挑戦を恐れず、自らのビジネス哲学を語り尽くした茂木氏。彼の言葉から得られる洞察を実践し、成功に繋げませんか?🚀📈
解説
この書籍『挑み続けるヒント』は、キッコーマンの取締役名誉会長・茂木友三郎氏が成功に至るまでの思考法や行動指針をまとめたものです🌟彼は1960年代にキッコーマンが海外市場に進出する際の核心的役割を果たしました。無謀とも思われたアメリカへの工場建設を実現し、今や誰もが認める国際的ブランドに成長させたその秘訣を学ぶことができます✈️本書では、彼の言葉や思考がどのように成功へ導いたのかを知ることができ、ビジネスパーソンとして成長するヒントが得られます📈📚
この記事のポイント!
1. 茂木友三郎の挑戦の哲学
2. キッコーマンのグローバル戦略
3. 市場を創造する必要性
4. 成功の秘訣と実践法
5. 経営理念と未来のビジョン
日本でいち早くグローバル化に成功した「キッコーマン」。その立役者による成功を後押しする25の言葉と思考法
株式会社東洋経済新報社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田徹也)は、2025年3月19日にキッコーマン株式会社 取締役名誉会長の茂木 友三郎氏による書籍『挑み続けるヒント』を刊行いたします。
●しょうゆを世界へ広める挑戦に挑む!無謀とされた挑戦をどのように乗り越えたのか?
しょうゆはいまや世界中で愛されていますが、その重要なきっかけは、誰もが知るあの調味料、「キッコーマンしょうゆ」の海外進出です。
1960年代、キッコーマンでは、しょうゆの出荷数の長期的な伸び悩みに直面していました。そこで、海外に市場を広げるべく、当時の常識では無謀だとされていた「アメリカでの工場建設」に挑みます。この一大プロジェクトを先導したのが、本書の著者、茂木友三郎氏です。
無謀にも思われたこのプロジェクトですが、その成功には、緻密な計算と、弛まぬ努力、そしてより高いところを目指し続ける「挑戦心」がありました。
2025年で90歳を迎える茂木氏がその人生で見聞きし、また体験してきたことは、稀有ともいえる貴重な示唆に富んでいます。
●今日から始められる、成功への着実な地盤づくり
キッコーマンのしょうゆづくりは江戸時代から数えると300年以上になります。1950年代にはじまった同社の海外進出は、1973年にはいち早く米国での海外現地生産に挑戦し、日本企業のグローバル進出の先駆けとなりました。
茂木氏が自らの仕事の軸とするのは「挑戦のビジネス哲学」。戦後まもない時代にアメリカに渡ってMBAを取得し、困難と言われた現地での工場建設を成功に導くなど、時代を切り拓く力の源泉とはいかなるものなのか?
本書では、その具体的な行動指針やマインドセットの数々を、現代のビジネスパーソンがすぐに実践できるヒントとしてご紹介します。
●挑戦に「遅い」はない!茂木氏の「挑戦の哲学」の数々!
-
需要を創造することで、企業に付加価値が生まれる。
-
市場を侵食するのではなく、市場そのものを拡大する。
-
「いつクビになってもいい」「次の行き場はある」と断言できるくらいの実力をつけておく。
-
時代の変化を知り、自らの仕事に役立てる上で、最も簡単な方法は社外に出ること。
-
専門能力を磨くことと同様に、あるいはそれ以上に大切なのは人としての基本である。
【目次】
はじめに
●第一章 市場を創造し、需要を創造する
アメリカに工場を建設するという大プロジェクト
現地での瓶詰めから第一歩を踏み出す
企業の役割は需要を創造すること
インストア・デモンストレーションで確信したこと
アメリカの工場建設が決定
建設候補地をウィスコンシンに選定する
現地の反対運動に直面
アメリカ工場の幕開け
現地化せずしてよき企業市民とはなり得ない
第一次石油ショックを乗り越え黒字化を実現
キッコーマンが挑戦を続ける理由
●第二章 守りから攻めへの転換
国内営業を経験して気づいた課題
五つの経営方針を掲げる
「つゆ・たれ」分野への挑戦を決断
「本つゆ」「赤だれ」「黒だれ」を発売
苦難を乗り越え、ブランドを活性化する
市場全体の活性化に貢献
「うちのごはん」シリーズの誕生
「和風そうざいの素」というカテゴリーを創出
●第三章 グローバル時代のリーダー像
グローバルな視点を持てば、企業活動に国境はない
人材のグローバル化がますます意味を持つ時代
人材教育の位置づけが変化している
これからの時代において国際的に活躍する人材の要件
「専門能力」を身につける必要性
海外の文化に自分を適応させる
リスクへの感度を高める
●第四章 成長し続けるための学び方
キャリアと学びについての私の考え方
ドラッカーに感銘を受け留学を決意
ラジオ英会話が現地で役立った
勉強と格闘したアメリカ留学時代
ケーススタディでディベート力を強化
社外に出て変化を知る機会をつくる
令和臨調の発足に込めた想い
私を成長させてくれた先輩たち
情報源としての本と新聞の価値
知的錬磨の場を持つ
朝食会は貴重な意見交換の場
学ぶときに最も大切な姿勢
●第五章 これからの世界を生きる
変化が連続し、予測困難な時代
資本主義はどこへ向かうのか
失われた三〇年と日本の国際的地位
生産性向上のために何が必要か
今ほど社会的責任が問われる時代はない
なぜマナーを身につけることが大切なのか
個人にも求められるジェントルマンシップ
明けない夜はない
【著者プロフィール】
茂木 友三郎(もぎ ゆうざぶろう)
キッコーマン株式会社 取締役名誉会長 取締役会議長
公益財団法人 日本生産性本部 会長
1935年千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、キッコーマン株式会社入社。61年米国コロンビア大学経営大学院(経営学修士課程)卒業、同大での日本人第1号のMBAを取得。95年代表取締役社長CEO、2004年代表取締役会長CEO、2011年から現職。
2014年、日本生産性本部会長に就任。令和国民会議(令和臨調)共同代表、日本アカデメイア共同塾頭、経済同友会終身幹事等。
著書に『「醤油」がアメリカの食卓にのぼった日』(PHP研究所)、『キッコーマンのグローバル経営』(生産性出版)、『国境は越えるためにある「亀甲萬」から「KIKKOMAN」へ』(日本経済新聞出版社)など。
【書籍概要】
『挑み続けるヒント』/ 茂木 友三郎 著
定価:1,760円(税込)
発売日:2025年3月19日
ISBN:978-4-492-96113-1
体裁:四六版/並製/166頁
発行元:株式会社東洋経済新報社
東洋経済ストアサイト:https://str.toyokeizai.net/books/9784492961131/
Amazonページ:https://amzn.to/41xQzOq