✨ゼンリンミュージアムが重要文化財の認定を受け、伊能忠敬の測量図が新たな注目を浴びてる!非常に貴重な展示になるんだ。
解説
ゼンリンミュージアムは、日本の地図文化を継承するために設立された施設で、伊能忠敬の測量図がこのたび重要文化財に指定されたんです!✨この測量図は、宮崎文化庁によって承認され、2025年には一般に公開される予定です。🗺️普段は見られない貴重な資料が改めて評価される機会ですね。伊能忠敬の測量技術や背景、時代の流れについても知れるチャンスが増えるのが楽しみです。今後も定期的に更新される展示内容に注目ですよ!
この記事のポイント!
1. 伊能忠敬の測量図が重要文化財に指定
2. ゼンリンミュージアムが所蔵
3. 2025年に一般公開予定
4. 日本地図学会による調査で確認
5. 伊能図の文化的意義を伝える展示
ゼンリンミュージアム(福岡県北九州市、館長:佐藤渉)が所蔵する「伊能忠敬測量図(実測輿地図)」3鋪が、2025年3月21日(金)に文化庁が開催した文化審議会で重要文化財に指定されました。当館では初めての指定となります。
■実測輿地図について
実測輿地図は、2020年6月に当館に寄贈されたもので、蝦夷地・東日本・西日本の3鋪に分かれています。日本地図学会による調査により、伊能忠敬が製作した大日本沿海輿地全図(伊能小図)の副本(※)であることが判明しました。
※副本・・・幕府に上呈された正本に準じて製作された地図。地図を複製する際にできた針孔(はりあな)や白径(はっけい)の痕がみられる。
■展示予定
実測輿地図は、2025年4月19日(土)~5月11日(日)まで、京都府京都文化博物館の「新指定国宝・重要文化財展」にて1鋪(東日本)が一般公開される予定です。当館では、常設展示第2章に実測輿地図の複製を展示しています。
※保全のため、ゼンリンミュージアムでの原本の展示予定はございません。
■ゼンリンミュージアム館長 佐藤 渉 からのコメント
伊能小図が寄贈されて以降、日本地図学会や、徳島大学を中心とした科学的な調査を通じ、伊能忠敬の測量隊が製作した大日本沿海輿地全図の副本であることが認められ、この度、重要文化財の指定を受けました。
日本地図の変遷を展示する当館にとって、その完成形である伊能図を所蔵し、文化財指定を受けるに至ったことは大変感慨深いとともに、後世に伝える責任を感じています。今後もよりわかりやすい展示方法を検討していきたいと思います。
北九州市に本社を置く地図会社のゼンリンが手がける展示施設で、2020年6月に「地図文化の継承と振興」を目的に開館しました。常設展では、「歴史を映し出す地図の紹介」をコンセプトに、西洋製・日本製の日本地図を中心とした約120点の地図や資料を展示。それぞれの地図が作られた時代背景や作り手の思いとともに、地図の新たな魅力を発信しています。2024年12月7日(土)には、これまでのリバーウォーク北九州のオフィス棟14Fに加え、アクセスしやすい商業棟の4Fにエリアを拡張し、映像展示を視聴できるシアターを新設しました。
【シアター】
常設展示の理解を深めるためのコンセプトムービー「HARUKA 歴史を映し出す地図」の視聴スペース
【第1章】世界の中の日本
16世紀~19世紀に描かれた地図を中心に、キリスト教の布教による地図の進化と、鎖国体制が地図に与えた影響を紹介
【第2章】伊能図の出現と近代日本
多くの苦難を乗り越え、初の実測図として作られた伊能図が海外へ渡り、その後の日本に与えた影響を紹介
【第3章】名所図会・観光案内図・鳥瞰図の世界
正確さのもとに成り立つ、近代から現代にかけての様々な表現の地図を紹介
開館時間 |
10:00~17:00 |
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休館日 |
月曜日(ただし祝日の場合は翌平日) ※この他、年末年始等、臨時に休館することがございます。 |
入館料 |
一般1,000円(800円) ※通常の入館料で企画展もご覧いただけます。 ※保護者同伴の小学生以下は無料です。 ※かっこ内は8名以上の団体および障がい者とその同伴の方1名の料金です。 団体料金は前日までに予約いただいた場合にのみ適用します。 ※入館料には、パンフレットおよびチケットホルダーの代金を含みます。 |