この巻では、奇妙なお客さんが続々登場し、マクスがどうでもよさそうに〝一応〟問題解決を試みている姿が魅力的だよ！彼の心の変化に注目です！💖
解説
坂田靖子の『一応探偵局』は、ちょっと不器用で緩い探偵マクスと、お堅い会計士ジョージの二人が、奇妙なお客さんの依頼を解決するユニークな物語です。特に第3巻では、マクスの少年時代の体験が彼の人間関係に影響を与えていることが浮き彫りになっていて、読者はその成長を共に感じることができます。物語はコミカルながらも、友情や信頼の大切さが描かれていて、リラックスしたいときや心温まるストーリーを楽しみたい方にピッタリ！「一応」でも真剣に取り組むマクスの姿に、心がほっこりすること間違いなしです！📚✨
この記事のポイント！
1. 主人公は緩い探偵マクスと真面目な会計士ジョージ。
2. 奇妙な依頼を扱いながら心の繋がりを描くストーリー。
3. マクスの過去の体験が人間関係に影響を与える。
4. コミカルな要素と心温まる感動が融合。
5. 第3巻では心に響くエピソードが展開される。
代表作『バジル氏の優雅な生活』などのイギリスを舞台にした作品や、多種多様な世界観で人気を博す坂田靖子。“一応探偵局（ほか なんでも）”の看板を掲げ、なんとも商売っ気の無い緩めの探偵・マクスと、彼を心配する両親に雇われたお堅い会計士・ジョージによるデコボコバディが織りなす、タイトル通りの“一応”探偵コミックである。
久しぶりに客が訪れたと思いきや、看板の“ほか なんでも”頼みの奇妙な依頼ばかり。気のいいマクスは戸惑いながらも“一応”問題解決を試みる。客はお金の無い小さな子供をはじめ、迷える老若男女たち。支払われる探偵料も多くは無いが、会計士ジョージはオタマジャクシさえも計上しようとする生真面目っぷりだ。
しかし、それなりにうまくいっている様子の2人だが、マクスは少年期に不思議な体験をした事が原因で、まっすぐに人の気持ちを信じる事が出来ず、ジョージともほどよい距離感を保ってきた。第3巻は、そんな2人に訪れる心ほぐれるラスト・エピソードをお楽しみください!!
【あらすじ】
持ち込まれた依頼の調査のみならず、客の鬱々とした気持ちも無自覚なまま晴らしてきた探偵マクス。
そんな彼は、幼い頃の体験が原因で人との付き合いに距離をとってきたのだが、くすぶり続けた猜疑心を晴らしてくれたのは意外にも、とても近くに居たあの人で……？
【書誌データ】
●書名：『一応探偵局』3巻
●著者：坂田靖子
●発売日：2025年3月17日
●定価：792円（税込）
●判型：B6判
●発行元：双葉社
●レーベル：ジュールコミックス
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