会見には、K-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサーに加え、金子晃大、軍司泰斗、レオナ・ぺタス、玖村将史の日本人4選手が登壇。対抗戦のメンバーは決まっていないものの、3月の代々木大会への出場候補選手として並んだ。
RISEとの対抗戦についてKrushの宮田充プロデューサーは「RISEさんとの対抗戦は昨年3対3マッチを組んできましたが、今回は5対5マッチになります。対抗戦に出てくる選手は、K-1に出てくる以上、全員が世界標準だと思っています。勇敢なファイター、完璧に叩き潰せる5人を選びたい」と自信を持って送り出すという。
また、4名の選手は対抗戦か、もしくはスーパーファイトのいずれかに出場する予定だ。
会見に登壇した金子は「今年の意気込みはTHE MATHCで負けてやってきたこと、新しいトレーナーとやってきたことと、昨年は仮免許に合格ということで、今年は僕の中で本命の試験、やってきたことの証明だと思っています」と語り、戦いたい選手として「鈴木選手で」とTHE MATHCで負けたRISEの鈴木真彦との対戦を表明した。
玖村は「前回、9月の試合(金子晃大戦)が終わってから、12月大阪、1月といいオファーもらってしまったんですが、流れてしまいました。その中でも練習してきたんで、3月にまた強くなった姿を見せたいと思いますので楽しみにしていてください」と意気込んだ。
軍司は「僕がずっと言っていたフェザー級を統一ということで、今回そういう機会があるのかなと思っているんで、それが今年の目標。その統一ができればいいなと思っています」とコメント。
最後にレオナは、「昨年12月に負けて(レミー・パラ戦)。でもベルトがあるんで、まだ生きている感じ。5対5でも、タイトル防衛戦、どちらでもいいです。タイミング的には5対5に行きたい。その後にベルトをかけて戦いたい」とアピールした。
対抗戦で対戦したい選手については、金子が鈴木真彦を指名したことに続き、玖村は「僕は対抗戦には興味がないです。前回、55kgはK-1が最強だという証明したので。仮にK-1の選手が負けたら、僕がまた証明できればいいなと思います。海外の選手と戦って勝ち進み、(金子と)4度目の対決をしたい」と語った。
軍司は「僕はいろいろな選手に名前を出してもらっていて、その中でもメリットのある選手はRISEチャンピオンの門口(佳祐)だと思っているので、できるか分からないけどお互いのベルトをかけてやれればいいなと思っています」とダブルタイトルマッチをアピールした。
レオナは「僕もRISEの常陸(飛雄馬)選手とか、シュートボクシングの笠原(友希)選手に名前をあげてもらっているんですけど、正直興味なくて、チャンヒョン・リーとやりたいなと。向こうは負けたし(チャンヒョンは大雅に判定負け)、僕も負けたので、ちょうどいいかなと。持っているな、流れを持ってきたなと思います」とチャンヒョン・リーの名前をあげた。
なお、軍司からダブルタイトル戦の提案があったが宮田プロデューサーは「ここでは決められないです。チャンピオンの防衛戦があると思うので、RISEの伊藤代表と話し合います」と一時預かりとなった。軍司は「誰もできないことをしたい。それができれば史上初となりますし、これが本当の統一戦だと思う」と訴えた。
仰天のプランを提案した軍司は、RISE王者の門口との対戦実現も含めて、どんな顛末になるのか興味は尽きない。
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K-1創始者の石井和義(正道会館館長)氏がアドバイザーに就任
石井館長は、1993年にK-1を創設し、空手、キックボクシングなどの世界のヘビー級ファイターを一堂に集め、一日で世界最強を決めるワンデイトーナメントを開催し、世界中に広めてきた。ヘビー級だけではなく、体重70kgの「K-1 WORLD MAX」のカテゴリーを新設し、魔裟斗、ブアカーオ、アンディ・サワー、小比類巻貴之、佐藤嘉洋など次々とスター選手へ押し上げて、一時代を築くことに成功した。
今回、石井館長がアドバイザーに就任したことで、さらにK-1がグローバルに展開される期待が高まっている。
カルロスプロデューサーは「石井館長からは、先日、素晴らしいコンテンツを作り上げるためのアドバイスをいただき、過去のいろいろなお話をお聞きました」とすでにアドバイスを受けているという。
石井館長は「K-1を30年前に立ち上げ、辞めたのが2002年。それから20年くらいは経っているんですけどアドバイザーをお願いされまして、また世界のK-1に戻ってほしいという思いからお受けさせていただきました」と就任した経緯を語った。
そして、「この10年間は、K-1の商標がまとまっていなかったので集めるのが大変だったかと思います。やっと30年前と同じ状況になってきているので、発信できるようになった。K-1元年、勝負していけると僕は思っています」と石井館長は続けた。
また石井館長は「ONEやGLORYなど、世界にはとても素晴らしく強いチャンピオンたちがいて僕もリスペクトしていますが、格闘技がファンが知っていても世間的に知らない人が多いと思います。昔のK-1のように、ワクワクする時代に戻したい。最初に開催したK-1で、誰がブランコ・シカティックの優勝を予想していたのか。K-1は、新しいK-1の世界を作ればいいと思います」と熱弁をふるった。
石井館長は、K-1のブランド価値をさらに高めることやK-1ファイターのステータスの上げ方など、可能な限りアドバイスをしていくという。
K-1がReBIRTH(再起動)するために、K-1創始者の石井館長という強力な助っ人が加わることとなった。
参考情報:
伝説のK-1MAXが14年ぶりに復活!16名参加の70kg世界トーナメント開催 【3.20「K-1 WORLD MAX」】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000259.000030100.html
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2024年3月20日(水・祝)K-1 WORLD MAX 大会情報
日程:2024年03月20日(水)
会場:国立代々木競技場第一体育館
主催・後援:
ー主催・著作 K-1実行委員会
ー企画・制作 ㈱M-1スポーツメディア
ー運営 ㈱グッドルーザー
チケット料金;
◆K-1.CLUB先行発売
1月13日(土)PM12:00〜1月26日(金)23:59
「K-1.CLUB」(https://fan.pia.jp/K-1/)にて有料会員先行発売
◆K-1.CLUB先行発売
1月27日(土)PM12:00より「K-1.CLUB」にて一般発売予定
【「K-1.CLUB」有料会員先行限定席種】
・ロイヤルシート≪特典付き≫(花道側) 100,000円 (当日100,500円)
・アリーナSRS(花道側) 60,000円 (当日60,500円)
・アリーナRS(花道側) 35,000円 (当日35,500円)
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ロイヤルシート≪特典付≫ 100,000円 (当日100,500円)
アリーナSRS席 60,000円 (当日60,500円)
アリーナRS席 35,000円 (当日35,500円)
アリーナS席 18,000円 (当日18,500円)
スタンドS席 18,000円 (当日18,500円)
アリーナA席 10,000円 (当日10,500円)
スタンドA席 10,000円 (当日10,500円)
スタンドB席 7,000円 (当日7,500円)
※消費税込み/全席指定/小学生からチケットが必要となります。
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