日本重ね煮協会(鎌倉市)は、家事育児で忙しい人でも短時間で栄養豊富な食事にできる調理法「重ね煮」のアイデア料理を募る「重ね煮コンテスト2024」を開催します。
1月20日よりエントリーを受け付け、3月19日に調理と試食による本選と授賞式を行います。
重ね煮とは、野菜のあくぬきや皮剥きが不要で「食材を切って一定の順に重ねて煮るだけ」の調理法です。素材の旨みと栄養を引き出せるため砂糖や油、出汁すら使わずに美味しく作れる手軽さや、食材を丸ごと使うため生ゴミとエネルギーを削減できるといった環境配慮の特長があります。
女性の社会進出が活発化してきたことで、家事育児が負担となる人や食生活がおそろかになってしまう人も多い中、仕事や子育てが忙しい人や料理に不慣れな人でも続けられる重ね煮料理とその魅力を知ってもらうことを目的に、コンテストを実施します。コンテストの開催は、参加者がそれぞれの地元の旬な食材や日本の伝統調味料を使うことで地産地消を普及させる一助とし、自給率の向上に貢献することも目指しています。
2回目となる本年度は、新たに3部門(スープ・煮物・バラエティ)を設け、ウェブ投票と会場での試食投票により各部門の最もおいしい重ね煮料理を選びます。
【コンテストの流れ、実施日程】
1.重ね煮作品エントリー 1月20日(土)〜1月31日(水)
ウェブ上で作品応募
2.予選 2月5日(月)〜16(金)
誰でも参加可能なウェブ投票
3.本選 3月19日(火)
会場での調理・試食審査(審査員は協会会員ら)による投票
4.授賞式 3月19日(火)
各部門の最高金賞(1名)、金賞(1名)の作品の発表、表彰
場所:NANBUBASE (神奈川県横浜市金沢区鳥浜町1−1 ブランチ横浜南部市場)
【日本重ね煮協会について】
一般社団法人日本重ね煮協会(2023年設立、鎌倉市)は、「日本中の台所を『家庭の薬箱』に」をモットーに、自分と家族の健康を支える食事の知恵と知識を身につける「重ね煮アカデミー®︎」を主宰しています。2023年7月、「かながわSDGsパートナー」に登録されました。
代表理事・田島はこれまで、「子どもの野菜嫌いを治したい」「アレルギー体質に悩んでいる」「野菜料理のレパートリーを増やしたい」といった悩みのある子育てママ2000名に指導。2019、2021年、世界文化社より書籍を出版(9刷30,000部)。重ね煮の知恵とレシピを届けるメールマガジン登録者数は7000人。家庭の「食」を通じて女性が活躍し、家庭から広がる調和のとれた社会づくりを目指して活動しています。
関連URL : https://megu-kasaneni.com