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美奈代さんは「おニャン子クラブ」 のメンバーとして一世を風靡し、現在は芸能活動だけでなく経営者やプロデューサーとしても幅広く活躍中で、次男の矢島名月さんがK-1アマチュア大会に出場&K-1カレッジでチャンピオンを目指している。
美奈代さん自身も名月さんが所属するK-1ジム五反田でトレーニングをしており、今大会のリング上で名月さんと“親子ミット打ち”を行った。
K-1ジム五反田の尾崎圭司代表、名月さんと共にリングに上がった美奈代さんは「応援で後楽園ホールに足を運んだことはあるのですが、リングに上がるとドキドキハラハラします」と挨拶。
「私がK-1ジムに通い出したきっかけは、次男がK-1に興味を持ってアマチュアの試合に出るようになり『全身運動になるからエクササイズになるんじゃない?』と勧められたからです。バースデーライブに向けての体力作りとしてもジム通っていて、体幹も強くなったし、体力もついたと思います。ジムに通い始めて4カ月、その成果を見せたいです」と意気込みを話し、名月さんを相手にパンチ・蹴り・パンチ&蹴りの3種類のミット打ちを披露。最後はミドルキックの連打でミット打ちを締めた。
ミット打ちを終えた美奈代さんは「私もジムに通い始めて4カ月、女性のみなさんにもエクササイズ代わりにK-1ジムに通ってい頂けたらいいかなと思います」とコメント。
ミットを持った名月さんが「マスターズの試合もそうですし、父・母は偉大だなと思いました」、美奈代さんが「親子でキャッチボールをするとお互いの気持ちが伝わると言いますが、親子でミット打ちもいいかなと思います」と、それぞれ親子ミット打ちの感想を語った。
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格闘技の聖地・後楽園ホールで40歳以上限定のアマチュア大会「K-1アマチュア~THE MASTERS vol.1~」では、元プロの松田恵理也さんがMVP獲得、ベストバウトは海外選手が受賞
今大会はK-1アマチュアの新機軸としてスタートした“40歳以上限定のアマチュア大会”。会場は格闘技の聖地・後楽園ホールで、全試合ワンマッチ形式で実施。出場選手の入場式に始まり、選手希望の入場曲での個別入場、試合後の勝利者インタビューなど、プロ大会顔負けの演出が行われた。
またプロ経験者を対象にしたSクラスが設けられ、約80名の選手が後楽園のリングで熱戦を繰り広げた。
表彰式にはタレントの渡辺美奈代さんがスペシャルプレゼンターとして登壇し「素敵な試合を見させていただき、元気をいただきました」と出場選手に労いの言葉を述べた。
その美奈代さん選ぶ特別賞は西村みきさん(56歳/B.F.A-SEED)。西村さんはK-1アマチュアの常連ファイターで「まさか選んでいただけるとは思っておらず、驚いています。先日57歳になりましたが、まだまだ頑張っていきたい気持ちはありますので、これからもよろしくお願いします!」と驚きと喜びの言葉を残した。
ベストバウトにはキム・ヨンゴルさん(43歳/Fight&Fitness)とオン・ショウリンさん(40歳/TEAM TAIWAN)さんの一戦が選ばれた。ヨンゴルさんは韓国、ショウリンさんは台湾からの参戦で、それぞれ受賞の喜びと今後の目標を語った。
「私は普段学生たちに格闘技を教えています。これから学生たちと一緒にK-1の試合に参加し、いい経験を積んでいきたいです」(ヨンゴル)
「一週間前に足を怪我したのですが、K-1の試合に出たかったので頑張りました。この賞をもらえてうれしいです。台湾は格闘技が盛んで、K-1の試合に参加出来てうれしいです。また台湾から選手をつれてきて、K-1のリングで戦いたいです」(ショウリン)
そして記念すべき大会MVPには松田恵理也さん(46歳/Typhoon Club)が選ばれた。松田さんは2006年にパンクラスのネオブラッドトーナメントで優勝している元プロ選手。この日はSクラスルールで2試合を戦い、2試合ともインパクト大のKO勝利を収めた。
表彰式では男子ゴルフのマスターズ・トーナメントにちなんだグリーンジャケットが贈呈され、松田さんは「すばらしい賞をいただき、ありがとうございます。このグリーンジャケットが欲しかったのでうれしいです。これを着たまま出かけたいぐらいです」と受賞の挨拶。
松田さんは板橋区で自らのジム=Typhoon Clubを経営しており「ジムでは試合を目指している方やトレーニングされている方がいます。この方たちと幸せになりたいと思っていますし、みんなで人生を楽しみたいと思います」とこれからの抱負を語った。各賞の受賞者は以下の通り。
☆MVP
松田恵理也さん(46歳/Typhoon Club)
☆ベストバウト
キム・ヨンゴル(43歳/Fight&Fitness)VSオン・ショウリン(40歳/TEAM TAIWAN)
☆特別賞
西村みきさん(56歳/B.F.A-SEED)
またBクラス終了後には生配信の解説を務めた卜部弘嵩&功也、K-1カルロス菊田プロデューサー、Krush宮田充プロデューサーもリングに立ち、大会の感想や参加選手たちにメッセージを送った。
卜部功也
「激しい試合に感動しました。レベルも高くて、自分が40歳になってこんなに動けるのかな…と自信をなくしたくらい、すごい試合ばかりで驚きました」
卜部弘嵩
「みんないい試合で刺激をもらいました。ただKO負けした選手、パンチをもらいすぎた人はお酒は控えてください。ダメージがある人は入浴も避けたほうがいいと思います。気をつけてください。絶対飲んじゃいそうですけど、ダメージが残らないようにしてください!」
カルロス菊田
「後楽園ホールで初めて『K-1アマチュア~THE MASTERS vol.1~』を開催することになりました。とても印象的だったのが選手の方々が笑顔だったこと。試合が終わった時、勝った選手は笑顔でバックステージで家族と抱擁し、負けた選手も試合が終わったあとは悔しかったと思うのですが、家族や仲間と笑顔で試合を振り返っていました。この大会は家族がテーマかなと思いました」
宮田充
「第1試合から試合を観戦していて、私は55歳なんですけど、年齢的に近い人がいて。この大会は自分の好きな曲で入場することができるのですが、この曲懐かしいなやこの曲で入ってくるかや、プロレスラーや格闘家の曲を使う選手が多く、入場曲から楽しく試合を観戦させてもらいました」