2025年度の京都芸術大学で開催される「日本芸能史」講座は、伝統文化に迫る貴重な機会。人間国宝や第一線の講師陣が登壇し、実演も交えた多彩な内容が待ってるよ！✨
解説
2025年度の公開連続講座「日本芸能史」は、京都芸術大学が主催し、伝統的な日本文化を学ぶ素晴らしい機会です！期間中は、実演者や研究者など一流の講師による講義が行われ、その中には人間国宝も含まれています。毎週月曜日に開催されるこの講座では、古典芸能の知識を継承し、参加者が伝統文化の本質に触れられる体験を提供します。みんなで一緒に日本文化の魅力を再発見しましょう！🌸✨
この記事のポイント！
1. 本講座は2002年度から続く人気プログラム。
2. 実演者や研究者が登壇する多様な内容。
3. 少人数制で、参加者との交流を大切に。
4. 講座は毎週月曜日に開催。
5. 人気の講師陣が直接指導を行う貴重な機会。
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センターは、2025年4月14日（月）～2026年1月26日（月）の期間、公開連続講座「日本芸能史」を京都芸術劇場 春秋座にて開催します。
講座詳細：https://k-pac.org/events/14054/
講座概要
本講座は2002年度より毎年度継続している人気講座で、2025年度は「世界文化の中の日本文化」をテーマに、人間国宝を含む実演者や研究者など、第一線で活躍される講師の方々が登壇し、実演をまじえつつ講義をおこないます。一般の方も受講いただけます。
企画・コーディネーター 田口章子 （京都芸術大学教授）より
世界の歴史と文化は、大地の女神を信仰することから始まった。しかし、歴史の経過、生業と自然環境の変化のなかで、天なる男性神信仰に全体として向かっていった。並行して神中心から人間中心の文化へと移行していった。
このような変化は日本列島にも現われた。ことに明治以降、「脱亜入欧」の掛け声のもとに、国を挙げて西欧近代を追いかけた。しかし、日本の特異さは、根底に地母文化を保存しながら、後来の天父文化と必要最小限の融合をさせたことであった。
日本人の文化が海外の文化に貢献する道は、天父の信仰の生み出した文化に生きる人たちに、彼らがすでにうしなった地母の信仰が生み出した文化を提示することである。
「日本芸能史」プログラム ＊毎回月曜日 15:40~17:20（100分）
前期 春（前半）会場：春秋座
① 4月14日 「日本近代の苦悩」諏訪春雄
② 4月21日 「琵琶」奥村旭翠（人間国宝）（聞き手 田口章子）
③ 4月28日 「演劇」やなぎみわ
④ 5月12日 「式庖丁」小西雄大
⑤ 5月19日 「アイヌ文化」本田優子
⑥ 5月26日 「家紋」森本勇矢
⑦ 6月2日 「木ノ下歌舞伎」木ノ下裕一
前期 夏（後半）会場：春秋座
① 6月16日 「西欧近代合理主義の崩壊」諏訪春雄
② 6月23日 「常磐津」常磐津都㐂蔵・常磐津都史
③ 6月30日 「狂言」茂山忠三郎
④ 7月7日 「アニメーション」山村浩二
⑤ 7月14日 「華道」池坊専好
⑥ 7月21日 「壬生大念佛狂言」壬生大念佛講
⑦ 7月28日 「能」天野文雄
後期 秋（前半）会場：春秋座
① 9月22日 「芸能史の近代」諏訪春雄
② 9月29日 「義太夫」鶴澤津賀寿（人間国宝）・竹本京之助
③ 10月6日 「日本舞踊」藤間勘十郎
④ 10月20日 「OSK」桜花昇ぼる（聞き手 玉岡かおる）
⑤ 10月27日 「歌舞伎」田口章子
⑥ 11月10日 「音」藤田隆則
⑦ 11月17日 「上方舞」山村友五郎（聞き手 田口章子）
後期 冬（後半）会場：春秋座
① 11月24日「近代日本語の成立」諏訪春雄
② 12月1日 「落語」桂吉坊
③ 12月8日 「京舞」井上八千代（人間国宝）（聞き手 田口章子）
④ 12月15日 「煎茶」小川後楽
⑤ 12月22日 「琉球芸能」金城真次
⑥ 1月19日 「浪曲」玉川奈々福・広沢美舟
⑦ 1月26日 「能」安田登
お申込みについて
■受講料
前期
通し受講（全14回） 16,000円
春／前半（全7回） 10,000円
夏／後半（全7回） 10,000円
後期
通し受講（全14回） 16,000円
秋／前半（全7回） 10,000円
冬／後半（全7回） 10,000円
■受付期間
■申込方法
劇場オンラインチケットストア、郵便振替またはチケットセンター窓口にてお申込み下さい。
お申込み方法の詳細は劇場ウェブサイトにてご確認いただけます。https://k-pac.org/events/14054/
・京都芸術劇場チケットセンター 075-791-8240 (平日10時～17時)
・劇場オンラインチケットストア ※要会員登録（無料）https://k-pac.org/ticket/
京都芸術劇場（春秋座・studio21）について
2001年に京都造形芸術大学（現 京都芸術大学）内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場＝春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場＝studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術（＝performing arts）を幅広くカバーできる施設を誇っています。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。
劇場WEBサイト：https://k-pac.org/
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X（旧Twitter）：@KyotoArtTheater
Instagram：@kyoto_art_theater
＜お問合せ＞
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 TEL：075-791-9207 FAX：075-791-9438
MAIL：k-pac@kua.kyoto-art.ac.jp URL：https://k-pac.org