兵庫県豊岡の池上十和子さんが警察署長に就任し、交通安全活動を行うよ。彼女の研究成果も神ってる！参加者にも琴の演奏があるらしい！🎹🚦
解説
池上十和子さんは兵庫県豊岡高等学校の3年生で、文部科学大臣賞を3回受賞した優秀な学生。この春、彼女は珍しい経験として豊岡警察署の一日警察署長に就任します！50分間の任期中には、交通安全・防犯キャンペーン「但馬『キチン』と作戦」に参加して、運転の大切さを呼びかける活動を行います。特に面白いのは、彼女の研究テーマであるカニの殻から生まれたバイオプラスチックに基づいたキャッチフレーズが作られているところ。🚓✨ まさに科学を活かした社会貢献！
この記事のポイント！
1. 池上十和子さんが春に一日警察署長に就任！
2. 「但馬『キチン』と作戦」で交通安全を啓発。
3. カニの殻からのバイオプラスチック研究が評価され、文部科学大臣賞を受賞。
4. 交通安全・防犯のイベントでは、琴の演奏も行われる。
5. 地元の豊岡市での活動が大々的に注目されている。
【本件のポイント】
●文部科学大臣賞を3度受賞した池上十和子さんが、豊岡警察署の一日警察署長に就任
●但馬3警察署と兵庫県警察本部交通機動隊が合同で実施する部隊および車両点検と、交通安全・防犯キャンペーン「但馬『キチン』と作戦」に参加
●交通安全・防犯キャンペーンには近畿大学附属豊岡高等学校琴部も参加して、琴を演奏
【本件の内容】
令和7年（2025年）春の交通安全運動を前に、但馬3警察署（豊岡警察署・南但馬警察署・美方警察署）と兵庫県警察本部交通機動隊が合同で、部隊及びパトカー・白バイ等車両点検と、交通安全・防犯キャンペーン「但馬『キチン』と作戦」を実施します。両イベントに本校高校3年生の池上十和子さんが豊岡警察署の一日警察署長として参加します。
池上さんは、本校在学中に地元豊岡市の名産であるカニの殻からバイオプラスチックを生成する新規微生物の探索と同定をテーマに研究を行い、その研究成果が国内外で高く評価され、「リジェネロン国際学生科学技術フェア2024（国際科学オリンピック）」で世界4位になるなどして、文部科学大臣賞を3回受賞しました。
今回の交通安全・防犯キャンペーンでは、池上さんが研究したカニの殻の主成分である「キチン」をヒントに、「運転手は『キチン』と前を見て運転しましょう」「自動車、電動キックボードも『キチン』とヘルメットを被りましょう」「横断歩道は歩行者優先『キチン』と止まりましょう」「不審な電話は『キチン』と断り、警察に相談しましょう」「SNSの投資話、ロマンスは詐欺、『キチン』と断りましょう」というキャッチフレーズを用いており、「但馬『キチン』と作戦」と命名されました。
なお、「但馬『キチン』と作戦」には本校琴部も参加し、琴の演奏でキャンペーン活動を盛り上げます。
【開催概要】
日時 ：令和7年（2025年）3月25日（火）10：30～12：00
場所 ：兵庫県豊岡警察署
（兵庫県豊岡市昭和町7-5、JR山陰本線「豊岡駅」から徒歩約20分）
コープデイズ豊岡
（兵庫県豊岡市加広町7-32、JR山陰本線「豊岡駅」から徒歩約15分）
一日警察署長：近畿大学附属豊岡高等学校3年 池上十和子さん
スケジュール：10：30～ 一日警察署長委嘱式、部隊及びパトカー・白バイ等車両点検
（兵庫県豊岡警察署にて）
11：30～ 交通安全・防犯キャンペーン（コープデイズ豊岡にて）
主催 ：兵庫県豊岡警察署、兵庫県南但馬警察署、兵庫県美方警察署、
兵庫県警察本部交通機動隊
【池上十和子さんの実績】
研究テーマ：「カニ殻からバイオプラスチックを生成する新規微生物の探索と同定」
（1） 第35回AIG高校生外交官渡米プログラム 選抜
（2） グローバルサイエンスキャンパス 令和5年度全国受講生研究発表会 文部科学大臣賞 受賞
（3） JSEC2023 第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ 文部科学大臣賞 受賞
（4） iGEM 2023 Grand Jamboree（フランス・パリ開催）
「Japan-United」として参加
グランプリ受賞、最優秀プレゼンテーション賞、最優秀教育賞、最優秀起業家賞 受賞
（5） リジェネロン国際学生科学技術フェア（Regeneron ISEF）2024
Microbiology（微生物学）部門 優秀賞4等、文部科学大臣賞 受賞
科学雑誌「Newton 2024.8月号」に記事掲載
（6） Stanford e-Japan Program 2024 Spring 選抜
（7） 「孫正義育英財団8期生」に認定
【関連リンク】
附属豊岡高等学校
https://www.kindai-toyooka.ed.jp/