていましたが、今日一日終えて本当に気持ちよかった。怖さも全部なくなって、すべてを出し切って最高の評価を得られたと思う。思い出にのこる一日になりました」
いかちゅん
「ヲタ芸を知らない人たちばかりの地で受け入れられたことが、これから活動の自信となりました。どんな地でもヲタ芸を広げていこうと思いました」
シト
「Soul Explosion in New York!」
しじま
「久々の海外で5人でヲタ芸できたことが嬉しく、楽しかったです」
Clifford
「初めてアポロを観客としてみる時間もあったが、現地の観客は本当に素直で、ダメだと思った人に本気のBOO!!を出して、本気でいいと思った人にYASS!!を出すという忖度のない反応だった。それを知った上でパフォーマンスしたので、歓声を出してくれたのが、本当にいいものと認められた想いがしてすごくうれしかった」
●戸辺 葵
本番前はとても緊張していて涙が出ちゃったんですけど、袖にいくとスタッフさんが、舞台に上がるとお客さんが歓声で励ましてくれたのが勇気になり、自分でも納得できるいいパフォーマンスができました。終わった後も、知ってる人に加えて知らない人からも「すごかったよ!」という声をかけてもらって、自分の自信にもなった。日本文化のテイストも伝わっていたので、世界に広められたという達成感で、嬉しいと楽しいと興奮と色んな感情があります!
公演概要
日時:2025年3月12日(水)開場18:30 開演19:30~21:30 ※ニューヨーク現地時間
場所:APOLLO THEATER(住所:253 W 125th St, New York, NY 10027)
出演者:「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」
ゲスト出演:ゼロから打ち師始めます。(優勝)、戸辺 葵(審査員特別賞)その他、ファーストラウンドショー#16出演者たち