「AIレジ・Truly」、グッドウィル創業者・折口氏が命名。ロゴも新たに制定
AIサービスの開発を行う株式会社シーエスコミュニケーション(以下、シーエスコミュニケーション)は、バーコードなしで製品を瞬時に、かつ正確に認識するAIレジを開発中です。以前より、友好関係があったグッドウィル創業者・プロ起業家として有名な折口雅博氏は、このAIレジの可能性を高く評価し、「AIレジ・Truly」と命名しました。また、折口氏が以前「ジュリアナ東京」をプロデュースした際のデザイナーと再タッグを組み、ロゴを制作し、2023年12月26日に、正式名称とともに公開しました。
「AIレジ・Truly」は、バーコードなしの製品を、人の確認を介さず、たった0.2秒(※1)で正確に認識することができるサービスです。「低コスト」「高速度」「強セキュリティ」という特長を持ち、今までAI技術の導入が難しかった、多くの中小企業で導入が可能であるため、多くの期待が寄せられています。今年10月25日から27日に幕張メッセで開催された「AI・人工知能EXPO」では、実証実験中のデモ機を初公開し、お客さまやメディアからも多くの問い合わせをいただいています。
折口氏は、本サービスについて、低コストで無人レジを実現するだけでなく、今後はその技術を応用し、美術品やブランド品の贋作を瞬時に判別するサービスの展開も期待しており、モノゴトの「真(True)」の価値を見極め、届ける意味を込めて「AIレジ・Truly」と命名しました。
※1:かかる時間については環境により変動する場合があります。
バーコードなしで0.2秒(※1)でモノを判別。低コストで導入可能なAIレジ
「AIレジ・Truly」はバーコードなしの製品を、人の確認を介さず、たった0.2秒(※1)で正確に認識するサービスです。シーエスコミュニケーション独自の「エッジネットワーク」技術とPOS(Point of sales、販売時点情報管理)システムを組み合わせることで、「バーコードなし」「低コスト」「高速度」「強セキュリティ」を兼ね備えることに成功しました。
「エッジネットワーク」技術は、利用者や端末と近い場所にAI処理装置を配置し、ネットワークの端点(エッジ)でデータ処理を行う「エッジコンピューティング」技術を採用しています。カメラやタブレットなどのデバイスに対して、「どのようなデータを、どのように判断するか」指示を出し、デバイス上でデータ処理を行い「必要なデータ」のみをクラウドに送信する技術であるため、データ送信・処理の負担が大幅に軽くなり、処理速度が早まります。
▲「エッジコンピューティング」の仕組み
また、高額な新しいAIカメラを購入することなく、一般的な市販のカメラに柔軟に指示を出す(「AI実装」する)仕組みであるため、「低コスト」「指示の柔軟性(設置後も機能の変更が可能)」を実現しました。
これまで、「無人レジ」の導入には数百万円という高額な初期費用と、年間数十万円以上の運用コストがかかっていましたが、「AIレジ・Truly」は、初期コスト・運用コスト、導入の手間などの課題をすべて解決します。今までコストや手間の問題でAI導入ができなかった中小企業や、小さな店舗でも導入ができるとして、注目を集めています。
※1:かかる時間については環境により変動する場合があります。
ジュリアナ東京、グッドウィル、コムスンを手がけた実業家・折口雅博氏が「AIレジ・Truly」に期待すること
折口雅博氏は、これまでに「ジュリアナ東京」のプロデュースやグッドウィルグループの創業など歴史に残る事業をいくつも展開し、現在は世界をまたにかけて活躍しています。1991年には企画・プロデュースしたディスコ「ジュリアナ東京」がバブル期の象徴として社会現象を生むまでの成功を収めました。その後、当時人材派遣会社最大手であったグッドウィルグループを創業し、介護サービス「コムスン」と合わせて、12年間で年商7,700億円を誇るまで事業を成長させました。現在はブロードキャピタル・パートナーズ CEOを務め、起業家インキュベーターとして後進の育成に取り組んでいます。
数々の事業をたち上げ、成功に導いてきた折口氏は、人手不足が加速度的に進む日本社会の省人化・無人化の課題を解決しうるシーエスコミュニケーションのサービス開発には大きな社会的意義があると評価し、ぜひ「AIレジ・Truly」を命名したいと、今回のご縁が生まれました。
■モノゴトの「真」の価値を見極め・届ける「AIレジ・Truly」
「AIレジ・Truly」には、モノゴトの「真(True)」の価値/姿を見極め、届けるという思いが込められています。製造技術、データ処理技術が発達し、言葉や国境を超えてモノや情報が行き交う現在、残念ながら多くの偽物や嘘が飛び交っています。特にコロナ禍を経て、フリマサイトやSNS上などネット市場では偽ブランド品の流通量が増加しました。そのため、真実のモノや情報を見極める=価値を見極める技術は重要度を増しているのです。
