この絵童話は、泣き虫ツヨシがルイ250世と一緒に泣くことの意味を探る温かい物語だよ!✨彼らの冒険は、泣き虫の一族の背景と共に楽しめるんだ。
解説
『泣き虫ビンゴ!』は、泣き虫のツヨシが本物の泣き虫、ルイ250世と出会い、共に泣くことの意味を探求していく物語です。木内南緒さんのユーモア溢れる筆致とリズミカルな文章が特徴で、小さな読者にも心温まる体験を提供します。この物語は、ただの冒険の果てに感動が待っているのではなく、泣くことの大切さや仲間との絆を考えさせてくれる内容になっています。皆さんもぜひ、ツヨシたちの泣き虫物語に触れてみてください!✨
この記事のポイント!
1. 泣き虫ツヨシとルイ250世の冒険が描かれています。
2. 嘆きや笑いを通して泣くことの意味を考えさせられる物語。
3. 木内南緒のリズミカルな文章で読みやすい絵童話。
4. 大阪を背景にしたユニークなキャラクターが魅力。
5. 友情や絆が重要なテーマになっている。
岩崎書店商品ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10124264.html
作者の木内南緒さんは、岩崎書店でデビューしてから、はや6作目。木内さんらしいテンポよい展開とリズミカルな文章で気持ちよく読める絵童話。今回、木内さんの隠し切れない「関西人魂」が垣間見えて、お笑いの要素もあり! 木内さんは愛媛県松山市在住ですが、大阪生まれ。いまでも月に一度は大阪に出向いて、児童文学講座の仲間と切磋琢磨しているとのこと。
悲しいなみだ くやしなみだ うれしなみだ 大笑いなみだ 感動なみだ 玉ねぎなみだ あくびなみだ 痛いなみだ……。
なみだって何だろう、泣くってどういうこと?を考えさせられる、温かい物語。
●泣き虫のツヨシの前に本物の泣き虫が現れる! 由緒正しい泣き虫の一族、ルイ250世!? なみだを集めて必要な人のところに届ける仕事をしている虫だという。
小3の泣き虫のツヨシの前に、ある日、本物の泣き虫が現れる。由緒正しい泣き虫の一族、ルイ250世。なみだを集めて必要な人のところに届ける仕事をしているという。
今はビンゴカードに書いてあるいろいろな種類のなみだを集めていて、一列揃うと、一人前になったしるしの大きな羽が得られるそう。
ビンゴカードに書いているなみだは、悲しいなみだ くやしなみだ うれしなみだ 大笑いなみだ 感動なみだ 玉ねぎなみだ あくびなみだ 痛いなみだ……。
しかし、ルイ250世は、人間が怖くてなかなか集められない。ツヨシはなみだを攻略するためにルイを手伝うことに!
ふたりは協力してなみだを集めていくが、あとひとつ、というところで、思いがけないアクシデントが……。
ツヨシとルイは危機も乗り越え、絆を強め、コンプリートを目指す!
なみだって何だろう、泣くってどういうこと?を考えさせられる、温かい物語。
●紹介動画:https://www.youtube.com/shorts/Xs8L1tA_jA8
◆書籍情報
書名:泣き虫ビンゴ!
著者名:木内 南緒・作
森田 るり・絵
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,430円(本体1,300円+税)
判型:A5判 88ページ
発売日:2025年3月17日
著者プロフィール
木内 南緒(きうち・なお)・作
大阪府生まれ、愛媛県松山市在住。立命館大学法科大学院修了。第35回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作の『AIロボット、ひと月貸します!』(絵・丸山ゆき)でデビュー。同作品で第36回愛媛出版文化賞を受賞。そのほかの作品に『ねこのふくびき』、『犬のふくびき』(絵・よしむらめぐ)、『おばけがわらう日』(絵・いとうみつる)、『ニャンの日にまいります!』(絵・酒井以/以上、岩崎書店)などがある。
森田 るり(もりた・るり)・絵
熊本県生まれ。漫画家。2013年に講談社『月刊アフタヌーン』にてデビュー。漫画作品に『我らコンタクティ』(森田るい名義/講談社)、絵本に『はなのちるちる』(作・鹿子裕文/一般社団法人京都市老人福祉施設協議会)、児童書に『ネコはとってもいそがしい』(作・吉野万理子/くもん出版)がある。
※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
販売場所:全国書店、ネット書店 ほか
紀伊國屋書店:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784265072729