岩絵の具と墨を用いた青木氏独特の作画は、全国にファンを持つ。
色とりどりの花々や果実はそのモチーフを実際に目で見て制作。
花器は、骨董品や本人による手作りのものなどを表現。
今展では 直筆の水墨岩彩画はもちろん、インテリアとしても飾りやすい美しい花々を
ジクレー版画も多数展示販売致します。
※ジクレーはデジタル・リトグラフとも言われ、最新のコンピュータ技術を用いた版画技法です。原画の画像をデジタルに変換し、スクリーンを使用せずダイレクトにインクを版画紙やキャンバスに吹き付けます。ジクレーとはフランス語で「インクの吹き付け」を意味します。顔料系インク(約200年の耐光性)や、高級ドイツ製版画用紙を使用することによって、より原画の再現性に優れた仕上がりを得られます。色彩の発色が美しく、鮮やかな表現を持つ高品質の版画です。
【特徴】
・高級ドイツ製版画用紙(ジャーマン・エッチング)を使用し、風合いのある仕上がり。
・顔料系インクを使用し、約200年の耐光性を実現。
・色彩の発色がよく、原画の筆致を忠実に実現することが可能。
会期中は水彩岩彩画(原画)をお買い上げのお客様に作家直筆色紙を進呈いたします。
※予告なく変更・終了する可能性がございますので予めご了承ください。
青木乃里子 profile
1949年静岡県清水市(現静岡県清水区)に生まれる。
5歳より習字をはじめる。
1968年
「書」の勉強を目的として、大東文化大学日本文学科入学。安藤揚石に師事し、南画を始める。南画の本質である「気韻生動」を会得するため、中国の古典や日本の伝統文化を学ぶ。 日本自由画壇自由画壇賞を受賞(1976年)。書壇院南画部特選数回、日本南画院特選数回。学生時代、中川一政の講演記録「書について」を読み感銘を受ける。以後、一政の作品・書籍に没頭し、創作に対する姿勢に大きく影響を受ける。墨絵の新しい形を模索している時期に、ルオーの「ミゼレーレ」に出会い、衝撃を受け画風が大きく変化する。
1978年
古い体質の束縛から離れ、自由に描くことを実現するため、所属していた全ての会を退く。以降、独学で描いた作品を発表。
1979年
故郷清水市にて初個展。地元を中心に毎年作品を発表。この時代は「墨」だけを用いて描く。
1989年
墨だけの表現に限界を感じていたとき、梅原龍三郎の豊かな色使いと自由な筆致に魅せられ、初めて色彩で表現した作品の個展を開く。以降、毎年各地で個展開催。
その後、花をモチーフにした作品を主に描きながら、李朝の民画や 大津絵などの名も無き人々の描いた素朴な絵を研究し、既成の概念に 囚われない描き方を目指して創作活動を続ける。
■取材等の問合せ先■
主催:株式会社アートプリントジャパン
Instagram:@apj_exhibitions
展示会情報:https://apj-exhibition.blogspot.com/2023/07/blog-post_95.html
〒177-8503
東京都練馬区谷原2-1-26
TEL:03-5923-1362(土日休)
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