しかし、多くの企業にとって導入・運用コストや知識、技術の問題で偽物や嘘を見極める技術の導入は、ハードルが高いことが現状です。「AIレジ・Truly」は、それらの課題を解決し、全ての人が「真の」AI化の恩恵にあずかる環境を作り上げることを目指します。
■「True」を強く訴えるロゴ
折口氏がジュリアナ東京をプロデュースした際のデザイナーと再タッグを組み、「True」を強調したシンプルなデザインのロゴを制作しました。
●誰もが分かりやすい“シンプルさ”を追求
すべての人に「真」の価値を届けるために、誰もが分かりやすいシンプルさを追求しました。フォントも手書き風や斜めなどの大きなアレンジはあえてせず、王道のゴシック体に近い読みやすいデザインで統一し、時代に左右されない普遍性を表現しています。
●「AI」「True」を強調
「True」であることが、最も強いメッセージであるため、「Truly」の文字とそれを可能にする「AI」をフォントの色・サイズで強調しています。
●モノゴトの「シロクロをつける」ことができることを表現
モノゴトの真の価値を見極める=シロクロをつける意味を込めて、全てモノトーンでまとめています。
すべての人にAIの「真(True)」の価値を届ける
言葉や国境を超えて多くの偽ブランド品や嘘の情報が流通する現在、真実のモノや情報を見極める=価値を見極める技術が重要度を増していることは間違いありません。また多くの企業がその重要性を知りつつも導入・運用コストや知識、技術の問題で対策できていないことも確かです。
「AIレジ・Truly」は、それらのコストや技術の課題を解決するサービスです。現在は、無人レジを実現するサービスとして、正式リリース(現在は、デモ段階)に向けて開発を進めていますが、今回触れたとおり、その先もブランド品や美術品の贋作判断のサービスも展開していきたいと考えています。
シーエスコミュニケーションは、無人レジ、贋作診断など先端技術を駆使しながら、全ての人が「真の」AI化の恩恵にあずかる環境を作り続けていきます。
ブロードキャピタル・パートナーズ CEO、起業家コーチ
折口雅博氏
1961年、東京生まれ。防衛大学校理工学専攻卒業。日商岩井入社、東欧向け電子機器の輸出および現地生産を担当。同社で「ジュリアナ東京」を企画、プロデュース。1995 年、グッドウィル設立。1997 年、介護保険制度施行に先立ちコムスン展開開始。1999 年、グッドウィル・グループ店頭公開。2004 年、東証一部上場、日本経団連理事就任。05年に紺綬褒章、06年に日本赤十字社社長賞、 07年に厚生労働大臣賞を受賞。2007 年、グループ年商 7700 億円、拠点数 2500、従業員 10 万人を超える。2008 年、同社を退社し渡米。ニューヨーク最高級和食レストラン「MEGU」を国際展開、2012 年、格付け機関 AAHS から最高位の 6 スターを受賞、イグジット。2014 年、ニューヨークと東京を拠点とするコンサルティングファーム「ブロードキャピタル・パートナーズ」をスタート。現在、日本の起業家に対してコーチング、及び日米の企業に投資アドバイザリーを行っている。著書に、『起業の条件』(経済界/1997年)、『折口雅博の50の逆説』 (東洋経済新報社/2000年)、『「プロ経営者」の条件』(徳間書店/2005年)、『アイアンハート』(昭文社/2020年)がある。
【株式会社シーエスコミュニケーションとは】
社会を支えるIT・ネットワークをメインに、「技術力」「誠実さ」「向上心」を信条に二十数年にわたり築き上げてきた信用のもと、AI、IoT、クラウドなど広くDXに関わるシステムインテグレーター企業です。
ITインフラの要件定義や設計構築から現地への展開、運用保守に至るまですべてのフェーズを請け負います。また、AIなどの先進的な技術をより社会に広める「エッジコンピューティング」を、新規事業として扱っています。
●社名 :株式会社シーエスコミュニケーション
●本社 :
東京本社 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア 8F
大阪本社 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島7-1-8 WINビル 8F
●代表者 :代表取締役 牧草 亮輔
●創業 :1998年8月
●設立 :2000年1月
●事業内容:コンピュータのネットワークシステム及び通信システムの企画、設計、開発、保守、及びコンサルティング、電気工事業
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